このような状況のなか、当社グループにおいては、国内卸売事業は野菜種子、苗木は順調に推移したものの、資材が大きく落ち込んだことから前年同期比減収となりました。海外卸売事業につきましては、野菜種子、花種子の売上がともに好調で前年同期比大幅増収となりました。一方、小売事業は前期より不採算事業の見直しなどを行っていることもあり前年同期比減収となりました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高は417億22百万円(前年同期比12億4百万円、3.0%増)となりました。営業利益は、野菜種子の売上増加による売上総利益の改善が貢献し、66億10百万円(前年同期比21億63百万円、48.6%増)となりました。また経常利益は、為替差損が1億34百万円(前年同期は為替差益が3億85百万円)発生したため、68億83百万円(前年同期比15億68百万円、29.5%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社における税金費用が増えたことから、46億63百万円(前年同期比6億87百万円、17.3%増)と前年同期比増益となりました。
当第3四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替レートは、次のとおりです。なお、第1四半期の連結対象期間は4-6月、第2四半期の連結対象期間は7-9月、第3四半期の連結対象期間は10-12月です。
2016/04/11 10:21