臨時報告書(内国特定有価証券)

【提出】
2022/07/21 9:02
【資料】
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提出理由

「楽天USリート・トリプルエンジン(トルコリラ)毎月分配型」(以下、「当ファンド」といいます。)につき、信託終了(繰上償還)にかかる手続きを開始することを決定しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項および特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第2項第14号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

解散の決定等

イ 信託終了(繰上償還)の年月日
2022年9月9日(予定)
当ファンドについて、信託終了(繰上償還)にかかる書面決議は、2022年7月25日現在における当ファンドの議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上の賛成をもって可決された場合、2022年9月9日に信託終了(繰上償還)を行います。
ロ 信託終了(繰上償還)にかかる決定に至った理由
当ファンドは、2011年11月の設定以来、主としてリート連動債への投資を通じて、米国リートETFの長期的な成長や配当金および米国リートETFにかかるインカムプラス戦略、ならびに対円貨でのトルコリラのパフォーマンスを獲得することを目指し運用を行ってまいりました。決算は120回を超え、支払い分配金の累計は14,000円(1万口当たり、税込)を上回っております。※2022年6月22日に第127期決算を迎え、支払い分配金累計は14,320円(1万口当たり、税込)となっています。
一方、1トルコリラ=40~50円台で推移していたトルコリラは2014年秋以降、長期的な下落傾向に転じ、2021年秋以降にその傾向は一層強くなり、足元では1トルコリラ=8円前後の円高水準となっております。
こうした環境のもと、弊社ではトルコリラの動向を注視しておりましたが、昨今の急激なトルコリラ下落により当該通貨については特に流動性や取引コスト等に大きな影響が出てきていると判断しております。また、これまでの純資産総額の推移を鑑みるに、今後も当ファンドの純資産総額の大幅な増加を期待することは難しいと見込まれることから、こうした状況等を総合的に判断し、弊社では当該ファンドを繰上償還し、運用資産をお返しすることが受益者にとって有利であると判断したものです。
ハ 信託終了(繰上償還)に関する情報の受益者への提供または公衆縦覧
書面決議を行うため、2022年7月25日現在の当ファンドの知れている受益者に対して、信託終了(繰上償還)に関する情報を記載した書面を交付します。
2022年8月19日に楽天投信投資顧問株式会社のホームページ(https://www.rakuten-toushin.co.jp/)に信託終了(繰上償還)に関するお知らせを掲載します。