「情報プラットフォーム」事業については、ロシアのウクライナ侵攻による欧州地域での自動車生産減少に加え、3月末から始まった上海のロックダウンにより、サプライチェーン(物流網)や生産活動の一部に混乱を招き、多くの自動車メーカーが部品調達難を理由に、中国国内外工場の停止や減産などをしたため、弊社の事業活動にも影響が出ました。弊社上海事務所も2ヶ月間の閉鎖を余儀なくされ新規契約決裁プロセスの遅延等が発生するなど、著しく営業に支障をきたしました。このような環境下、1月のオートモーティブワールド、5月の人とくるまのテクノロジー展に出展し、お客様に対面でアピールする機会を得て、新規顧客の拡大継続に努めました。コンテンツ面においても、欧州各国で開催される技術展示会の取材を拡充し、EV搭載部品の開発動向やスタートアップ企業の紹介など、自動車業界の変革期を捉える情報をいち早くコンテンツに掲載しました。4月にはEV化の動きが活発な2輪車の販売台数情報を増強し、7ヶ国を追加掲載するなどユーザー要望を反映したコンテンツの充実に努めました。平行して、DXを活用した無料登録者の増加策も進めました。5月には無料会員登録画面を全面的に変更したほか、6月には新たなランディングページを作成し、インターネットで弊社を検索された方々が、より早く、より簡単に会員登録できるようにしました。これらの結果、契約社数は前連結会計年度末から216社増加(前年同期337社増加)の4,424社となりました。
ベンチマーキング関連事業については、車両・部品調達代行サービスにおいて、EV車両本体や電動車両関連部品の売上が伸長、顧客リピート率も堅調に推移し、売上高、セグメント利益ともに前年同期を上回る結果となりました。また分解データ販売においては、モーター、インバーター関連レポートに加え、HMI(Human Machine Interface)技術などの当社内製レポートも売上を牽引しました。コンサルティング事業については、EVの技術動向調査やコスト分析調査が堅調に推移しましたが、売上高は前年同期比微増となり、一時的な外注費の負担の増加から、セグメント利益は前年同期比で微減しました。プロモーション広告事業(LINES)については、昨年から引き続いて、広告代理店などが、オンラインセミナーの集客ツールで利用するケースが増え、売上高、セグメント利益ともに前年同期を大幅に上回りました。LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業については、EV車の予測データへの引き合いが旺盛で既存顧客の約9割が契約を更新したことや、円安効果もあり前年同期を大きく上回る結果となりました。人材紹介事業については、成約件数も増え、売上高は前年同期を上回りましたが、人員増加などのコスト負担から、セグメント利益は前年同期比微増となりました。自動車ファンド事業については、2月に第1号投資案件を実行したほか、次に続く投資案件の検討・発掘を進めました。この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は売上高2,066百万円(前年同期比21.8%増加)、営業利益は、777百万円(前年同期比35.1%増加)、経常利益は、為替差益11百万円、持分法による投資損失10百万円を計上したことなどから785百万円(前年同期比34.8%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、547百万円(前年同期比39.3%増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。
2022/08/04 15:59