一方、将来の成長戦略として、高い治療目標を達成するために強化型細胞治療「デザイナー細胞」の具体的な進捗として、2021年9月8日にナノキャリア株式会社と共同研究契約を締結、さらには同12月6日には株式会社バイオミメティクスシンパシーズと疾患指向性のあるSHEDを取得可能とする新規培養法の開発に係る委託開発契約をそれぞれ締結し、開発活動を本格化させております。また、再生医療分野での事業を進展させていくための重要なステップとして、SHEDを再生医療等製品として製品化するための基となるマスターセルバンク(MCB)開発について、SHED製造の原料となる乳歯を提供頂くための体制構築のため「ChiVo Net 未来医療子どもボランティアネットワーク」、東京大学医学部附属病院、昭和大学歯科病院、それぞれとの連携を進めてまいりました。今般、その準備が整ったことから㈱ニコン・セル・イノベーションのGMP/GCTP対応製造施設において、マスターセルバンクの製造を開始いたしました。これにより当社における再生医療等製品の研究・開発活動を加速すると共に、アカデミアや企業との連携による研究・開発パイプラインの強化を進めてまいります。さらには2022年1月19日には、株式会社メトセラとの再生医療事業に関する業務提携契約を締結し、再生医療等製品の開発に必要な経営資源、知見、技術等を相互提供し、双方のパイプラインの開発の加速化を図るべく協働活動を開始いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,383,239千円(前年同四半期比91.9%増)、営業損失は432,958千円(前年同四半期は営業損失647,405千円)、経常損失は460,046千円(前年同四半期は経常損失660,977千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は94,401千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失670,897千円)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当第3四半期連結累計期間における業績への影響はありませんでした。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
2022/02/14 15:26