有価証券報告書-第93期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、確かな技術で、お客様の多様なニーズにお応えする企業として、良質な製品とサービスを安定供給することにより、社会に貢献したいと考えております。
事業分野は、機械関連、資源関連、不動産関連及び素材関連の4事業であります。
当社グループはこうした事業活動を通じて「株主」「顧客」をはじめ広く関係者の負託に応えるべく最善の経営努力を続けてまいります。
(2)中長期的な経営戦略及び対処すべき課題
景気は緩やかな回復傾向を示しているものの、当社グループを巡る事業環境につきましては、主力の機械関連事業に係る新造船市況の低迷により、当面は厳しい局面が続くものと予想されます。
当社グループは、次の課題に取り組み収益力の強化と安定した経営基盤の確立を図ってまいります。
① 機械関連事業に関しては、舶用機器、産業機器とも当面厳しい受注環境が続くことが予想されるため、工事量の確保が喫緊の課題です。顧客ニーズに柔軟に対応しつつ、新型工事の取り込み等に努めます。
また、以前より導入作業を進めてきた長崎県松浦工場への新鋭の大型工作機械(CNC立旋盤)の据え付けが昨年12月に完了し、稼働を開始しました。同機械による受注拡大と生産の効率化に努めます。
② 資源関連事業の結晶質石灰石部門は、赤字脱却が最大の課題です。当期、固定資産の減損損失計上や一部製品在庫の評価減等会計的処理を行うとともに、人事の刷新を行いました。新しい体制で黒字化を目指します。
また、中期的な製品の安定供給を図るための新鉱画の開発、老朽化した大黒工場のリシン工場への統合による合理化等を進めます。
③ 資源関連事業のハイシリカ部門では、原料調達の多様化、取引先の拡大、海外生産委託等を進め、収益の安定化と拡大を目指します。
④ 当社グループ全体で、設備の老朽化が進んでいることから計画的な設備更新を進め、効率的かつ安全な操業の確保に努めます。
⑤ 当社の将来の発展を見据えて、人材の確保と育成を行うための人事制度の改革、及び当社基幹システムの移行プロジェクト等基盤整備を進めます。