臨時報告書

【提出】
2021/11/16 15:20
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が生じたため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

1.当該事象の発生年月日
2021年11月12日
2.当該事象の内容
(1) 業績の拡大
最近の業績動向等を踏まえ、通期の業績予想を精査した結果、2021年2月12日に公表した数値を修正しました。
売上高は、期初予想に比べ13.7%増の見通しとなりました。これは、クロスバウンド事業の越境ECプラットフォームの新サービスが想定を上回る大きな伸びとなったことが主要因です。
一方、2021年12月期第2四半期決算短信に記載しましたとおり、DaaS事業において第2四半期会計期間にSNSデータアクセス権の1つが契約更新をしなかったことにより売上の減少が見込まれましたが、クロスバウンド事業の当サービスが、DaaS事業の減少分をカバーする以上に大きく伸長する見込みとなり、期初予想を上回る見通しとなりました。
損益については、営業利益は期初予想に比べ51.1%増の見通しとなりました。これは主には、売上の増加による増益効果に加え、販管費を期初予想に比べ抑制することができる見込となったためです。また上記に加え、第3四半期会計期間において、金融収益に投資有価証券評価益が大きく計上されたことにより、税引前利益は期初予想に比べ251.0%増、また当期利益は226.6%増となる見通しとなりました。
この投資有価証券の評価益は、中長期的な事業の種まきのために、ブロックチェーン分野における世界規模の動向調査と人脈構築を目的としてブロックチェーンスタートアップに投資するファンドに出資しており、このファンドの資産価値が増加したことによるものです。資産価値の評価に関しては、変動リスクを考慮し、適切な安全率をかけて評価しております。
なお、投資有価証券の評価損益については、第3四半期累計期間に計上した実績のみで見込を算出しており、第4四半期会計期間における評価損益は織り込んでおりません。
(2) 投資有価証券評価益の計上
当社は、2021年12月期第3四半期累計期間において、当社が保有する投資有価証券について再評価した結果、実質価額が増加していることが判明したため、投資有価証券評価499百万円をIFRS における「金融収益」として計上することといたしました。この投資有価証券の詳細については、上記(1)業績の拡大をご参照ください。
3.当該事象の損益に与える影響額
2021年12月期通期連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
売上高営業利益税引前利益当期利益親会社の所有者に帰属する当期利益基本的1株当たり当期利益
百万円百万円百万円百万円百万円円 銭
前回発表予想(A)5,36614722418116710.89
今回修正予想(B)6,09922278759356636.49
増減額(B-A)73375563412399-
増減率(%)13.751.1251.0226.6237.9-
(ご参考)前期実績
(2020年12月期)
4,385△25△84△51181.21

(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいております。実際の業績は、様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
以 上