有価証券報告書-第72期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(重要な会計上の見積り)
前事業年度(令和3年3月31日)
(1)太陽光発電所工事における工事進行基準の収益認識及び工事損失引当金
④ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
追加情報に記載のとおり、令和3年10月15日に特別調査委員会から調査報告書を受領しました。特別調査委員会の調査対象である高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事の他、類似する事案として奥州工事についても調査が行われました。いずれも、工事の進捗にしたがい工事原価総額を見直す際、土木工事費用等の一部の費用が適時に工事原価の見積りに反映されていなかったことが判明しました。
工事進行基準による収益は、工事進捗度に基づき測定され、進捗度は工事原価総額に対する当事業年度末までの発生原価の割合に基づき算定しております。また、工事原価総額等が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積もることができる場合には、その超過すると見込まれる額のうち、既に計上された損益の額を控除した残額を、工事損失が見込まれた期の損失として処理し、工事損失引当金を計上しております。
工事原価総額の見積り変更における主要な仮定は土木工事費用等を含む外注費であります。外注費は、気象条件や地理的要因、地中障害、工事従事者の不足等により、不確実性を伴うことから、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
当事業年度(令和4年3月31日)
(1)高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事における収益認識及び工事損失引当金
④ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事の完成工事高は、収益及び費用の計上基準に記載のとおり、工事収益総額、工事原価総額及び発生した工事原価により履行義務の充足に係る工事進捗度を見積り、一定の期間にわたり収益を認識しております。また、工事損失引当金は、工事原価総額等が工事収益総額を超過すると見込まれる額のうち、既に計上された工事損失の額を控除した残額を同引当金として計上し、同引当金期首残高との差額を工事損失引当金繰入額として計上しております。
工事進捗度は、主として工事原価総額の変化によって重要な影響を受けております。工事原価総額の見積りにおける主要な仮定は、土木工事費用等を含む外注費と判断しており、外注業者からの見積書を基礎として、専門的な判断を加えて仮定しております。
工事原価総額の見積りにおける外注費は、想定し得なかった気象条件や地理的要因、地中障害、工事従事者の不足等により変動することから、工事原価総額の見積りは不確実性を伴います。外注費が変化した場合、工事原価総額が増減し、工事進捗度の変化を通じて完成工事高に影響します。また、同様に工事損失引当金にも影響があります。
このように、外注費に伴う不確実性により、翌事業年度の収益認識及び工事損失引当金に重要な影響を与える可能性があります。
前事業年度(令和3年3月31日)
(1)太陽光発電所工事における工事進行基準の収益認識及び工事損失引当金
| ① 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した完成工事高 | 943,195 | 千円 |
| ② 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した工事損失引当金 | 526,581 | 〃 |
| 内、工事損失引当金繰入額 | 526,581 | 〃 |
| ③ 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した完成工事総損失 | 481,301 | 〃 |
④ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
追加情報に記載のとおり、令和3年10月15日に特別調査委員会から調査報告書を受領しました。特別調査委員会の調査対象である高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事の他、類似する事案として奥州工事についても調査が行われました。いずれも、工事の進捗にしたがい工事原価総額を見直す際、土木工事費用等の一部の費用が適時に工事原価の見積りに反映されていなかったことが判明しました。
工事進行基準による収益は、工事進捗度に基づき測定され、進捗度は工事原価総額に対する当事業年度末までの発生原価の割合に基づき算定しております。また、工事原価総額等が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積もることができる場合には、その超過すると見込まれる額のうち、既に計上された損益の額を控除した残額を、工事損失が見込まれた期の損失として処理し、工事損失引当金を計上しております。
工事原価総額の見積り変更における主要な仮定は土木工事費用等を含む外注費であります。外注費は、気象条件や地理的要因、地中障害、工事従事者の不足等により、不確実性を伴うことから、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
当事業年度(令和4年3月31日)
(1)高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事における収益認識及び工事損失引当金
| ① 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した完成工事高 | 4,019,624 | 千円 |
| ② 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した工事損失引当金 | 838,862 | 〃 |
| 内、工事損失引当金繰入額 | 418,913 | 〃 |
| ③ 当該工事の当事業年度の財務諸表に計上した完成工事総損失 | 3,066,742 | 〃 |
④ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
高山ソーラーヒルズ太陽光発電所工事の完成工事高は、収益及び費用の計上基準に記載のとおり、工事収益総額、工事原価総額及び発生した工事原価により履行義務の充足に係る工事進捗度を見積り、一定の期間にわたり収益を認識しております。また、工事損失引当金は、工事原価総額等が工事収益総額を超過すると見込まれる額のうち、既に計上された工事損失の額を控除した残額を同引当金として計上し、同引当金期首残高との差額を工事損失引当金繰入額として計上しております。
工事進捗度は、主として工事原価総額の変化によって重要な影響を受けております。工事原価総額の見積りにおける主要な仮定は、土木工事費用等を含む外注費と判断しており、外注業者からの見積書を基礎として、専門的な判断を加えて仮定しております。
工事原価総額の見積りにおける外注費は、想定し得なかった気象条件や地理的要因、地中障害、工事従事者の不足等により変動することから、工事原価総額の見積りは不確実性を伴います。外注費が変化した場合、工事原価総額が増減し、工事進捗度の変化を通じて完成工事高に影響します。また、同様に工事損失引当金にも影響があります。
このように、外注費に伴う不確実性により、翌事業年度の収益認識及び工事損失引当金に重要な影響を与える可能性があります。