当第3四半期連結累計期間(2023年2月1日~2023年10月31日)におけるわが国経済は、消費者の購買行動がコロナ禍以前の状態に戻りつつあり、インバウンド需要の回復、雇用・所得環境に改善の動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、世界的な金融引き締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念などの海外経済の減速、物価上昇による家計や企業への影響など、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、個人を中心とした少人数での利用だけではなく、大人数を集客するイベント企画やコンペ等の団体客の予約も回復傾向となりました。しかしながら記録的な猛暑の影響等もあり、ゴルフ場利用者数の前年同月比は7月0.6%増、8月4.5%減、9月1.9%増と推移しました。また、ゴルフ場売上高の前年同月比は7月5.1%増、8月1.9%増、9月7.8%増と堅調な結果となり、原材料費の高騰等を背景としたプレー単価の高止まりは以前続いております(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)。また、引き続き世界的な資源価格の高騰と円安による物価上昇は個人の消費意欲を減退させる要因となっており、ゴルフ用品販売については低調となりました。
トラベル事業を取り巻く環境におきましては、訪日外客数は8月が2,157千人(2019年同月比14.4%減)、9月が2,184千人(2019年同月比3.9%減)、10月が2,516千人(2019年同月比0.8%増)と新型コロナウィルス感染症の感染拡大後、10月が初めて2019年同月を越えました。特に欧米を中心とした各国からの観光客が大幅に増加しており、今後のインバウンド需要に期待が持てる傾向となっております。一方、出国日本人数は8月が1,200千人(2019年同月比43.1%減)、9月が1,004千人(2019年同月比42.6%減)、10月が937千人(2019年同月比43.6%減)となっており、アウトバウンドの回復には更に時間を要するものと考えられます(日本政府観光局「JNTO」)。
2023/12/14 16:21