バイオ医薬品受託製造(Biopharmaceutical Contract Manufacturing Organization)事業においては、国立感染症研究所より受託しておりました業務が完了、またその他企業より、複数の新規案件を受託し業務を推進しております。加えて、平成26年12月に、PSC及び株式会社IHIと締結した、PSCが米国で販売している季節性組換えインフルエンザHAワクチンFlublok®の原薬を当社子会社株式会社UNIGEN岐阜工場(以下、「岐阜工場」といいます。)より供給することの可能性検討に関する基本合意に基づき、PSCにおいて岐阜工場提供の資料によるFlublok®原薬製造工程のギャップ分析等の検討を行っており、本検討作業を基に、PSCでは、FDAに対する岐阜工場の製造所承認申請に向けた準備を進めております。製造所承認申請に向けた準備とは別に、PSC、岐阜工場双方で立ち上げたプロジェクトチームにて、実際の輸出を想定した具体的な実務面での課題抽出、解決策検討等を行っております。正式基本合意に向けては、上記の準備作業による合意事項に加え、経済条件に影響を与える具体的な生産計画及びロジスティクスに関する各種シミュレーションを行っており、これらを基にPSCと合意内容に関する協議を進めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、70,742千円(前年同期は1,094,456千円)となりました。一方、UMN-0502審査対応、提携先との各開発パイプラインの研究開発に係る費用に加えて、岐阜工場での商用生産開始が1年後ろ倒しになったことに伴い、2015年-16年シーズン向け製品売上に対応する製造原価に反映すべく計上しておりました仕掛品を一括費用化したこと等により、営業損失は、2,959,845千円(前年同期は2,978,412千円の営業損失)、経常損失は、3,075,559千円(前年同期は3,226,859千円の経常損失)、四半期純損失は、3,074,842千円(前年同期は2,937,310千円の四半期純損失)となりました。
なお、当社グループは、医療用医薬品の研究開発及びこれに関連する事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績に関する記載を省略しております。
2015/11/13 16:00