有価証券報告書-第7期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営方針
当社は、「Mobility’s Transformer」を経営理念に掲げ、変化するモビリティ業界の中での課題解決を行うために、「世の中のあらゆる移動を支える、BPOプレイヤーへの新化」というビジョンの実現を目指しております。お客様が抱えている「複雑で煩わしい業務」を「より心地よく、よりシンプルに、より高品質のサービス」に変えることで、お客様への価値を提供しております。
また、当社は、新たなステートメントとして『移動を止めない 安心を創造する モビリティ・インフラ カンパニー』を掲げ、目指す姿としています。このステートメントには、「これまで蓄えてきた技術やノウハウを活用して、モビリティとそのマーケットが抱えている課題を創造的に解決する。」「安心・安全で、人にも地球にも優しく、快適な移動を着実に支えていく。」「モビリティ・インフラの役割を担い、広く社会に貢献したい。」という意欲が込められております。変化し続けるモビリティ業界が抱える新たな課題に対し、自動車メンテナンス受託事業を基盤に長年培ってきた現場に根差した対応力、外部パートナーとの密なコミュニケーション、再現性の高いメンテナンス管理サービスといった強みを発揮し、業界全体の“課題を解決する受け皿” として機能することで事業領域の拡大を図っております。
(2) 経営環境及び中期経営計画
当社を取り巻く経営環境は、車両のソフトウエア化(SDV)や電動化(EV)の進展により、車両構造の複雑化と整備の高度化が急速に進んでおります。また、国内では乗用車の平均使用年数が2025年度時点で13.35年(出典:一般財団法人 自動車検査登録情報協会)となっており、20年前と比較して2年以上増加しております。「車両の長寿命化」によるメンテナンス機会の増加が進む一方、有資格整備士の不足や車両技術の高度化といった構造的な課題が深刻化しており、専門的なメンテナンス管理への外部委託(BPO)の需要は拡大しております。
このような環境下、当社は、2027年3月期から2029年3月期までの3カ年を対象とする中期経営計画を策定し、持続的な企業価値向上に向けた戦略を推進しております。「収益の多様化」「デジタル変革」「収益性の確保」の3軸を成長の柱に据え、AI/DX投資を通じたコンタクト業務の70%自動化や、BPO事業の売上比率16%超への拡大、営業利益率9%台の定着を目指しております。
数値目標としては、最終年度である2029年3月期に売上高13,320百万円、営業利益1,240百万円の達成を掲げ、資本効率の向上によりROE15%(2030年3月期以降)の実現を目指す方針であります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社は、今後の事業成長を支えるための重要な課題として、以下を認識しております。事業を安定的に継続するため、積極的にこれらの課題に対応してまいります。
① 新規領域の取引規模拡大
「Mobility’s Transformer」という経営理念の下、『移動を止めない安心を創造するモビリティ・インフラカンパニー』をステートメントとし、事業規模の拡大と収益の多様化を図るため、自動車メンテナンス受託事業を軸に事業領域の拡大を推進し、新規顧客の獲得とともに新たな収益源の確保を図ってまいります。
② 整備工場ネットワークの拡充
当社は提携整備工場への定期的なコンタクトの実施や、オウンドメディア「モビノワ」の活用を通じて、緊密な関係構築に努めており、2026年3月末時点の提携工場は13,686ヵ所となっております。当社の事業展開のためには、提携整備工場ネットワークの充実は欠かせない要素であり、クライアントのニーズに応えられる整備工場ネットワークの拡充を継続してまいります。また、日々の電話対応業務等をAIが代行するシステムの開発を進めており、当社および提携工場双方の生産性向上を加速させてまいります。
③ 新規事業の開発
当社は、整備ニーズの多様化・高度化に対し、現場に根差した対応力と再現性のある仕組みにより、独自のBPOによる付加価値サービスの提供範囲を拡大させております。リース車両、自動車に留まらないモビリティ市場での付加価値創出に努め、モビリティ業界全体の受け皿として機能するモビリティ・インフラカンパニーとして新しい事業・サービスの創出に努めてまいります。
④ ITシステムの高度化及びAI活用の推進
当社は、今後の事業拡大や環境変化に対応すべくIT投資を強化し、自社および提携企業・整備工場の業務効率化を推進するシステム開発を進めてまいります。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)をより一層加速させるため、業務プロセスへのAI実装を本格化いたします。従来の「IT活用企業」から「AI活用企業」へと進化させ、モビリティ社会を支えるインフラのさらなる高度化に貢献してまいります。
⑤ 優秀な人財の確保及び育成
当社は今後の事業拡大や継続した企業価値の向上のために、優秀な人財の確保及び育成が不可欠であると考えております。そのため、当社の求める専門性や資質を兼ね備えた人財の採用を進めるとともに、各種社内研修の実施等により、継続的な成長促進に注力いたします。また、リモートワークの活用や、福利厚生の充実等働きやすい職場環境の整備に取り組み、当社の強みである「アナログ×デジタル」で多様なニーズに対応できる優秀な人財の確保及び流出リスクの低減を進めてまいります。
(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は事業の継続的な拡大を通じて企業価値の向上を目指すため、「売上総利益」と「営業利益」を特に重視する経営指標としております。
また、事業拡大を測るKPIとして「管理台数」、収益性を測るKPIとして「売上総利益率」を重要な経営指標としております。
(1) 経営方針
当社は、「Mobility’s Transformer」を経営理念に掲げ、変化するモビリティ業界の中での課題解決を行うために、「世の中のあらゆる移動を支える、BPOプレイヤーへの新化」というビジョンの実現を目指しております。お客様が抱えている「複雑で煩わしい業務」を「より心地よく、よりシンプルに、より高品質のサービス」に変えることで、お客様への価値を提供しております。
また、当社は、新たなステートメントとして『移動を止めない 安心を創造する モビリティ・インフラ カンパニー』を掲げ、目指す姿としています。このステートメントには、「これまで蓄えてきた技術やノウハウを活用して、モビリティとそのマーケットが抱えている課題を創造的に解決する。」「安心・安全で、人にも地球にも優しく、快適な移動を着実に支えていく。」「モビリティ・インフラの役割を担い、広く社会に貢献したい。」という意欲が込められております。変化し続けるモビリティ業界が抱える新たな課題に対し、自動車メンテナンス受託事業を基盤に長年培ってきた現場に根差した対応力、外部パートナーとの密なコミュニケーション、再現性の高いメンテナンス管理サービスといった強みを発揮し、業界全体の“課題を解決する受け皿” として機能することで事業領域の拡大を図っております。
(2) 経営環境及び中期経営計画
当社を取り巻く経営環境は、車両のソフトウエア化(SDV)や電動化(EV)の進展により、車両構造の複雑化と整備の高度化が急速に進んでおります。また、国内では乗用車の平均使用年数が2025年度時点で13.35年(出典:一般財団法人 自動車検査登録情報協会)となっており、20年前と比較して2年以上増加しております。「車両の長寿命化」によるメンテナンス機会の増加が進む一方、有資格整備士の不足や車両技術の高度化といった構造的な課題が深刻化しており、専門的なメンテナンス管理への外部委託(BPO)の需要は拡大しております。
このような環境下、当社は、2027年3月期から2029年3月期までの3カ年を対象とする中期経営計画を策定し、持続的な企業価値向上に向けた戦略を推進しております。「収益の多様化」「デジタル変革」「収益性の確保」の3軸を成長の柱に据え、AI/DX投資を通じたコンタクト業務の70%自動化や、BPO事業の売上比率16%超への拡大、営業利益率9%台の定着を目指しております。
数値目標としては、最終年度である2029年3月期に売上高13,320百万円、営業利益1,240百万円の達成を掲げ、資本効率の向上によりROE15%(2030年3月期以降)の実現を目指す方針であります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社は、今後の事業成長を支えるための重要な課題として、以下を認識しております。事業を安定的に継続するため、積極的にこれらの課題に対応してまいります。
① 新規領域の取引規模拡大
「Mobility’s Transformer」という経営理念の下、『移動を止めない安心を創造するモビリティ・インフラカンパニー』をステートメントとし、事業規模の拡大と収益の多様化を図るため、自動車メンテナンス受託事業を軸に事業領域の拡大を推進し、新規顧客の獲得とともに新たな収益源の確保を図ってまいります。
② 整備工場ネットワークの拡充
当社は提携整備工場への定期的なコンタクトの実施や、オウンドメディア「モビノワ」の活用を通じて、緊密な関係構築に努めており、2026年3月末時点の提携工場は13,686ヵ所となっております。当社の事業展開のためには、提携整備工場ネットワークの充実は欠かせない要素であり、クライアントのニーズに応えられる整備工場ネットワークの拡充を継続してまいります。また、日々の電話対応業務等をAIが代行するシステムの開発を進めており、当社および提携工場双方の生産性向上を加速させてまいります。
③ 新規事業の開発
当社は、整備ニーズの多様化・高度化に対し、現場に根差した対応力と再現性のある仕組みにより、独自のBPOによる付加価値サービスの提供範囲を拡大させております。リース車両、自動車に留まらないモビリティ市場での付加価値創出に努め、モビリティ業界全体の受け皿として機能するモビリティ・インフラカンパニーとして新しい事業・サービスの創出に努めてまいります。
④ ITシステムの高度化及びAI活用の推進
当社は、今後の事業拡大や環境変化に対応すべくIT投資を強化し、自社および提携企業・整備工場の業務効率化を推進するシステム開発を進めてまいります。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)をより一層加速させるため、業務プロセスへのAI実装を本格化いたします。従来の「IT活用企業」から「AI活用企業」へと進化させ、モビリティ社会を支えるインフラのさらなる高度化に貢献してまいります。
⑤ 優秀な人財の確保及び育成
当社は今後の事業拡大や継続した企業価値の向上のために、優秀な人財の確保及び育成が不可欠であると考えております。そのため、当社の求める専門性や資質を兼ね備えた人財の採用を進めるとともに、各種社内研修の実施等により、継続的な成長促進に注力いたします。また、リモートワークの活用や、福利厚生の充実等働きやすい職場環境の整備に取り組み、当社の強みである「アナログ×デジタル」で多様なニーズに対応できる優秀な人財の確保及び流出リスクの低減を進めてまいります。
(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は事業の継続的な拡大を通じて企業価値の向上を目指すため、「売上総利益」と「営業利益」を特に重視する経営指標としております。
また、事業拡大を測るKPIとして「管理台数」、収益性を測るKPIとして「売上総利益率」を重要な経営指標としております。