有価証券報告書-第28期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/30 9:41
【資料】
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【項目】
113項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については、別途規定している「資金運用基準」に準拠し、預金等の安全性の高い金融資産での運用に限定し、また、資金調達については原則として銀行借入での調達とする方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び完成工事未収入金等は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクに対しては、当社の財務経理部を中心に回収状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状態の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
投資有価証券のうち、上場有価証券は市場価格の変動リスクに晒されております。当該リスクに対しては、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状態を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
瑕疵担保供託金は、国土交通省所管の住宅瑕疵担保履行法に基づき、法務局へ供託しているものであり、信用リスクは無いと認識しております。
営業債務である工事未払金及び買掛金は、ほぼすべてが3ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であります。また、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、主として決算日後3年以内に償還・返済期日を迎えるものです。
借入金は、固定金利で調達した場合、金利変動リスクに晒されますが、これを回避するために、変動金利による調達を原則としております。なお、一部の国内子会社におきましては、キャッシュ・フロー変動リスクを回避する目的で、固定金利による調達を行っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(平成26年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 現金及び預金4,986,7554,986,755-
(2) 受取手形及び売掛金3,196,8473,196,847-
(3) 完成工事未収入金151,908151,908-
(4) 投資有価証券192,587192,587-
資産計8,528,0998,528,099-
(1) 工事未払金4,192,2934,192,293-
(2) 買掛金3,005,9963,005,996-
(3) 短期借入金2,500,0002,500,000-
(4) 長期借入金 ※3,209,1033,209,103-
(5) 未払法人税等916,595916,595-
負債計13,823,98813,823,988-

※ 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
当連結会計年度(平成27年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 現金及び預金5,110,4575,110,457-
(2) 受取手形及び売掛金3,445,2903,445,290-
(3) 完成工事未収入金233,489233,489-
(4) 投資有価証券184,345184,345-
(5) 瑕疵担保供託金617,700601,447△16,252
資産計9,591,2839,575,031△16,252
(1) 工事未払金4,222,3044,222,304-
(2) 買掛金3,200,4423,200,442-
(3) 短期借入金3,917,7003,917,700-
(4) 長期借入金 ※3,420,0363,416,436△3,599
(5) 未払法人税等1,054,7521,054,752-
負債計15,815,23515,811,635△3,599

※ 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 完成工事未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(5) 瑕疵担保供託金
瑕疵担保供託金の時価については、信用リスクが無いことから、リスクフリーレートを用いて返還されるまでの期間で割り引いた現在価値によっております。
負 債
(1) 工事未払金、(2) 買掛金、(3) 短期借入金、(5) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、固定金利によるものは、一定期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分平成26年12月31日平成27年12月31日
非上場株式39,29079,290

上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)投資有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成26年12月31日)
1年以内(千円)
現金及び預金4,986,755
受取手形及び売掛金3,196,847
完成工事未収入金151,908
合計8,335,512

当連結会計年度(平成27年12月31日)
1年以内(千円)
現金及び預金5,110,457
受取手形及び売掛金3,445,290
完成工事未収入金233,489
合計8,789,238


(注4) 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成26年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超2年以内
(千円)
2年超3年以内
(千円)
3年超4年以内
(千円)
4年超5年以内
(千円)
長期借入金1,595,8681,613,235---
リース債務108,51137,39312,6695,9841,456

当連結会計年度(平成27年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超2年以内
(千円)
2年超3年以内
(千円)
3年超4年以内
(千円)
4年超5年以内
(千円)
長期借入金2,230,167654,669199,200199,200136,800
リース債務49,04823,3597,8972,707521