半期報告書-第70期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2017/12/21 9:48
【資料】
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【項目】
81項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が続いた。
建設業界においては、政府建設投資・民間設備投資ともに堅調に推移し、安定した受注環境が継続した。
このような状況のもと、当中間連結会計期間の業績は、売上高は31,056百万円(前年同期比8.0%減)、営業利益は1,627百万円(前年同期比34.5%減)、経常利益は1,703百万円(前年同期比33.2%減)となり、親会社株主に帰属する中間純利益は1,239百万円(前年同期比23.0%減)となった。
セグメントの業績は、次のとおりである。
① 建設事業
完成工事高は29,361百万円(前年同期比9.9%減)、営業利益は1,291百万円(前年同期比43.9%減)となった。
なお、建設事業においては、契約により工事の完成引渡しが下半期に集中しているため、上半期の完成工事高に比べ下半期の完成工事高が著しく多くなるといった季節的変動がある。ちなみに、前中間連結会計期間の完成工事高は32,612百万円であり、前連結会計年度は79,569百万円であった。
② 不動産事業
不動産事業売上高は95百万円(前年同期比19.2%減)、営業利益は24百万円(前年同期2百万円の利益)となった。
③ 製造販売事業
アスファルト合材及びコンクリート製品の売上高は1,419百万円(前年同期比63.9%増)、営業利益は262百万円(前年同期比56.8%増)となった。
④ その他の事業
その他の事業売上高は179百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は0百万円(前年同期15百万円の損失)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、2,990百万円の資金減少(前年同期は2,158百万円の資金減少)となった。これは仕入債務の減少額などによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、359百万円の資金減少(前年同期は158百万円の資金減少)となった。これは有形・無形固定資産の取得による支出などによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,178百万円の資金増加(前年同期は148百万円の資金減少)となった。これは長期借入れによる収入などによるものである。
これにより、現金及び現金同等物の中間期末残高は、前中間期末残高より1,006百万円(6.5%)減少して14,448百万円となった。
(注)「第2 事業の状況」における各事項の記載については、消費税等に相当する金額は含まれていない。