訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2024/12/05 9:00
【資料】
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【項目】
127項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
第11期事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当社は、「BE THE SUN(太陽のように熱い情熱を燃やし、世界に大きなインパクトを与える存在になる)」を企業としてのビジョンに掲げ、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」、ライフスタイルメディア「TRILL」(トリル)、お買い物サポートアプリ「クラシルリワード」及びクリエイターマネジメント事務所「LIVEwith」(ライブウィズ)の4つのブランドの事業を展開しております。
当事業年度におけるわが国経済は、景気は緩やかに持ち直していますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。当社の経営環境としましては、一部の広告主からの広告需要の減少がみられますが、オンラインサービスの需要は引き続き堅調であり、「クラシルリワード」の進展や「LIVEwith」(ライブウィズ)におけるライバーの発掘及びマネジメントの強化を推進してまいりました。
このような状況のもと、主に「クラシルリワード」のアドネットワーク広告収益・アフィリエイト収益の伸長及びライブ配信売上が好調に推移し、当事業年度の売上高は9,897百万円(前事業年度比41.9%増)、経常利益は2,325百万円(同12.0%増)、当期純利益は1,482百万円(同12.7%増)となりました。
なお、当社はプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。
第12期中間会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
当中間会計期間におけるわが国経済は、賃上げ効果の浸透やインバウンド需要などにより、景気は緩やかな回復が見られました。一方で、為替変動リスクや地政学リスク、政情変化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、「クラシルリワード」を中心にユーザー数の拡大やプロダクトの強化を推進し、当中間会計期間の売上高は5,836百万円(前中間会計期間比32.1%増)、経常利益は1,240百万円(同29.8%増)、中間純利益は787百万円(同30.4%増)となりました。
なお、当社はプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。
② 財政状態の状況
第11期事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(資産)
当事業年度末における流動資産は8,591百万円となり、前事業年度末に比べ、1,818百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が1,493百万円増加、売上高の伸長に伴い受取手形、売掛金及び契約資産が295百万円増加したことによるものであります。
固定資産は1,944百万円となり、前事業年度末に比べ、260百万円減少いたしました。これは主に本社事務所の一部解約に伴う敷金回収により132百万円減少、のれんが128百万円減少、繰延税金資産が38百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は1,628百万円となり、前事業年度末に比べ、74百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等が311百万円減少した一方で、「クラシルリワード」上で発行しておりますコインの使用増加に伴い将来見積も増加しユーザー還元引当金が318百万円増加、賞与制度導入に伴い賞与引当金が52百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は8,906百万円となり、前事業年度末に比べ、1,484百万円増加いたしました。これは主に当期純利益の計上によるものであります。
第12期中間会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(資産)
当中間会計期間末における流動資産は9,508百万円となり、前事業年度末に比べ、917百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が755百万円増加、売上高の伸長に伴い売掛金及び契約資産が110百万円増加したことによるものであります。
固定資産は1,987百万円となり、前事業年度末に比べ、43百万円増加いたしました。これは主にのれんが64百万円減少、繰延税金資産が79百万円増加、投資有価証券が49百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当中間会計期間末における負債は1,806百万円となり、前事業年度末に比べ、178百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等が51百万円増加、賞与引当金が13百万円増加、「クラシルリワード」上で発行しておりますコインの使用増加に伴い将来見積も増加しユーザー還元引当金が122百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は9,689百万円となり、前事業年度末に比べ、782百万円増加いたしました。これは中間純利益の計上によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
第11期事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1,493百万円増加し、7,087百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,406百万円の収入(前年同期は2,028百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益が2,325百万円計上により増加、「クラシルリワード」上で発行しておりますコインの使用増加に伴い将来見積も増加しユーザー還元引当金が318百万円増加した一方で、売上高の伸長により売上債権が321百万円増加、前事業年度は予定納税対象でなかったため年間税額の法人税等の支払が1,191百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、87百万円の収入(前年同期は824百万円の支出)となりました。これは主に、本社事務所の一部解約に伴う差入敷金全額の回収による収入371百万円により増加した一方で、本社事務所再契約に係る敷金の差入による支出183百万円、本社事務所の一部解約に伴う資産除去債務の履行による支出68百万円によるものであります。
第12期中間会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ755百万円増加し、7,842百万円となりました。当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、827百万円の収入となりました。これは主に、税引前中間純利益が1,240百万円計上により増加、ユーザー還元引当金が122百万円増加した一方で、売上高の伸長により売上債権が120百万円増加、法人税等の支払が480百万円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、72百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出17百万円、投資有価証券の取得による支出54百万円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度のサービス区分別の販売実績は、以下のとおりであります。
なお、当社はプラットフォーム事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載は行っておりません。
サービス区分金額(千円)前年比(%)
メディア(認知)7,397,773106.3
購買(販促)622,329-
その他1,877,53014,246.6
合計9,897,633141.9

(注)1.「メディア(認知)」の主な内訳は、「クラシル」及び「TRILL」(トリル)のすべての収益と、「クラシルリワード」におけるアドネットワーク広告及び掲載(電子チラシ)、「購買(販促)」の主な内訳は、「クラシルリワード」及び「クラシル比較」におけるアフィリエイト及びマストバイ、「その他」の主な内訳は、「LIVEwith」(ライブウィズ)事業におけるライブ配信等であります。
(注)2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下の通りであります。
相手先前事業年度当事業年度
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
Google Asia Pacific Pte.Ltd.2,070,76229.72,217,08222.4
株式会社ディー・エヌ・エー2,9610.01,058,80510.7
Apple Inc.841,73812.1740,8007.48


(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
第11期事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(売上高、営業利益)
当事業年度における売上高は、前事業年度比41.9%増の9,897百万円、営業利益は、前事業年度比12.5%増の2,340百万円となりました。
売上高は、主に「クラシルリワード」のアドネットワーク広告収益・アフィリエイト収益・マストバイ収益の伸長及びライブ配信売上が好調に推移したこと等によるものであります。
また売上原価は、「クラシルリワード」のコイン発行費用の増加、販売費及び一般管理費は、「クラシルリワード」のユーザー獲得のため広告宣伝費が増加しております。
(経常利益)
当事業年度における経常利益は、前事業年度比12.0%増の2,325百万円となりました。
これは、寄付金15百万円、為替差損6百万円を営業外費用に計上したこと等によるものであります。
(当期純利益)
当事業年度における当期純利益は、前事業年度比12.7%増の1,482百万円となりました。
これは、法人税、住民税及び事業税880百万円計上したこと等によるものであります。
第12期中間会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
(売上高、営業利益)
当中間会計期間における売上高は、前中間会計期間比32.1%増の5,836百万円、営業利益は、前中間会計期間比32.8%増の1,267百万円となりました。
売上高は、主に「クラシルリワード」のアドネットワーク広告収益・アフィリエイト収益・マストバイ収益の伸長、「クラシル比較」のアフィリエイト収益の伸長により好調に推移したこと等によるものであります。
また売上原価は、「クラシルリワード」のコイン発行費用の増加、販売費及び一般管理費は、「クラシルリワード」のユーザー獲得のため広告宣伝費が増加しております。
(経常利益)
当中間会計期間における経常利益は、前中間会計期間比29.8%増の1,240百万円となりました。
これは、為替差損26百万円、上場関連費用2百万円を営業外費用に計上したこと等によるものであります。
(中間純利益)
当中間会計期間における中間純利益は、前中間会計期間比30.4%増の787百万円となりました。
これは、法人税、住民税及び事業税532百万円計上したこと等によるものであります。
b.キャッシュ・フローの状況の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社のプラットフォーム事業は成長を続けております。このような状況下、既存事業の成長を継続させるため、主に自己資金を広告宣伝費及び人件費に充当しております。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、7,087百万円となっております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社の経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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