有価証券報告書-第63期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 10:09
【資料】
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【項目】
123項目

対処すべき課題

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、企業理念「私たちは、すべてのお客様に『感動』していただくために、情熱をもって、信頼の技術と品質、サービスを提供します。」のもと、最大の強みである情報通信技術(ICT)を駆使した通信インフラ構築技術を活かした事業展開と、常にお客様の視点に立ったサービスを提供することで、豊かで快適な社会の実現に貢献していくことを経営の基本方針としております。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、企業価値向上のため、売上高営業利益率を重視し、その向上に努めてまいります。また、併せてキャッシュ・フローも重視してまいります。
(3) 対処すべき課題等
当社グループを取り巻く事業環境は、情報通信分野において、通信事業各社の光アクセス等の固定通信関連投資は引き続き減少傾向にありますが、モバイル設備関連は、さらなる高速化および品質改善に向けた投資が期待されます。また、公共・民需分野では、国土強靭化、地域創生に向けた社会インフラへの投資やICTへの投資が引き続き期待されます。
このような経営環境のなか、当社グループは企業理念「私たちは、すべてのお客様に『感動』していただくために、情熱をもって、信頼の技術と品質、サービスを提供します。」のもと、グループビジョン「ソリューション&エンジニアリング企業グループとしてビジネスの拡大を図り、さらなる成長を目指します。」の実現に向け、平成28年度からスタートした3ヵ年中期経営計画“チャレンジ-2018”で掲げる平成30年度(2018年度)経営目標連結売上高800億円、連結営業利益32億円(営業利益率4.0%)を達成すべく、以下の課題に取り組んでまいります。
①売上高と利益の確保・拡大
・通信設備事業の収益拡大と生産性の向上
・総合設備事業、ICTソリューション事業の拡大
②人財の育成と活力ある職場づくり
・全社員が活躍できる明るく活力ある企業風土の定着
・各種技術資格の取得推進
③安全・品質の追求
・安全、安心な職場の構築
・工事品質、サービス品質の確保による顧客満足度の向上
④グループ経営基盤の強化
・グループ連携の最適化による連結業績の向上
・企業価値の最大化に向けたCSR経営の深化