有価証券報告書-第15期(2023/11/01-2024/10/31)

【提出】
2025/01/29 15:45
【資料】
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【項目】
131項目
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における資産合計は、3,486,375千円となり、前事業年度末と比較して419,546千円増加(前期比13.7%増)となりました。流動資産は、前事業年度末と比較して145,607千円増加し、3,064,320千円となりました。主な増減として、現金及び預金が81,831千円増加、売上増加に伴い売掛金が50,748千円増加したためであります。また、固定資産は、前事業年度末と比較して273,939千円増加し、422,055千円となりました。主な増減として、土地の取得による増加が248,344千円、ソフトウエア仮勘定が37,651千円増加したためであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、213,679千円となり、前事業年度末と比較して30,334千円増加(前期比16.5%増)となりました。主な増減として、事業の拡大に伴って未払法人税等が19,819千円増加したこと及び、仕入増加により買掛金が15,000千円増加したためであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、3,272,696千円となり、前事業年度末と比較して389,212千円増加(前期比13.5%増)となりました。これは主に、当期純利益の増加により繰越利益剰余金が334,485千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、企業収益は過去最高を更新し、好調さを維持しております。また、歴史的な人手不足感の高まりの中、完全失業率が低位で推移し、労働需要は引き締まった状態が続いております。その一方で、名目賃金や所得の伸びが物価上昇に追いつかない中で、個人消費が力強さを欠いており、さらに急速に円安が進む中で、消費者マインドを委縮させる要因となっており、経済の回復力は弱い状況にあります。
当社の事業を取り巻く環境としては、2024年4月に実施された介護保険制度及び介護報酬改定にて、介護ロボット補助金の継続と一定の拡張、生産性向上推進体制加算の新設がなされました。この制度面での後押しを受けて、介護業界におけるDX化の関心が高まりつつあり、当社への問い合わせも増加しております。
このような状況の中、当社では、日本各地で開催される介護DX関連の展示会等に積極的に出展し、認知度の向上や顧客との接点強化に努めております。また、直販以外のチャネル拡大のため、地域販社との代理店契約の締結や、代理店の育成を進めております。
この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,351,522千円(前年同期比265,280千円増、24.4%増)、営業利益469,152千円(前年同期比83,966千円増、21.8%増)、経常利益469,531千円(前年同期比97,031千円増、26.0%増)、当期純利益334,485千円(前年同期比61,364千円増、22.5%増)となりました。
また、当社はライフリズムナビ事業の単一セグメントであるため、売上高はすべて同事業より獲得しております。当社は単一セグメント事業であるためセグメント情報は記載しておりませんが、個別事業ごとの売上高は以下の通りとなります。
・ ライフリズムナビ事業
ライフリズムナビ事業は、センサー機器の販売と月額利用料(リカーリング収益)からなります。新規のお客さまの獲得と、その後の既存のお客さまのその他のグループ施設への水平展開の増加によるセンサー機器の拡販に加え、低いChurn Rateを維持した月額利用料の継続を見込んでおります。これらの結果、ライフリズムナビ事業の売上高は1,200,388千円(前年同期比221,202千円増、22.6%増)、内ストックの売上高は174,298千円(前年同期比57,648千円増、49.4%増)となりました。
・ 受託研究開発事業
受託研究開発事業につきましては、ビッグデータ解析技術に基づいた社会課題解決のための研究開発や一部既存のホームコントロール案件の受託を行っておりますが、ライフリズムナビ+HOMEの受託開発案件が増加したことから、売上高は151,134千円(前年同期比44,079千円増、41.2%増)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ81,831千円増加し、2,626,337千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、320,480千円の収入(前年同期は309,300千円の収入)となりました。増加の主な内訳は、税引前当期純利益469,531千円、減価償却費17,297千円であり、減少の主な内訳は、法人税等の支払額111,565千円、売上債権の増加額53,918千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、293,377千円の支出(前年同期は64,307千円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出253,636千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、54,727千円の収入(前年同期は1,595,116千円の収入)となりました。これは、ストック・オプションの権利行使に伴う株式の発行による収入54,841千円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度の生産実績は次のとおりであります。なお、当社はライフリズムナビ事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。
事業の名称当事業年度
(自2023年11月1日
至2024年10月31日)
前年同期比(%)
ライフリズムナビ事業(千円)529,937110.9
合計(千円)529,937110.9

(注)上記の生産実績を示す金額は総製造費用によっております。
b.受注実績
当社は、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社はライフリズムナビ事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。
事業の名称当事業年度
(自2023年11月1日
至2024年10月31日)
前年同期比(%)
ライフリズムナビ事業(千円)1,351,522124.4
合計(千円)1,351,522124.4

(注)1.ライフリズムナビ事業の販売実績が著しく変動しております。内容については新規顧客の獲得と、その後の既存顧客グループが経営する他施設への展開が増加したこと等によるものです。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前事業年度
(自2022年11月1日
至2023年10月31日)
当事業年度
(自2023年11月1日
至2024年10月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
SFIリーシング株式会社(注)258,85023.8--
株式会社チャーム・ケア・コーポレーション175,04516.1355,23126.3
東京ガス株式会社152,92314.1188,63414.0

(注)当事業年度のSFIリーシング株式会社に対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りによる不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
② 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当社はライフリズムナビ事業の単一セグメントであるため、売上高1,351,522千円(前年同期比24.4%増)はすべて同事業より獲得し、売上高の増加要因は新規顧客並びに既存顧客からの追加導入の増加によるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度において売上原価は443,470千円(前年同期比22.1%増)となり、売上原価は売上高の増加に伴い増加し、売上原価率は32.8%となりました。その結果、売上総利益は908,052千円(前年同期比25.6%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は438,900千円(前年同期比29.9%増)となりました。主要な費目は役員報酬82,329千円、給料手当113,052千円、支払報酬料28,257千円であり、事業拡大のための体制整備に係る費用が主な増加要因となっております。その結果、営業利益は469,152千円(前年同期比21.8%増)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外収益は受取利息等があり385千円となりました。その結果、経常利益は469,531千円(前年同期比26.0%増)となりました。
(特別損益、税引前当期純利益)
当事業年度において特別利益、特別損失は発生していないため、税引前当期純利益は経常利益と同額の469,531千円(前年同期比26.0%増)となりました。
(当期純利益)
法人税、住民税及び事業税に税効果会計適用に伴う法人税等調整額を合わせた税金費用は135,046千円(前年同期比35.9%増)となり、当期純利益は334,485千円(前年同期比22.5%増)となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、ライフリズムナビ事業における開発費用等の売上原価及び人件費等の営業費用であります。
当社は、運転資金につきましては内部資金により充当しております。今後、資金需要の必要性に応じて、外部も含めた資金調達等柔軟に対応する方針としております。
e.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりライフリズムナビ+Dr.に関する導入床数、年間リカーリング収益、Churn Rateとしております。過年度における当社の各指標の進捗は以下の通りです。これは、現時点において予定どおりの進捗となっており、堅調に推移しているものと認識しております。なお現時点では売上の大部分を占めるライフリズムナビ+Dr.を対象に確認しております。
2022年10月期2023年10月期2024年10月期
導入床数(累計床数)5,1019,00613,670
年間リカーリング収益(千円)59,427116,650174,298
Churn Rate(%)0.020.020.003

f.経営成績に重要な影響を与える要因
「3 事業等のリスク」に記載の通りであります。

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