訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2026/03/27 15:30
【資料】
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【項目】
160項目
36.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しております。我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準(以下「日本基準」という。)に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2024年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2023年4月1日です。
(1) 遡及適用に対する免除規定
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対して、原則として遡及的にIFRSを適用することを求めております。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に免除規定を適用しなければならないものと任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は以下のとおりです。
① 企業結合
IFRS移行日より前に行われた企業結合については、IFRS第3号「企業結合」を遡及適用しないことを選択することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対してIFRS第3号を遡及適用しないことを選択しております。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額によっております。なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しております。
② リース
契約にリースが含まれているか否かの評価をIFRS移行日時点で判断することが認められております。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日時点で存在する事実と状況に基づいて、契約にリースが含まれているかを判断しております。
③ 以前に認識した金融商品の指定
IFRS第9号における分類について、当初認識時点で存在する事実及び状況ではなく、移行日時点の事実及び状況に基づき判断することが認められております。また、移行日時点に存在する事実及び状況に基づき資本性金融資産をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められております。当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、一部の資本性金融資産についてその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。
(2) IFRS第1号の遡及適用に対する強制的な例外規定
IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社はこれらの項目について移行日より将来に向かって適用しております。
(3) 調整表
日本基準からIFRSへの移行が、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに及ぼす影響は、以下のとおりです。なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。
① 資本に対する調整
移行日(2023年4月1日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金1,5511,551現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金1,310861,397A営業債権及び
その他の債権
未収入金86△86
その他3964103Aその他の流動資産
前払費用74△64△10
流動資産合計3,063△103,052流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産139△170122C有形固定資産
171,0101,027A,B使用権資産
無形固定資産
のれん5,6675,667のれん
その他630630無形資産
投資その他の資産
投資有価証券69130200Aその他の金融資産
敷金及び保証金130△130
繰延税金資産056E繰延税金資産
その他9△09その他の非流動資産
固定資産合計6,6471,0167,664非流動資産合計
資産合計9,7111,00510,717資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債の部負債及び資本
負債
流動負債流動負債
買掛金297134431A営業債務及び
その他の債務
未払金134△134
短期借入金1,0003531,353A,F借入金
1年以内返済予定の
長期借入金
374△353△20
未払費用630△4626未払費用
未払法人税等5454未払法人所得税
200200G未払有給休暇
リース債務6115121Bリース負債
未払消費税等121206328Aその他の流動負債
預り金107△107
賞与引当金86△86
その他11△11
流動負債合計2,8242913,116流動負債合計
固定負債非流動負債
長期借入金4,651△394,611F借入金
リース債務12888901Bリース負債
資産除去債務4444引当金
繰延税金負債79△4236E繰延税金負債
長期未払金9393その他の非流動負債
固定負債合計4,8808065,687非流動負債合計
負債合計7,7051,0978,803負債合計
純資産の部資本
資本金100100資本金
資本剰余金2,7002,700資本剰余金
利益剰余金△812△92△904I利益剰余金
その他の包括利益累計額16118Aその他の資本の
構成要素
新株予約権1△1
純資産合計2,005△921,913資本合計
負債純資産合計9,7111,00510,717負債及び資本合計


前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金1,9511,951現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金1,720121,732A営業債権及び
その他の債権
未収入金12△12
その他8574160Aその他の流動資産
前払費用86△74△12
流動資産合計3,856△123,843流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産145△171128C有形固定資産
179971,014A,B使用権資産
無形固定資産
のれん5,5623885,951Dのれん
その他273273無形資産
投資その他の資産
投資有価証券93106200Aその他の金融資産
敷金及び保証金106△106
繰延税金資産21968288E繰延税金資産
その他11△010その他の非流動資産
固定資産合計6,4121,4557,868非流動資産合計
資産合計10,2681,44311,712資産合計

(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債の部負債及び資本
負債
流動負債流動負債
買掛金460260720A営業債務及び
その他の債務
未払金260△260
短期借入金7004051,105A,F借入金
1年以内返済予定の
長期借入金
432△405△26
未払費用938△2936未払費用
未払法人税等109109未払法人所得税
245245G未払有給休暇
リース債務7152160Bリース負債
未払消費税等369268637Aその他の流動負債
預り金136△136
賞与引当金117△117
その他13△13
流動負債合計3,5453693,915流動負債合計
固定負債非流動負債
長期借入金4,891△314,859F借入金
リース債務12846858Bリース負債
資産除去債務5959引当金
長期未払金9346139Aその他の非流動負債
その他46△46
固定負債合計5,1028145,917非流動負債合計
負債合計8,6471,1849,832負債合計
純資産の部資本
資本金100100資本金
資本剰余金2,658△22,656資本剰余金
利益剰余金△1,143257△885I利益剰余金
その他の包括利益累計額3138A,Hその他の資本の
構成要素
新株予約権1△1
純資産合計1,6202581,879資本合計
負債純資産合計10,2681,44311,712負債及び資本合計

② 包括利益に対する調整
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高15,60615,606売上収益
売上原価12,9082112,929B,C,G売上原価
売上総利益2,697△212,676売上総利益
販売費及び一般管理費2,554△3992,154B,C,D,G販売費及び一般管理費
62△062A,Cその他の収益
32318341A,C,Dその他の費用
営業利益143△260359242営業利益
営業外収益64△64
営業外費用150△150
特別利益10△10
特別損失311△311
12△47A,H金融収益
13818156A,B,F金融費用
税金等調整前当期純利益△24333693税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税225△144△1267A,E法人所得税費用
法人税等調整額△144144
当期純利益△32334925当期利益
その他の包括利益その他の包括利益
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他有価証券
評価差額金
△133△9Hその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
その他の包括利益合計△133△9その他の包括利益
当期包括利益△33635215当期包括利益


③ 資本及び包括利益の調整に関する注記
A. 表示組替
IFRSの規定に準拠するため実施した表示組替のうち、主なものは以下のとおりであります。
・営業債権及びその他の債権
日本基準では区分掲記していた「受取手形及び売掛金」及び「未収入金」は、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」として表示しております。
・その他の流動資産
日本基準では流動資産に区分掲記していた「前払費用」及び「その他」に含めていた立替金や未収還付税金等は、IFRSでは「その他の流動資産」として表示しております。
・使用権資産
日本基準では「有形固定資産」に含めて表示していたリース資産は、IFRSでは「使用権資産」として表示しております。
・その他の金融資産
日本基準では固定資産に区分掲記していた「投資有価証券」、「敷金及び保証金」及び「その他」に含めていた出資金等は、IFRSでは「その他の金融資産」として表示しております。
・営業債務及びその他の債務
日本基準では区分掲記していた「買掛金」及び「未払金」は、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」として表示しております。
・借入金(流動)
日本基準では区分掲記していた「短期借入金」及び「1年以内返済予定の長期借入金」は、IFRSでは「借入金」(流動)として表示しております。
・その他の流動負債
日本基準では流動負債に区分掲記していた「未払消費税等」、「預り金」、「賞与引当金」及び「その他」に含めていた役員賞与引当金等は、IFRSでは「その他の流動負債」として表示しております。
・その他の非流動負債
日本基準では固定負債に区分掲記していた「長期未払金」及び「その他」に含めていた警備員退職慰労引当金や預り金等は、IFRSでは「その他の非流動負債」として表示しております。
・その他の資本の構成要素
日本基準では純資産の部に区分掲記していた「新株予約権」を、IFRSでは「その他の資本の構成要素」として表示しております。
・損益項目
日本基準では「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目を、IFRSでは財務関係損益については「金融収益」及び「金融費用」として表示し、それ以外の項目については、「その他の収益」及び「その他の費用」に表示しております。
また、日本基準では「法人税、住民税及び事業税」及び「法人税等調整額」を区分掲記しておりましたが、IFRSでは「法人所得税費用」として一括して表示しております。
B. リース
日本基準ではオペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理しておりましたが、IFRSでは使用権資産及びリース負債を計上し、減価償却費及び支払利息を計上しております。
C. 減価償却方法の変更
日本基準では有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について主として定率法を採用しておりましたが、IFRSでは定額法を採用しております。当該変更により、減価償却費が含まれる売上原価、販売費及び一般管理費を調整するとともに、従来の減価償却方法を前提として計上されていた固定資産売却損益についても再計算を行っております。
D. のれんの計上に関する調整
日本基準ではのれんはその効果が発現すると見積もられる期間で償却しておりますが、IFRSでは非償却であるため、移行日以降の償却費を修正しております。また、移行日以降の償却費が減少しのれん計上額が増加したため、2024年3月期に実施したのれん減損金額が増加しております。
E. 繰延税金資産、繰延税金負債に関する調整
日本基準からIFRSへの調整に伴い発生した一時差異に対して、繰延税金資産及び繰延税金負債を計上しております。また、IFRSの適用に伴い、すべての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。
F. 借入金に関する調整
日本基準では金融負債の発行に直接起因する発行コストについて発生時に費用処理しておりましたが、IFRSでは実効金利法に基づく償却原価に含めて処理しております。
G. 未消化の有給休暇に関する調整
日本基準では会計処理をしていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは未払有給休暇として負債計上しております。
H. その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する調整
日本基準ではその他有価証券へ分類した資本性金融商品について、売却損益を純損益として認識しておりますが、IFRSではその他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定した資本性金融商品の売却損益について、純損益へ振り替えることなくその他の包括利益を通じて認識しております。
I. 利益剰余金に関する調整
上記調整による利益剰余金の影響は、以下のとおりです。各項目の調整額については、税効果反映後の値となっており、△は損失となります。
(単位:百万円)
注記移行日
(2023年4月1日)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
リースB△8
減価償却方法の変更C0△1
のれんの計上に関する調整D373
借入金に関する調整F3837
未消化の有給休暇に関する調整G△131△141
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産に関する調整
H△3
その他0
利益剰余金に対する調整合計△92257

④ キャッシュ・フローに対する調整
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
日本基準では、オペレーティング・リース取引に係る支払リース料は営業活動によるキャッシュ・フローに区分していますが、IFRSでは資産計上された使用権資産に対応するリース負債の返済による支出として財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。

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