当第1四半期連結累計期間におけるわが国及び世界経済は、成長率が鈍化しインフレ率は高止まりしています。中国の不動産問題やウクライナ情勢、足元では中東情勢などの不確実要素も多く、成長予想の悪化が懸念されます。日本経済は消費と輸出と生産が減少、インフレ率はマイナス圏にあります。エネルギー価格の上昇によるインフレ押し上げも懸念されます。
このような経営環境のもと、当社グループの主力製品である産業用レーザー機器市場向け高性能ヒートシンクについて、レーザー加工機の中国市場は電気自動車産業が高い需要を牽引し成長を続けている中、住宅市場落ち込み等の影響から建設需要の減退傾向が見られます。また中国以外の市場を含め、価格競争と短期的なメーカー在庫調整による需要変動が大きい傾向もあり、ヒートシンク製品全体の売上高は前年同期より減少しました。生産状況については、前四半期より当第1四半期前半にかけて広島工場の稼働率上昇や、原価低減の継続取組みの効果が見られているものの、これらが販売単価の下落を吸収するまでに至らず、利益率は対前年で若干低下となりました。
ガラス製品は、国内の自動車市場用並びに海外のライフサイエンス市場用の製品を中心に順調に推移し、売上は増加しました。生産状況については、中国工場の効率化の効果が表れ、利益率も増加しました。
2023/11/14 15:35