当第3四半期連結累計期間(以下、「当累計期間」という。)の中小型ディスプレイ市場では、世界的に人気の高いApple Inc.のスマートフォン「iPhone」の新機種が9月に発売されたほか、中国をはじめとする世界のスマートフォンメーカーから5型超の大型でFull-HD(1080×1920画素)以上の高精細ディスプレイを搭載したモデルが発表され、当社が得意とする高精細なLTPS(低温ポリシリコン)ディスプレイのニーズが高まりました。
当社グループにおいては、欧米地域の大口顧客向けのスマートフォン用ディスプレイ販売が好調に推移したことに加え、中国・アジア顧客向けの販売も拡大したことから、当累計期間の売上高は前年同期を大きく上回りました。
また、当社グループでは、第2四半期会計期間より新経営体制の下、「損益分岐点の引下げ」、「キャッシュ・フロー健全化」、「意識改革」を中心とした経営改革に積極的に取り組んでおり、歩留りの改善や原価の低減、組織改定を通じた損益意識の一層の強化・醸成などの施策により市場変動の大きい中小型ディスプレイ業界において、急激な売上高の変動に左右されにくい企業体質の構築を目指しています。この方針に則り、当累計期間においては、変動費・固定費の削減に向けた改革を実行すると共に中国事業開発センターの開設や売掛債権回収の短期化など、今後の収益及びキャッシュ・フローの改善につながる施策を実施しました。
2016/02/09 15:51