有価証券報告書-第33期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については、別途規定している「資金運用基準」に準拠し、預金等の安全性の高い金融資産での運用に限定し、また、資金調達については原則として銀行借入での調達とする方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び完成工事未収入金並びに未収入金、立替金等の金銭債権については、信用リスクに晒されています。当該リスクに対しては、当社の財務経理部を中心に回収状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状態の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券のうち、上場有価証券は市場価格の変動リスクに晒されております。当該リスクに対しては、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状態を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
瑕疵担保供託金は、国土交通省所管の住宅瑕疵担保履行法に基づき、法務局へ供託しているものであり、信用リスクは無いと認識しております。
営業債務である工事未払金及び買掛金は、ほぼすべてが3ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であります。また、長期借入金は主に設備投資やM&Aに係る資金調達を目的としたものであり、主として決算日後3年以内に償還・返済期日を迎えるものです。
借入金は、固定金利で調達した場合、金利変動リスクに晒されますが、これを回避するために、変動金利による調達を原則としております。なお、一部の国内子会社におきましては、キャッシュ・フロー変動リスクを回避する目的で、固定金利による調達を行っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(2019年12月31日)
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
当連結会計年度(2020年12月31日)
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 完成工事未収入金、(4)未収入金、(5)立替金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(7) 瑕疵担保供託金
瑕疵担保供託金の時価については、信用リスクが無いことから、リスクフリーレートを用いて返還されるまでの期間で割り引いた現在価値によっております。
負 債
(1) 工事未払金、(2) 買掛金、(3) 短期借入金、(5) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、固定金利によるものは、一定期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(6)投資有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年12月31日)
当連結会計年度(2020年12月31日)
(注4) 長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2019年12月31日)
当連結会計年度(2020年12月31日)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については、別途規定している「資金運用基準」に準拠し、預金等の安全性の高い金融資産での運用に限定し、また、資金調達については原則として銀行借入での調達とする方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び完成工事未収入金並びに未収入金、立替金等の金銭債権については、信用リスクに晒されています。当該リスクに対しては、当社の財務経理部を中心に回収状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状態の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券のうち、上場有価証券は市場価格の変動リスクに晒されております。当該リスクに対しては、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状態を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
瑕疵担保供託金は、国土交通省所管の住宅瑕疵担保履行法に基づき、法務局へ供託しているものであり、信用リスクは無いと認識しております。
営業債務である工事未払金及び買掛金は、ほぼすべてが3ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であります。また、長期借入金は主に設備投資やM&Aに係る資金調達を目的としたものであり、主として決算日後3年以内に償還・返済期日を迎えるものです。
借入金は、固定金利で調達した場合、金利変動リスクに晒されますが、これを回避するために、変動金利による調達を原則としております。なお、一部の国内子会社におきましては、キャッシュ・フロー変動リスクを回避する目的で、固定金利による調達を行っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(2019年12月31日)
連結貸借対照表計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
(1) 現金及び預金 | 9,850,351 | 9,850,351 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 5,526,297 | 5,526,297 | - |
(3) 完成工事未収入金 | 194,775 | 194,775 | - |
(4) 未収入金 | 2,768,356 | 2,768,356 | - |
(5) 立替金 ※1 | 2,778,251 | 2,778,251 | - |
(6) 投資有価証券 | 90,491 | 90,491 | - |
(7) 瑕疵担保供託金 | 1,267,570 | 1,267,570 | - |
資産計 | 22,476,094 | 22,476,094 | - |
(1) 工事未払金 | 7,539,750 | 7,539,750 | - |
(2) 買掛金 | 4,761,040 | 4,761,040 | - |
(3) 短期借入金 | 3,504,000 | 3,504,000 | - |
(4) 長期借入金 ※2 | 10,628,800 | 10,628,800 | - |
(5) 未払法人税等 | 1,621,120 | 1,621,120 | - |
負債計 | 28,054,710 | 28,054,710 | - |
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
当連結会計年度(2020年12月31日)
連結貸借対照表計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
(1) 現金及び預金 | 18,299,518 | 18,299,518 | - |
(2) 受取手形及び売掛金 | 6,040,691 | 6,040,691 | - |
(3) 完成工事未収入金 | 88,909 | 88,909 | - |
(4) 未収入金 | 3,143,133 | 3,143,133 | - |
(5) 立替金 ※1 | 3,192,797 | 3,192,797 | - |
(6) 投資有価証券 | 69,290 | 69,290 | - |
(7) 瑕疵担保供託金 | 1,434,594 | 1,433,758 | △835 |
資産計 | 32,268,935 | 32,268,099 | △835 |
(1) 工事未払金 | 6,732,287 | 6,732,287 | - |
(2) 買掛金 | 4,966,587 | 4,966,587 | - |
(3) 短期借入金 | 5,700,000 | 5,700,000 | - |
(4) 長期借入金 ※2 | 12,934,320 | 12,933,862 | 458 |
(5) 未払法人税等 | 1,210,295 | 1,210,295 | - |
負債計 | 31,543,490 | 31,543,032 | 458 |
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 完成工事未収入金、(4)未収入金、(5)立替金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(7) 瑕疵担保供託金
瑕疵担保供託金の時価については、信用リスクが無いことから、リスクフリーレートを用いて返還されるまでの期間で割り引いた現在価値によっております。
負 債
(1) 工事未払金、(2) 買掛金、(3) 短期借入金、(5) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、固定金利によるものは、一定期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分 | 2019年12月31日 | 2020年12月31日 |
非上場株式 | 315,633 | 345,942 |
上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(6)投資有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年12月31日)
1年以内(千円) | |
現金及び預金 | 9,850,351 |
受取手形及び売掛金 | 5,526,297 |
完成工事未収入金 | 194,775 |
未収入金 | 2,768,356 |
立替金 | 2,778,251 |
合計 | 21,118,032 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
1年以内(千円) | |
現金及び預金 | 18,299,518 |
受取手形及び売掛金 | 6,040,691 |
完成工事未収入金 | 88,909 |
未収入金 | 3,143,133 |
立替金 | 3,192,797 |
合計 | 30,765,050 |
(注4) 長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2019年12月31日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
長期借入金 | 468,800 | 160,000 | 3,000,000 | 1,000,000 | 3,000,000 | 3,000,000 |
当連結会計年度(2020年12月31日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
長期借入金 | 1,548,080 | 4,353,040 | 1,033,200 | 3,000,000 | - | 3,000,000 |