訂正有価証券届出書(新規公開時)
有報資料
文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。
(1)経営方針
当社は、経営理念として「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、潤いのある豊かな社会を創る。」を掲げております。経営理念の実現に向けて、当社ではお客さまの様々なニーズに対応できるよう、多様な商品・サービスを提供し、企業価値の中長期的増大を図ってまいります。
(2)経営戦略等
①販売チャネルの更なる拡大
当社は、ペットショップチャネルを主力の販売チャネルとして位置付けてまいりました。更なる収益拡大のため、新たな代理店の開拓の他、既存代理店との関係強化のため、新商品の投入や、ITの活用による業務支援にも取り組んでまいります。
また当社は、ペットショップチャネルの他に、インターネットでの販売を他社に先がけて注力してまいりました。今後も、インターネットチャネルに注力するとともに、対面代理店や猫の主要な入手経路となっている譲渡マーケットなどの開拓も進めていき、チャネルの複線化を進めてまいります。
さらに、アウトバウンドコール(注1)等のCRM(注2)の活用によるお客さま接点強化により、新契約拡大の他に、継続率向上にも取り組み、保有契約拡大を図ってまいります。
(注)1.アウトバウンドコールとは、当社コールセンターから契約者や見込顧客に電話をかけることをいいます。
2.CRM(Customer Relationship Management;顧客情報管理)は、顧客情報を管理することにより、顧客との関係を深め、継続的に収益を獲得する経営手法のことをいいます。
②強固な事務基盤の構築
当社は、継続的に保有契約件数が増加しております。これに伴い、支払査定や契約管理等の事務手続きが増大することから、IT化の推進による事務処理の自動化を積極的に推進してまいります。
また、保険金支払態勢の強化や、事務フローの確立等による事務の適正化、効率化を併せて実施し、強固な事務基盤を構築してまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、持続的な成長に向けて、成長を表す指標である「経常収益」と、事業の成果を示す「経常利益(未経過保険料方式)」を重要な指標として位置付けております。
(4)経営環境等
わが国経済は、海外経済の成長の下での輸出の持ち直し、好調な企業収益などに支えられた設備投資の緩やかな増加、雇用・所得水準の着実な改善を背景とした個人消費の底堅い推移などにより回復基調を継続しております。
ペット業界においては、矢野経済研究所が平成29年3月に発表した「ペットビジネスマーケティング総覧 2017年版」によると、平成27年度ペット関連総市場規模は小売金額ベースで前年度比1.5%増の1兆4,720億円で推移し、平成28年度は前年度比1.1%増の1兆4,889億円と予想されております。今後も、人口減少や少子高齢化の進行により飼育頭数の大幅な増加は見込みにくいものの、高付加価値製品・サービスの拡大が進むことで、ペット関連総市場は横這いから微増にて推移していくものと予測されております。
(5)対処すべき課題
①保険会社としての保険引受態勢の向上
損害保険会社は、高い社会性・公共性を有しており、経営の健全性・安定性が強く求められております。当社は、それらを確保すべく、保険募集の適切性を確保するための保険募集管理態勢の強化、適切な保険金等の支払や請求勧奨の実施等の顧客目線にたった保険金等支払管理態勢の強化、当社に届けられる顧客の声の業務改善やサービス向上への活用、システム障害や事務ミスに繋がるシステムリスクへの対応、反社会的勢力との関係遮断に対する取組み強化、保険業法をはじめとする関連法令遵守態勢の強化等に全社で取り組み、保険引受態勢を強化してまいります。
②顧客の利便性向上
当社は顧客の利便性向上のため、コンタクトセンターの拡充、顧客専用マイページの機能拡大、動物病院へのレセプター(動物病院が利用する顧客・会計管理のソフトウェア)導入推進、クラブアイペット(当社加盟店による顧客向けの優待・情報サービス)のコンテンツ拡充等を実施しております。他にも多彩なサービスを提供し、顧客とそのご家族にペットとの幸せな生活を送るためのアイデアと楽しみの提供に取り組んでおります。
③「ハートのペット保険」のブランディングおよび認知度の向上
ペット保険業界はまだ発展途上にあり、保険商品自体もより広く認知されることが必要であると認識しております。そのような中、当社のロゴマークはハートをモチーフとし、多くの方々に親近感の持てる工夫をしております。ハートは「飼い主さまのペットに対する愛情」を表現し、飼い主さまとペットのハートフルな関係、ふれあいをイメージしております。ハートを見たらアイペットとペットの姿を思い浮かべて頂けるよう、TVCMや多彩なWEBコンテンツを展開し、各種ワークショップの開催やペットイベントの出展を行うことで、より多くの顧客へ認知度を高めてまいります。また、2017年10月より乃木坂46を当社イメージキャラクターとして起用し、様々なメディアを用いて認知度向上を図っております。
④人員体制、人材教育の強化
当社の顧客主義や収益拡大を実現する組織になるためには、当社従業員の能力の維持・向上、人材の多様性の確保が必要であると考えております。そのため、各分野に秀でた人材の確保はもちろんですが、教育研修制度の整備、人事評価制度の高度化等を積極的に推進し、当社従業員の能力の底上げを図るとともに、多様な人材の確保に努めてまいります。
⑤ERM経営の基盤整備
当社は、リスク・リターン・資本のバランスを勘案したERM(注1)経営に向けた基盤整備を進め、リスク選好の枠組み及びORSA(注2)を活用したERMサイクルの構築による経営管理を行うことで、リスク管理プロセスの着実な実行(PDCAサイクルを有効に機能)等、リスク管理態勢を整備し、より強固な財務基盤を確保する態勢を構築してまいります。
(注)1.ERM(Enterprise Risk Management;統合的リスク管理)は、保険会社が直面するリスクに関して、保険会社の自己資本等と比較・対照し、事業全体でリスクをコントロールする、自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。
2.ORSA(Own Risk and Solvency Assessment;リスクとソルベンシーの自己評価)は、保険会社・グループが現在及び将来のリスクと資本等を比較し、資本等の十分性の評価を自らが行うとともに、リスクテイク戦略等の妥当性を総合的に検証するプロセスをいいます。
⑥システム強化
当社は、継続的に保有契約件数が増加しております。これに伴い、支払査定や契約管理等の事務手続きが増大することから、事務処理の自動化を積極的に推進してまいります。また、システムの拡張性を確保することにより、計画的に機能を展開し、リーン(注)オペレーションの実現と事務コストの抑制に努めてまいります。
新基幹システムでは分散しているデータベースを一元化するためのベース作りや事務現場における事務作業の廃止を通して、お客さまの満足低下につながる事務ミス等の発生頻度を低減し、顧客サービスの向上を実現してまいります。また、新契約処理におけるタブレット導入の推進や、保険金請求におけるオンライン請求及び自動査定の導入などにより、業務の効率化を図っております。
(注)リーンは、無駄が無いことをいいます。
⑦資産運用の拡大
当社は、損害保険業を営んでおり、資産運用は本業の一種であります。しかし、その運用資金は顧客から保険料として収受した資金であるため、資産の安全性及び流動性に留意し、財務の健全性を維持した上で、さらに収益性の向上を目指してまいります。
⑧CRMの推進
当社は、新契約拡大、継続率の向上へ向けて、CRMを強化してまいります。そのために、基幹システム等の社内システムや資料請求時の情報、各種イベント実施等などにより、既加入者、未加入者問わず、ペットオーナーの情報を収集し、セグメントに応じて、効率的な施策を実施してまいります。
⑨代理店の管理
当社は、ペットショップ代理店を通じた契約獲得が重要な販売経路となっております。そのため、ペットショップ代理店における販売頭数の減少や代理店契約の解除等が無いよう、代理店とのコミュニケーションを強化し、適時に対策を講じてまいります。また、不祥事や顧客への不利益が発生し、当社のレピュテーションが低下することの無いよう、保険代理店の適切な管理に努めてまいります。
⑩他企業との連携
ペット産業の発展には、ペット業界関係者やペット関連企業との連携が不可欠であると認識しております。このためには、既に協力関係にある企業との連携強化はもとより、自社メディアやクラブアイペットを通して多様な企業と関係を構築していくことが当社の経営理念の実現にとって重要であると考えております。
(1)経営方針
当社は、経営理念として「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、潤いのある豊かな社会を創る。」を掲げております。経営理念の実現に向けて、当社ではお客さまの様々なニーズに対応できるよう、多様な商品・サービスを提供し、企業価値の中長期的増大を図ってまいります。
(2)経営戦略等
①販売チャネルの更なる拡大
当社は、ペットショップチャネルを主力の販売チャネルとして位置付けてまいりました。更なる収益拡大のため、新たな代理店の開拓の他、既存代理店との関係強化のため、新商品の投入や、ITの活用による業務支援にも取り組んでまいります。
また当社は、ペットショップチャネルの他に、インターネットでの販売を他社に先がけて注力してまいりました。今後も、インターネットチャネルに注力するとともに、対面代理店や猫の主要な入手経路となっている譲渡マーケットなどの開拓も進めていき、チャネルの複線化を進めてまいります。
さらに、アウトバウンドコール(注1)等のCRM(注2)の活用によるお客さま接点強化により、新契約拡大の他に、継続率向上にも取り組み、保有契約拡大を図ってまいります。
(注)1.アウトバウンドコールとは、当社コールセンターから契約者や見込顧客に電話をかけることをいいます。
2.CRM(Customer Relationship Management;顧客情報管理)は、顧客情報を管理することにより、顧客との関係を深め、継続的に収益を獲得する経営手法のことをいいます。
②強固な事務基盤の構築
当社は、継続的に保有契約件数が増加しております。これに伴い、支払査定や契約管理等の事務手続きが増大することから、IT化の推進による事務処理の自動化を積極的に推進してまいります。
また、保険金支払態勢の強化や、事務フローの確立等による事務の適正化、効率化を併せて実施し、強固な事務基盤を構築してまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、持続的な成長に向けて、成長を表す指標である「経常収益」と、事業の成果を示す「経常利益(未経過保険料方式)」を重要な指標として位置付けております。
(4)経営環境等
わが国経済は、海外経済の成長の下での輸出の持ち直し、好調な企業収益などに支えられた設備投資の緩やかな増加、雇用・所得水準の着実な改善を背景とした個人消費の底堅い推移などにより回復基調を継続しております。
ペット業界においては、矢野経済研究所が平成29年3月に発表した「ペットビジネスマーケティング総覧 2017年版」によると、平成27年度ペット関連総市場規模は小売金額ベースで前年度比1.5%増の1兆4,720億円で推移し、平成28年度は前年度比1.1%増の1兆4,889億円と予想されております。今後も、人口減少や少子高齢化の進行により飼育頭数の大幅な増加は見込みにくいものの、高付加価値製品・サービスの拡大が進むことで、ペット関連総市場は横這いから微増にて推移していくものと予測されております。
(5)対処すべき課題
①保険会社としての保険引受態勢の向上
損害保険会社は、高い社会性・公共性を有しており、経営の健全性・安定性が強く求められております。当社は、それらを確保すべく、保険募集の適切性を確保するための保険募集管理態勢の強化、適切な保険金等の支払や請求勧奨の実施等の顧客目線にたった保険金等支払管理態勢の強化、当社に届けられる顧客の声の業務改善やサービス向上への活用、システム障害や事務ミスに繋がるシステムリスクへの対応、反社会的勢力との関係遮断に対する取組み強化、保険業法をはじめとする関連法令遵守態勢の強化等に全社で取り組み、保険引受態勢を強化してまいります。
②顧客の利便性向上
当社は顧客の利便性向上のため、コンタクトセンターの拡充、顧客専用マイページの機能拡大、動物病院へのレセプター(動物病院が利用する顧客・会計管理のソフトウェア)導入推進、クラブアイペット(当社加盟店による顧客向けの優待・情報サービス)のコンテンツ拡充等を実施しております。他にも多彩なサービスを提供し、顧客とそのご家族にペットとの幸せな生活を送るためのアイデアと楽しみの提供に取り組んでおります。
③「ハートのペット保険」のブランディングおよび認知度の向上
ペット保険業界はまだ発展途上にあり、保険商品自体もより広く認知されることが必要であると認識しております。そのような中、当社のロゴマークはハートをモチーフとし、多くの方々に親近感の持てる工夫をしております。ハートは「飼い主さまのペットに対する愛情」を表現し、飼い主さまとペットのハートフルな関係、ふれあいをイメージしております。ハートを見たらアイペットとペットの姿を思い浮かべて頂けるよう、TVCMや多彩なWEBコンテンツを展開し、各種ワークショップの開催やペットイベントの出展を行うことで、より多くの顧客へ認知度を高めてまいります。また、2017年10月より乃木坂46を当社イメージキャラクターとして起用し、様々なメディアを用いて認知度向上を図っております。
④人員体制、人材教育の強化
当社の顧客主義や収益拡大を実現する組織になるためには、当社従業員の能力の維持・向上、人材の多様性の確保が必要であると考えております。そのため、各分野に秀でた人材の確保はもちろんですが、教育研修制度の整備、人事評価制度の高度化等を積極的に推進し、当社従業員の能力の底上げを図るとともに、多様な人材の確保に努めてまいります。
⑤ERM経営の基盤整備
当社は、リスク・リターン・資本のバランスを勘案したERM(注1)経営に向けた基盤整備を進め、リスク選好の枠組み及びORSA(注2)を活用したERMサイクルの構築による経営管理を行うことで、リスク管理プロセスの着実な実行(PDCAサイクルを有効に機能)等、リスク管理態勢を整備し、より強固な財務基盤を確保する態勢を構築してまいります。
(注)1.ERM(Enterprise Risk Management;統合的リスク管理)は、保険会社が直面するリスクに関して、保険会社の自己資本等と比較・対照し、事業全体でリスクをコントロールする、自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。
2.ORSA(Own Risk and Solvency Assessment;リスクとソルベンシーの自己評価)は、保険会社・グループが現在及び将来のリスクと資本等を比較し、資本等の十分性の評価を自らが行うとともに、リスクテイク戦略等の妥当性を総合的に検証するプロセスをいいます。
⑥システム強化
当社は、継続的に保有契約件数が増加しております。これに伴い、支払査定や契約管理等の事務手続きが増大することから、事務処理の自動化を積極的に推進してまいります。また、システムの拡張性を確保することにより、計画的に機能を展開し、リーン(注)オペレーションの実現と事務コストの抑制に努めてまいります。
新基幹システムでは分散しているデータベースを一元化するためのベース作りや事務現場における事務作業の廃止を通して、お客さまの満足低下につながる事務ミス等の発生頻度を低減し、顧客サービスの向上を実現してまいります。また、新契約処理におけるタブレット導入の推進や、保険金請求におけるオンライン請求及び自動査定の導入などにより、業務の効率化を図っております。
(注)リーンは、無駄が無いことをいいます。
⑦資産運用の拡大
当社は、損害保険業を営んでおり、資産運用は本業の一種であります。しかし、その運用資金は顧客から保険料として収受した資金であるため、資産の安全性及び流動性に留意し、財務の健全性を維持した上で、さらに収益性の向上を目指してまいります。
⑧CRMの推進
当社は、新契約拡大、継続率の向上へ向けて、CRMを強化してまいります。そのために、基幹システム等の社内システムや資料請求時の情報、各種イベント実施等などにより、既加入者、未加入者問わず、ペットオーナーの情報を収集し、セグメントに応じて、効率的な施策を実施してまいります。
⑨代理店の管理
当社は、ペットショップ代理店を通じた契約獲得が重要な販売経路となっております。そのため、ペットショップ代理店における販売頭数の減少や代理店契約の解除等が無いよう、代理店とのコミュニケーションを強化し、適時に対策を講じてまいります。また、不祥事や顧客への不利益が発生し、当社のレピュテーションが低下することの無いよう、保険代理店の適切な管理に努めてまいります。
⑩他企業との連携
ペット産業の発展には、ペット業界関係者やペット関連企業との連携が不可欠であると認識しております。このためには、既に協力関係にある企業との連携強化はもとより、自社メディアやクラブアイペットを通して多様な企業と関係を構築していくことが当社の経営理念の実現にとって重要であると考えております。