有価証券報告書-第31期(2024/01/01-2024/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における資産合計は1,107,663千円となり、前事業年度末に比べ25,603千円増加いたしました。これは、主に受託開発による仕掛品が37,340千円減少したものの、現金及び預金が60,028千円、売掛金が8,609千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は325,029千円となり、前事業年度末に比べ89,715千円減少いたしました。これは、主に買掛金が2,748千円、1年内返済予定の長期借入金が6,000千円、未払金が2,485千円、前受金が49,230千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は782,633千円となり、前事業年度末に比べ115,319千円増加いたしました。これは、当期純利益122,319千円、剰余金の配当7,000千円によるものであります。
②経営成績の状況
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行され、2024年3月にマイナス金利を終了、日経平均株価は史上最高値を更新、公示地価上昇や春闘賃上げ率はバブル期以来の伸びを記録するなど、経済活動の正常化に向けた動きが進みました。一方で、ウクライナ及びパレスチナ情勢をめぐる地政学リスクの長期化、エネルギー資源や原材料の価格高騰、円安による物価の上昇等、依然として先行き不透明な状況下で推移しました。
このような環境の中、当社が事業展開する情報・サービス産業界ではChatGTP等の生成AIの話題性もあり、引き続きDXのニーズと関心は高い状況にあります。その結果、当社の事業も主力製品のDAMシステムであるCIERTOを中心に順調に推移しており、当社が訴求する「企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューション」のビジネスは着実にマーケットに浸透してきました。
継続ビジネスは、年初のサブスクリプション及び保守サービスの増収とその後の低いCIERTO解約率により売上に貢献しました。
新規ビジネスは、製造業企業及び流通・小売企業などの販促活動におけるCIERTO DAM|PIMの新規納入や、印刷・映像・情報サービス業におけるコンテンツ制作・管理を目的としたCIERTO DAMの新規納入が売上に貢献するとともに、CIERTO既存顧客に対する増設・拡張による案件が売上に貢献しました。また、出版・新聞業向けにWoodWing Studioとカタログ制作の進行管理としてAPROOVE WMの新規納入もあり、売上の増加につながりました。
以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,208,065千円(前年同期比14.4%増)、営業利益183,154千円(同31.5%増)、経常利益184,593千円(同31.5%増)、当期純利益122,319千円(同35.9%増)となりました。
なお、当社は、DXソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べて60,028千円増加し、695,956千円となりました。
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況及び変動要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は112,420千円となりました。これは主に、税引前当期純利益187,055千円の計上、棚卸資産が37,340千円、未払費用が11,017千円、前受金が49,230千円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は41,541千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,035千円、無形固定資産の取得による支出36,563千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は13,000千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出6,000千円が生じたことによるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は、DXソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。
a.生産実績
当社の事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社の事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度における販売実績をサービス区分別に示すと、以下のとおりであります。
(注)最近2事業年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
DAMシステム「CIERTO」を中核に商品情報を管理する「CIERTO PIM」や、WebCMSやECサイト構築パッケージ等の外部システムとの連携強化に注力し、販売活動を実施したことにより、2024年12月期末時点のCIERTO DAM|PIMの新規契約数は31本(前年同期比5本増)となり、累計利用本数が247本、ARRが822,901千円(前年同期比21.8%増)となりました。また、CIERTOの解約率1.74%(前年同期比27.5%減)となりました。この結果、当事業年度の売上高は1,208,065千円(前年同期比14.4%増)となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は495,937千円(前年同期比14.7%増)となりました。この結果、当事業年度の売上総利益は712,127千円(前年同期比14.2%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当社の販売費及び一般管理費は、主に広告宣伝費、人件費、支払手数料、その他経費で構成されております。展示会の出展やSEO費用としての広告宣伝費や、現従業員の人件費、会計基幹システムや社内サブスクリプション費用などの支払手数料などの支出により当事業年度の販売費及び一般管理費は528,973千円(前年同期比9.2%増)となり、営業利益は183,154千円(前年同期比31.5%増)となりました。
(営業外収益・営業外費用、経常利益)
為替差益等の計上により、営業外収益は1,469千円(前年同期比24.4%増)、支払利息の計上により、営業外費用は29千円(前年同期比69.7%減)となりました。この結果、当事業年度の経常利益は184,593千円(前年同期比31.5%増)となりました。
(特別損失、法人税等、当期純利益)
特別利益は投資有価証券売却益により2,461千円発生しました。また税金費用(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額)を64,736千円計上した結果、当事業年度の当期純利益は122,319千円(前年同期比35.9%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。
③キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、内部留保の充実を図るとともに、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させることと、株主様への利益還元を考慮し、実施していくこととしております。
当社の資金需要の主なものは、開発に係る製造原価のほか、販売費及び一般管理費の人件費等の事業に係る運転資金であります。
当社は必要となった資金については、主として内部留保資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによるものを活用しております。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表の作成にあたって採用している会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における資産合計は1,107,663千円となり、前事業年度末に比べ25,603千円増加いたしました。これは、主に受託開発による仕掛品が37,340千円減少したものの、現金及び預金が60,028千円、売掛金が8,609千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は325,029千円となり、前事業年度末に比べ89,715千円減少いたしました。これは、主に買掛金が2,748千円、1年内返済予定の長期借入金が6,000千円、未払金が2,485千円、前受金が49,230千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は782,633千円となり、前事業年度末に比べ115,319千円増加いたしました。これは、当期純利益122,319千円、剰余金の配当7,000千円によるものであります。
②経営成績の状況
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行され、2024年3月にマイナス金利を終了、日経平均株価は史上最高値を更新、公示地価上昇や春闘賃上げ率はバブル期以来の伸びを記録するなど、経済活動の正常化に向けた動きが進みました。一方で、ウクライナ及びパレスチナ情勢をめぐる地政学リスクの長期化、エネルギー資源や原材料の価格高騰、円安による物価の上昇等、依然として先行き不透明な状況下で推移しました。
このような環境の中、当社が事業展開する情報・サービス産業界ではChatGTP等の生成AIの話題性もあり、引き続きDXのニーズと関心は高い状況にあります。その結果、当社の事業も主力製品のDAMシステムであるCIERTOを中心に順調に推移しており、当社が訴求する「企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューション」のビジネスは着実にマーケットに浸透してきました。
継続ビジネスは、年初のサブスクリプション及び保守サービスの増収とその後の低いCIERTO解約率により売上に貢献しました。
新規ビジネスは、製造業企業及び流通・小売企業などの販促活動におけるCIERTO DAM|PIMの新規納入や、印刷・映像・情報サービス業におけるコンテンツ制作・管理を目的としたCIERTO DAMの新規納入が売上に貢献するとともに、CIERTO既存顧客に対する増設・拡張による案件が売上に貢献しました。また、出版・新聞業向けにWoodWing Studioとカタログ制作の進行管理としてAPROOVE WMの新規納入もあり、売上の増加につながりました。
以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,208,065千円(前年同期比14.4%増)、営業利益183,154千円(同31.5%増)、経常利益184,593千円(同31.5%増)、当期純利益122,319千円(同35.9%増)となりました。
なお、当社は、DXソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べて60,028千円増加し、695,956千円となりました。
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況及び変動要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は112,420千円となりました。これは主に、税引前当期純利益187,055千円の計上、棚卸資産が37,340千円、未払費用が11,017千円、前受金が49,230千円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は41,541千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,035千円、無形固定資産の取得による支出36,563千円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は13,000千円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出6,000千円が生じたことによるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
当社は、DXソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。
a.生産実績
当社の事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
b.受注実績
当社の事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度における販売実績をサービス区分別に示すと、以下のとおりであります。
| サービス区分 | 当事業年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| クラウド | 576,769 | 117.5 |
| オンプレミス | 60,575 | 112.9 |
| 保守 | 237,032 | 109.1 |
| 開発 | 215,515 | 172.4 |
| その他 | 118,172 | 69.9 |
| 顧客との契約から生じる収益 | 1,208,065 | 114.4 |
| その他の収益 | - | - |
| 外部顧客への売上高 | 1,208,065 | 114.4 |
(注)最近2事業年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高)
DAMシステム「CIERTO」を中核に商品情報を管理する「CIERTO PIM」や、WebCMSやECサイト構築パッケージ等の外部システムとの連携強化に注力し、販売活動を実施したことにより、2024年12月期末時点のCIERTO DAM|PIMの新規契約数は31本(前年同期比5本増)となり、累計利用本数が247本、ARRが822,901千円(前年同期比21.8%増)となりました。また、CIERTOの解約率1.74%(前年同期比27.5%減)となりました。この結果、当事業年度の売上高は1,208,065千円(前年同期比14.4%増)となりました。
(売上原価、売上総利益)
売上原価は495,937千円(前年同期比14.7%増)となりました。この結果、当事業年度の売上総利益は712,127千円(前年同期比14.2%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当社の販売費及び一般管理費は、主に広告宣伝費、人件費、支払手数料、その他経費で構成されております。展示会の出展やSEO費用としての広告宣伝費や、現従業員の人件費、会計基幹システムや社内サブスクリプション費用などの支払手数料などの支出により当事業年度の販売費及び一般管理費は528,973千円(前年同期比9.2%増)となり、営業利益は183,154千円(前年同期比31.5%増)となりました。
(営業外収益・営業外費用、経常利益)
為替差益等の計上により、営業外収益は1,469千円(前年同期比24.4%増)、支払利息の計上により、営業外費用は29千円(前年同期比69.7%減)となりました。この結果、当事業年度の経常利益は184,593千円(前年同期比31.5%増)となりました。
(特別損失、法人税等、当期純利益)
特別利益は投資有価証券売却益により2,461千円発生しました。また税金費用(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額)を64,736千円計上した結果、当事業年度の当期純利益は122,319千円(前年同期比35.9%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。
③キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、内部留保の充実を図るとともに、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させることと、株主様への利益還元を考慮し、実施していくこととしております。
当社の資金需要の主なものは、開発に係る製造原価のほか、販売費及び一般管理費の人件費等の事業に係る運転資金であります。
当社は必要となった資金については、主として内部留保資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによるものを活用しております。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表の作成にあたって採用している会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。