訂正有価証券届出書(新規公開時)
(1) 経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態の状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
(資産)
当事業年度末における流動資産は1,757,038千円となり、前事業年度末に比べ163,600千円増加いたしました。これは主に商品が378,170千円増加したものの、売掛金が185,063千円減少したことによるものであります。固定資産は160,592千円となり、前事業年度末に比べ11,891千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産が30,084千円増加したものの、ソフトウエアが16,716千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は1,917,630千円となり、前事業年度末に比べて175,491千円増加しました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は1,317,814千円となり、前事業年度末に比べ351,478千円増加いたしました。これは主に短期借入金が170,000千円、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が165,000千円、未払金が53,260千円増加したものの、契約負債が37,056千円減少したことによるものであります。固定負債は30,366千円となり、前事業年度末に比べ204,345千円減少いたしました。これは転換社債型新株予約権付社債が165,000千円、長期借入金が39,345千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,348,180千円となり、前事業年度末に比べて147,133千円増加しました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は569,449千円となり、前事業年度に比べ28,357千円増加しました。その要因は、当期純利益の計上により利益剰余金が28,357千円増加したことによるものであります。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
(資産)
当中間会計期間末における流動資産は2,534,637千円となり、前事業年度末に比べ777,598千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が312,316千円、商品が321,317千円増加したことによるものであります。固定資産は172,133千円となり、前事業年度末に比べ11,541千円増加いたしました。これは有形固定資産が5,503千円、投資その他の資産が8,393千円増加したものの、無形固定資産が2,355千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,706,770千円となり、前事業年度末に比べ789,140千円増加いたしました。
(負債)
当中間会計期間末における流動負債は1,539,317千円となり、前事業年度末に比べ221,502千円増加いたしました。これは主に買掛金が96,219千円、短期借入金が80,000千円、1年内返済予定の長期借入金が25,434千円増加したことによるものであります。固定負債は57,683千円となり、前事業年度末に比べ27,317千円増加いたしました。これは長期借入金が27,317千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,597,000千円となり、前事業年度末に比べ248,819千円増加いたしました。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産合計は1,109,769千円となり、前事業年度末に比べ540,320千円増加しました。これは、第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ254,731千円増加したこと及び中間純利益の計上により利益剰余金が30,857千円増加したことによるものであります。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は2,248,636千円となり、前事業年度末に比べ491,597千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が207,509千円、商品が378,789千円増加したものの、売掛金が169,152千円減少したことによるものであります。固定資産は206,236千円となり、前事業年度末に比べ45,644千円増加いたしました。これは主に有形固定資産が5,268千円、投資その他の資産が39,872千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,454,872千円となり、前事業年度末に比べ537,242千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は974,600千円となり、前事業年度末に比べ343,214千円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が82,635千円増加したものの、短期借入金が470,000千円減少したことによるものであります。固定負債は284,084千円となり、前事業年度末に比べ253,718千円増加いたしました。これは長期借入金が253,718千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,258,684千円となり、前事業年度末に比べ89,496千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は1,196,188千円となり、前事業年度末に比べ626,738千円増加しました。これは、第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ254,731千円増加したこと及び四半期純利益の計上により利益剰余金が117,276千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、金融市場に不安定な動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響縮小に伴い経済活動が正常化し、個人消費やインバウンド需要を中心に回復基調が見られました。
当社の主要顧客である医師、看護師等の医療従事者におきましては、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加、ファッショナブルな医療用アパレルの需要とECでの個人購入の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
そのような環境の中で当社は、「医療現場に、感性を。」をミッションとして掲げ商品の企画・開発・販売を行っております。当事業年度においては、チャネルの選択と集中を行い、販管費の抑制による経営効率の合理化を進めるとともに、主力商品の欠品改善や季節感のある商品の投入といった商品展開の拡大等を通じ、堅調な業績にて推移しました。
以上の結果、当事業年度における売上高は3,086,141千円(前年同期比26.8%増)、営業利益は65,547千円(前年同期は167,188千円の営業損失)、経常利益は54,589千円(前年同期は175,035千円の経常損失)、当期純利益は28,357千円(前年同期は119,286千円の当期純損失)となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
当中間会計期間におけるわが国経済は、トランプ関税を受け輸出が下押しされることなどから成長率は鈍化する見通しであるものの、個人消費やインバウンド需要を中心に緩やかに回復基調が見られました。
当社の主要顧客である医師、看護師等の医療従事者におきましては、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
そのような環境の中で当社は、「医療現場に、感性を。」をミッションとして掲げ商品の企画・開発・販売を行っております。当中間会計期間においては、『スクラブをキャンバスに。もっと楽しく。』をコンセプトに、業界の垣根を越えたコラボレーションラインであるScrub Canvas Clubにおいて、複数のコラボ商品を開発し発売を行い、新たな顧客層の獲得を進めてまいりました。また、定番商品の新色の追加や法人向けの工業洗濯対応商品をECサイトや店舗においても展開を行い、既存顧客に対しても新たな商品の選択肢を提供することでリピート注文の促進を行いました。
以上の結果、当中間会計期間における売上高は1,694,665千円、営業利益は45,974千円、経常利益は36,034千円、中間純利益は30,857千円となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、民間企業の設備投資や個人消費が底堅さを維持し緩やかな回復基調が見られましたが、トランプ関税による輸出の下押しなどから成長率は鈍化する見通しであり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
そのような環境の下でありますが、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
当社は、「医療現場に、感性を。」というミッションの下、質感・着心地・機能性を追求した素材の開発、厳しい縫製品質の確保などを通じて、デザイン・素材・縫製の全てにこだわり抜いた商品の企画・開発・販売を行っております。
当第3四半期累計期間においては、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内ECにおいて新規顧客層の獲得や集客数の最大化による売上成長の加速に向け、広告媒体への積極投資や販促施策の強化をしております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,696,570千円、営業利益は112,195千円、経常利益は99,143千円、四半期純利益は117,276千円となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
③ キャッシュ・フローの状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ36,121千円減少し、213,453千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は106,710千円(前年同期は692,743千円の使用)となりました。これは主に、売上債権の減少額184,975千円があった一方で、棚卸資産の増加額399,863千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は50,926千円(前年同期は23,725千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出24,996千円、敷金及び保証金の差入による支出29,122千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は121,512千円(前年同期は759,540千円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純増加額170,000千円、長期借入金の返済による支出48,488千円によるものであります。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ312,316千円増加し、525,770千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は316,760千円となりました。これは主に、税引前中間純利益36,034千円の計上や仕入債務の増加額96,219千円があった一方で、棚卸資産の増加額300,656千円、前渡金の増加額146,443千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は11,189千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,578千円、敷金及び保証金の差入による支出3,280千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は640,266千円となりました。これは短期借入金の純増加額80,000千円、長期借入れによる収入80,000千円、株式の発行による収入507,515千円があった一方で、長期借入金の返済による支出27,249千円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は生産設備を有しておらず、生産は行わないため、該当事項はありません。
b 仕入実績
第16期事業年度、第17期中間会計期間及び第17期第3四半期累計期間の仕入実績は次のとおりであります。なお、当社はメディカルアパレル事業の単一セグメントであります。
c 受注実績
当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
d 販売実績
第16期事業年度、第17期中間会計期間及び第17期第3四半期累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社はメディカルアパレル事業の単一セグメントであります。
(注) 最近2事業年度及び第17期中間会計期間並びに第17期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき見積り、予測を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。
当社が財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針は、「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しており、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち特に重要なものについては、「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載の通りであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、3,086,141千円(前事業年度比26.8%増)となりました。これは主に、国内事業の規模拡大のための積極的な投資や海外事業への積極的な先行投資等を行った結果によるものです。売上原価については、売上高の増加に伴い、1,468,200千円(前事業年度比34.9%増)となりました。
その結果、売上総利益は1,617,940千円(前事業年度比20.2%増)となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に向けた人員増加による給料手当の増加85,915千円及び広告宣伝費を抑制し47,599千円の減少等により、1,552,392千円(前事業年度比2.6%増)となりました。
その結果、営業利益は65,547千円(前事業年度は167,188千円の営業損失)となりました。
営業外収益は2,549千円(前事業年度比4.1%減)となりました。主な内容はクレジットカードのポイント収入972千円であります。また、営業外費用は13,507千円(前事業年度比28.6%増)となりました。主な内容は支払利息9,065千円及び為替差損3,291千円であります。
その結果、経常利益は54,589千円(前事業年度は175,035千円の経常損失)となりました。
特別損失は43,657千円となりました。主な内容は減損損失33,782千円を計上したことによるものであります。
この結果、当期純利益は28,357千円(前事業年度は119,286千円の当期純損失)となりました。
c キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、1,694,665千円となりました。これは主に、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内事業において欠品リスクを抑制するための在庫の積み上げを行い、定番商品を中心とした販促施策の強化を行った結果によるものです。売上原価については、売上高の増加に伴い、800,299千円となりました。
その結果、売上総利益は894,365千円となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に対応したシステム開発及び保守に関する業務委託費の増加や物流工程の見直しや効率化により物流費を抑制し、848,391千円となりました。
その結果、営業利益は45,974千円となりました。
営業外収益は4,399千円となりました。主な内容は為替差益3,078千円であります。
また、営業外費用は14,339千円となりました。主な内容は支払利息6,436千円及び支払手数料5,842千円であります。
その結果、経常利益は36,034千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は5,177千円となったため、中間純利益は30,857千円となりました。
c キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、2,696,570千円となりました。これは主に、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内ECにおいて新規顧客層の獲得や集客数の最大化による売上成長の加速に向け、広告媒体への積極投資や販促施策の強化を行った結果によるものです。
売上原価については、売上高の増加や卸売のため相対的に原価率が高くなる国内法人販路の売上比率上昇に伴い、1,272,535千円となりました。
その結果、売上総利益は1,424,035千円となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に向けた人員増加や国内ECにおける新規顧客層の獲得や集客数最大化を目的とした広告媒体への投資強化により、1,311,840千円となりました。
その結果、営業利益は112,195千円となりました。
営業外収益は4,391千円となりました。主な内容はクレジットカードのポイント収入1,622千円及び為替差益2,330千円であります。また、営業外費用は17,443千円となりました。主な内容は支払利息9,526千円及び支払手数料5,842千円であります。
その結果、経常利益は99,143千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は△18,133千円となったため、四半期純利益は117,276千円となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社の主な資金需要は、商品の仕入れに関する費用、従業員の人件費及び顧客獲得のための広告宣伝費などであります。当社は、これらの資金需要について、自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等でバランスよく調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等については特段の方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて都度、柔軟に検討を行う予定でおります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ、市場ニーズに合った商品やサービスの提供、内部管理体制の強化、優秀な人材の確保などにより、当社の経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な課題に対処していく必要があると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は常に外部環境の変化に関する情報を入手・分析し、現在及び将来における事業環境を認識した上で、当社の経営資源を最適に配分し、有効な解決策を実施していく方針であります。
⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析
当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高、売上高成長率、売上総利益率及びGlobal会員数を重要な経営指標と位置付け、各経営課題に取り組んでおります。その推移を継続的に管理することで営業活動における新たな施策の立案を行っております。なお、Global会員数は、当社の企業価値の源泉である当社商品への信頼性、Classicoブランドの認知度やロイヤリティといった顧客との関係性を表す指標として重視しております。そのため、直接的に売上高や売上総利益率と連動する指標ではございませんが、今後も継続的な増加を目指してまいります。
以上の結果、当社が重視する経営指標は以下のとおりとなりました。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態の状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
(資産)
当事業年度末における流動資産は1,757,038千円となり、前事業年度末に比べ163,600千円増加いたしました。これは主に商品が378,170千円増加したものの、売掛金が185,063千円減少したことによるものであります。固定資産は160,592千円となり、前事業年度末に比べ11,891千円増加いたしました。これは主に繰延税金資産が30,084千円増加したものの、ソフトウエアが16,716千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は1,917,630千円となり、前事業年度末に比べて175,491千円増加しました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は1,317,814千円となり、前事業年度末に比べ351,478千円増加いたしました。これは主に短期借入金が170,000千円、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が165,000千円、未払金が53,260千円増加したものの、契約負債が37,056千円減少したことによるものであります。固定負債は30,366千円となり、前事業年度末に比べ204,345千円減少いたしました。これは転換社債型新株予約権付社債が165,000千円、長期借入金が39,345千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,348,180千円となり、前事業年度末に比べて147,133千円増加しました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は569,449千円となり、前事業年度に比べ28,357千円増加しました。その要因は、当期純利益の計上により利益剰余金が28,357千円増加したことによるものであります。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
(資産)
当中間会計期間末における流動資産は2,534,637千円となり、前事業年度末に比べ777,598千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が312,316千円、商品が321,317千円増加したことによるものであります。固定資産は172,133千円となり、前事業年度末に比べ11,541千円増加いたしました。これは有形固定資産が5,503千円、投資その他の資産が8,393千円増加したものの、無形固定資産が2,355千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,706,770千円となり、前事業年度末に比べ789,140千円増加いたしました。
(負債)
当中間会計期間末における流動負債は1,539,317千円となり、前事業年度末に比べ221,502千円増加いたしました。これは主に買掛金が96,219千円、短期借入金が80,000千円、1年内返済予定の長期借入金が25,434千円増加したことによるものであります。固定負債は57,683千円となり、前事業年度末に比べ27,317千円増加いたしました。これは長期借入金が27,317千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,597,000千円となり、前事業年度末に比べ248,819千円増加いたしました。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産合計は1,109,769千円となり、前事業年度末に比べ540,320千円増加しました。これは、第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ254,731千円増加したこと及び中間純利益の計上により利益剰余金が30,857千円増加したことによるものであります。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は2,248,636千円となり、前事業年度末に比べ491,597千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が207,509千円、商品が378,789千円増加したものの、売掛金が169,152千円減少したことによるものであります。固定資産は206,236千円となり、前事業年度末に比べ45,644千円増加いたしました。これは主に有形固定資産が5,268千円、投資その他の資産が39,872千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,454,872千円となり、前事業年度末に比べ537,242千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は974,600千円となり、前事業年度末に比べ343,214千円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が82,635千円増加したものの、短期借入金が470,000千円減少したことによるものであります。固定負債は284,084千円となり、前事業年度末に比べ253,718千円増加いたしました。これは長期借入金が253,718千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,258,684千円となり、前事業年度末に比べ89,496千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は1,196,188千円となり、前事業年度末に比べ626,738千円増加しました。これは、第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ254,731千円増加したこと及び四半期純利益の計上により利益剰余金が117,276千円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、金融市場に不安定な動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響縮小に伴い経済活動が正常化し、個人消費やインバウンド需要を中心に回復基調が見られました。
当社の主要顧客である医師、看護師等の医療従事者におきましては、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加、ファッショナブルな医療用アパレルの需要とECでの個人購入の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
そのような環境の中で当社は、「医療現場に、感性を。」をミッションとして掲げ商品の企画・開発・販売を行っております。当事業年度においては、チャネルの選択と集中を行い、販管費の抑制による経営効率の合理化を進めるとともに、主力商品の欠品改善や季節感のある商品の投入といった商品展開の拡大等を通じ、堅調な業績にて推移しました。
以上の結果、当事業年度における売上高は3,086,141千円(前年同期比26.8%増)、営業利益は65,547千円(前年同期は167,188千円の営業損失)、経常利益は54,589千円(前年同期は175,035千円の経常損失)、当期純利益は28,357千円(前年同期は119,286千円の当期純損失)となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
当中間会計期間におけるわが国経済は、トランプ関税を受け輸出が下押しされることなどから成長率は鈍化する見通しであるものの、個人消費やインバウンド需要を中心に緩やかに回復基調が見られました。
当社の主要顧客である医師、看護師等の医療従事者におきましては、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
そのような環境の中で当社は、「医療現場に、感性を。」をミッションとして掲げ商品の企画・開発・販売を行っております。当中間会計期間においては、『スクラブをキャンバスに。もっと楽しく。』をコンセプトに、業界の垣根を越えたコラボレーションラインであるScrub Canvas Clubにおいて、複数のコラボ商品を開発し発売を行い、新たな顧客層の獲得を進めてまいりました。また、定番商品の新色の追加や法人向けの工業洗濯対応商品をECサイトや店舗においても展開を行い、既存顧客に対しても新たな商品の選択肢を提供することでリピート注文の促進を行いました。
以上の結果、当中間会計期間における売上高は1,694,665千円、営業利益は45,974千円、経常利益は36,034千円、中間純利益は30,857千円となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、民間企業の設備投資や個人消費が底堅さを維持し緩やかな回復基調が見られましたが、トランプ関税による輸出の下押しなどから成長率は鈍化する見通しであり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
そのような環境の下でありますが、人口動態変化による医療・介護需要に伴う医療人口の増加や感染防止のための医療用アパレルの需要枚数の増加により国内メディカルアパレルの需要は増加傾向にあります。
当社は、「医療現場に、感性を。」というミッションの下、質感・着心地・機能性を追求した素材の開発、厳しい縫製品質の確保などを通じて、デザイン・素材・縫製の全てにこだわり抜いた商品の企画・開発・販売を行っております。
当第3四半期累計期間においては、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内ECにおいて新規顧客層の獲得や集客数の最大化による売上成長の加速に向け、広告媒体への積極投資や販促施策の強化をしております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,696,570千円、営業利益は112,195千円、経常利益は99,143千円、四半期純利益は117,276千円となりました。
なお、当社の事業は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
③ キャッシュ・フローの状況
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ36,121千円減少し、213,453千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は106,710千円(前年同期は692,743千円の使用)となりました。これは主に、売上債権の減少額184,975千円があった一方で、棚卸資産の増加額399,863千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は50,926千円(前年同期は23,725千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出24,996千円、敷金及び保証金の差入による支出29,122千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は121,512千円(前年同期は759,540千円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純増加額170,000千円、長期借入金の返済による支出48,488千円によるものであります。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ312,316千円増加し、525,770千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は316,760千円となりました。これは主に、税引前中間純利益36,034千円の計上や仕入債務の増加額96,219千円があった一方で、棚卸資産の増加額300,656千円、前渡金の増加額146,443千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は11,189千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,578千円、敷金及び保証金の差入による支出3,280千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は640,266千円となりました。これは短期借入金の純増加額80,000千円、長期借入れによる収入80,000千円、株式の発行による収入507,515千円があった一方で、長期借入金の返済による支出27,249千円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a 生産実績
当社は生産設備を有しておらず、生産は行わないため、該当事項はありません。
b 仕入実績
第16期事業年度、第17期中間会計期間及び第17期第3四半期累計期間の仕入実績は次のとおりであります。なお、当社はメディカルアパレル事業の単一セグメントであります。
| セグメントの名称 | 第16期事業年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) | 第17期中間会計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年4月30日) | 第17期第3四半期 累計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年7月31日) | |
| 仕入高(千円) | 前期比(%) | 仕入高(千円) | 仕入高(千円) | |
| メディカルアパレル事業 | 1,859,519 | 143.8 | 1,125,537 | 1,659,076 |
| 合計 | 1,859,519 | 143.8 | 1,125,537 | 1,659,076 |
c 受注実績
当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。
d 販売実績
第16期事業年度、第17期中間会計期間及び第17期第3四半期累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社はメディカルアパレル事業の単一セグメントであります。
| セグメントの名称 | 第16期事業年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) | 第17期中間会計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年4月30日) | 第17期第3四半期 累計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年7月31日) | |
| 販売高(千円) | 前期比(%) | 販売高(千円) | 販売高(千円) | |
| メディカルアパレル事業 | 3,086,141 | 126.8 | 1,694,665 | 2,696,570 |
| 合計 | 3,086,141 | 126.8 | 1,694,665 | 2,696,570 |
(注) 最近2事業年度及び第17期中間会計期間並びに第17期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 第15期事業年度 (自 2022年11月1日 至 2023年10月31日) | 第16期事業年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) | 第17期中間会計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年4月30日) | 第17期第3四半期 累計期間 (自 2024年11月1日 至 2025年7月31日) | ||||
| 販売高 (千円) | 割合(%) | 販売高 (千円) | 割合(%) | 販売高 (千円) | 割合(%) | 販売高 (千円) | 割合(%) | |
| 株式会社エラン | 541,722 | 22.3 | 1,011,868 | 32.8 | 602,316 | 35.5 | 1,078,569 | 40.0 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき見積り、予測を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。
当社が財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針は、「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しており、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち特に重要なものについては、「第5経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載の通りであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
第16期事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、3,086,141千円(前事業年度比26.8%増)となりました。これは主に、国内事業の規模拡大のための積極的な投資や海外事業への積極的な先行投資等を行った結果によるものです。売上原価については、売上高の増加に伴い、1,468,200千円(前事業年度比34.9%増)となりました。
その結果、売上総利益は1,617,940千円(前事業年度比20.2%増)となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に向けた人員増加による給料手当の増加85,915千円及び広告宣伝費を抑制し47,599千円の減少等により、1,552,392千円(前事業年度比2.6%増)となりました。
その結果、営業利益は65,547千円(前事業年度は167,188千円の営業損失)となりました。
営業外収益は2,549千円(前事業年度比4.1%減)となりました。主な内容はクレジットカードのポイント収入972千円であります。また、営業外費用は13,507千円(前事業年度比28.6%増)となりました。主な内容は支払利息9,065千円及び為替差損3,291千円であります。
その結果、経常利益は54,589千円(前事業年度は175,035千円の経常損失)となりました。
特別損失は43,657千円となりました。主な内容は減損損失33,782千円を計上したことによるものであります。
この結果、当期純利益は28,357千円(前事業年度は119,286千円の当期純損失)となりました。
c キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
第17期中間会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、1,694,665千円となりました。これは主に、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内事業において欠品リスクを抑制するための在庫の積み上げを行い、定番商品を中心とした販促施策の強化を行った結果によるものです。売上原価については、売上高の増加に伴い、800,299千円となりました。
その結果、売上総利益は894,365千円となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に対応したシステム開発及び保守に関する業務委託費の増加や物流工程の見直しや効率化により物流費を抑制し、848,391千円となりました。
その結果、営業利益は45,974千円となりました。
営業外収益は4,399千円となりました。主な内容は為替差益3,078千円であります。
また、営業外費用は14,339千円となりました。主な内容は支払利息6,436千円及び支払手数料5,842千円であります。
その結果、経常利益は36,034千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は5,177千円となったため、中間純利益は30,857千円となりました。
c キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
第17期第3四半期累計期間(自 2024年11月1日 至 2025年7月31日)
a 財政状態
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に含めて記載しております。
b 経営成績
売上高は、2,696,570千円となりました。これは主に、株式会社エランと共同開発をした患者衣「lifte」の認知度が上がり、導入病院からの評判も高く需要が伸びたことや国内ECにおいて新規顧客層の獲得や集客数の最大化による売上成長の加速に向け、広告媒体への積極投資や販促施策の強化を行った結果によるものです。
売上原価については、売上高の増加や卸売のため相対的に原価率が高くなる国内法人販路の売上比率上昇に伴い、1,272,535千円となりました。
その結果、売上総利益は1,424,035千円となりました。
販売費及び一般管理費については、主に事業拡大に向けた人員増加や国内ECにおける新規顧客層の獲得や集客数最大化を目的とした広告媒体への投資強化により、1,311,840千円となりました。
その結果、営業利益は112,195千円となりました。
営業外収益は4,391千円となりました。主な内容はクレジットカードのポイント収入1,622千円及び為替差益2,330千円であります。また、営業外費用は17,443千円となりました。主な内容は支払利息9,526千円及び支払手数料5,842千円であります。
その結果、経常利益は99,143千円となりました。
また、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は△18,133千円となったため、四半期純利益は117,276千円となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社の主な資金需要は、商品の仕入れに関する費用、従業員の人件費及び顧客獲得のための広告宣伝費などであります。当社は、これらの資金需要について、自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等でバランスよく調達していくことを基本方針としております。なお、これらの資金調達方法の優先順位等については特段の方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて都度、柔軟に検討を行う予定でおります。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は常に市場動向に留意しつつ、市場ニーズに合った商品やサービスの提供、内部管理体制の強化、優秀な人材の確保などにより、当社の経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して
経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な課題に対処していく必要があると認識しております。それらの課題に対応するために、経営者は常に外部環境の変化に関する情報を入手・分析し、現在及び将来における事業環境を認識した上で、当社の経営資源を最適に配分し、有効な解決策を実施していく方針であります。
⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析
当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高、売上高成長率、売上総利益率及びGlobal会員数を重要な経営指標と位置付け、各経営課題に取り組んでおります。その推移を継続的に管理することで営業活動における新たな施策の立案を行っております。なお、Global会員数は、当社の企業価値の源泉である当社商品への信頼性、Classicoブランドの認知度やロイヤリティといった顧客との関係性を表す指標として重視しております。そのため、直接的に売上高や売上総利益率と連動する指標ではございませんが、今後も継続的な増加を目指してまいります。
以上の結果、当社が重視する経営指標は以下のとおりとなりました。
| 前事業年度 (自 2022年11月1日 至 2023年10月31日) | 当事業年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) | |
| Global会員数(万人) | 5.6 | 8.2 |
| 売上高(千円) | 2,434,486 | 3,086,141 |
| 売上高成長率(%) | 42.7 | 26.8 |
| 売上総利益率(%) | 55.3 | 52.4 |