有価証券届出書(新規公開時)
沿革
当社グループは、パーソナルケア製品の生産・マーケティング・販売等を事業としており、1959年に設立された資生堂商事株式会社を前身としております。資生堂商事株式会社設立以降、同社は株式会社資生堂の子会社としてパーソナルケア事業を営んでおりました。2021年5月に当社の子会社である株式会社ファイントゥデイ資生堂①(現 株式会社ファイントゥデイ)が設立され、2021年7月1日に株式会社ファイントゥデイ資生堂①が、株式会社資生堂グループよりパーソナルケア事業を承継し当社グループとしての事業を開始しました。
当該事業承継にあたっては、株式会社資生堂における事業ポートフォリオ再構築の一環で、パーソナルケア事業のポテンシャルを最大化してさらなる成長を実現するためには、分社化及び事業譲渡を行い新たなステークホルダーの下で独立した事業運営を行う必要がある点が検討されました。
当該事業承継にあたっては、株式会社資生堂における事業ポートフォリオ再構築の一環で、パーソナルケア事業のポテンシャルを最大化してさらなる成長を実現するためには、分社化及び事業譲渡を行い新たなステークホルダーの下で独立した事業運営を行う必要がある点が検討されました。
年月 | 事項 |
1959年10月 | 資生堂商事株式会社設立 |
1990年7月 | 資生堂商事株式会社を資生堂ファイントイレタリー株式会社へ商号変更 |
2000年10月 | 旧株式会社エフティ資生堂設立。資生堂ファイントイレタリー株式会社を吸収合併し、同時に久喜工場を含むパーソナルケア事業を営業譲渡により株式会社資生堂から譲り受ける |
2003年10月 | 新設分割により新株式会社エフティ資生堂を設立し、旧株式会社エフティ資生堂の事業のうち、生産事業(久喜工場)以外の事業を新株式会社エフティ資生堂に承継 これにより、生産事業(久喜工場)のみの会社となった旧株式会社エフティ資生堂は、吸収合併により株式会社資生堂に吸収 |
2020年8月 | 株式会社Oriental Beauty Holding(現株式会社ファイントゥデイ)設立 |
2021年1月 | 株式会社Asian Personal Care Holding(現当社)設立 |
2021年5月 | 株式会社ファイントゥデイ資生堂①設立 |
2021年7月 | 株式会社ファイントゥデイ資生堂①が、株式会社資生堂及び株式会社エフティ資生堂等から、吸収分割によりパーソナルケア事業を譲り受け事業開始 |
2021年7月 | 中国・香港・APAC事業を株式会社資生堂グループより段階的に事業譲受開始(2022年8月まで) |
2021年10月 | 株式会社Oriental Beauty Holdingが株式会社ファイントゥデイ資生堂①を吸収合併し、商号を株式会社ファイントゥデイ資生堂に変更 |
2023年1月 | 株式会社Asian Personal Care Holdingが株式会社ファイントゥデイホールディングス(当社)へ商号変更するとともに、持株会社制となる 株式会社ファイントゥデイ資生堂②が株式会社ファイントゥデイへ商号変更 |
2023年4月 | 株式会社資生堂よりパーソナルケア製品の生産を行う株式会社ファイントゥデイインダストリーズの全株式を取得し子会社化 |
2023年7月 | 研究開発拠点「ファイントゥデイ ビューティーイノベーションセンター」を開所 |
2023年12月 | 株式会社資生堂よりアジアにおけるパーソナルケア製品の製造拠点であるSHISEIDO VIETNAM INC.の全株式を取得し子会社化 |
2024年2月 | +tmr(プラストゥモロー)を全国展開 |
2024年6月 | 株式会社資生堂が保有する当社株式の全部をOriental Beauty Holding (HK) Limitedに譲渡 |