このような環境のなか、当社は、パーソナライズ・エンジン「デクワス」をコアとする各サービスや、デジタルナレッジマネジメントサービス(以下、「DKMサービス」と言う。)を提供し、顧客企業のマーケティング活動支援に積極的に取り組んでおります。また、パーソナライズ・アドサービスの競争力向上及び業容拡大のため、当社は2020年3月にデクワス株式会社の株式を90%取得し、同社を子会社といたしました。同社は、DSP事業等を展開しており、当社のデータ解析技術を投入することで、さらに効果の高いソリューションを提供することを目指しております。当社は今後もグループの強みを活かした事業を展開してまいります。
既存サービスに関しましては、当第1四半期については新型コロナウイルス感染症拡大の影響がありました。特に今後の注力領域として事業取得したデクワス株式会社においては、旅行や人材業界領域で広告案件の出稿停止が発生したため、一時的に売上が大きく減少し、事業取得時の想定を下回る業績となりました。売上高は回復基調ではありますが、当四半期は新会社へのシステム移行費用がピークを迎え、収益を圧迫いたしました。今後は移行の進展と共にコスト負担が減少し、利益の拡大を見込んでおります。このように、当第1四半期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による売上の減少と新会社設立に伴うコストが極大化したことから営業損失が拡大しておりますが、この分野は当社グループの技術的な強みを活かせる領域であることから今後も研究開発を進めてまいります。
新規サービスとして前々期より取り組みを始めたDKMサービスはこれまでに、飲食、アパレル、教育、金融、エンターテイメント、医療、美容、小売等ほとんどすべての業界に実績を積み上げることができました。その結果、DKMサービスは順調に収益を拡大し、売上高で業績向上に大きく寄与しました。今後もウィズコロナ/ポストコロナ時代を見据え、カスタマーエクスペリエンスの向上を目指した事業戦略を推進してまいります。
2020/11/13 16:00