このような環境のもと、SPEEDA事業では新規獲得ID数の順調な積み上げによりMRR(Monthly Recurring Revenueの略称。継続課金による月次収益で、初期費用等の一時的な売上は含まない)が拡大しました。NewsPicks事業では第2四半期連結累計期間にかけて新型コロナウイルス関連の良質なコンテンツをスピーディーに、かつ多数配信したことで、有料課金ユーザー数が大幅に増加しMRRも大幅に拡大しました。その反動から当第3四半期連結会計期間においては、新規有料会員の獲得ペースは鈍化した一方で、コロナ下における良質なメディアコンテンツの発信により、媒体としてのプレゼンスをさらに高めたことから広告売上は前年同期比で28.8%増加しました。
Quartz事業においては、2020年5月14日に広告事業を中心としたリストラクチャリングの実行を決定し、当第3四半期連結会計期間において販売費及び一般管理費は前年同期比で圧縮されました。有料課金ビジネスは順調に推移しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響による広告売上の大幅な減少から、EBITDAはマイナスとなっています。また、営業損失については、EBITDAのマイナス要因に加え、Quartz社の買収に伴い発生したのれんの償却費等が影響しています。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,938百万円(前年同期比17.3%増加)、EBITDAは395百万円(前年同期は△832百万円)、営業損失は309百万円(前年同期は営業損失1,436百万円)、経常損失は488百万円(前年同期は経常損失1,558百万円)となりました。なお、株式会社ミーミルを連結子会社化したことに伴う段階取得に係る差益104百万円を計上した一方、Quartz社の構造改革に係る費用282百万円を計上したこと、Quartz事業ののれん等の減損損失7,827百万円を計上したこと及び法人税等を△2,367百万円計上したこと(注)等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は6,063百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,571百万円)となりました。
2020/11/12 15:01