訂正有価証券報告書-第77期(2020/01/01-2020/12/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
カゴメグループは、「感謝」「自然」「開かれた企業」を企業理念としております。これは、創業100周年にあたる1999年を機に、カゴメグループの更なる発展を目指して、創業者や歴代経営者の信条を受け継ぎ、カゴメの商品と提供価値の源泉、人や社会に対し公正でオープンな企業を目指す決意を込めて、2000年1月に制定したものです。
また、カゴメグループは今後も「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」をお客様と約束するブランドステートメントとして商品をお届けしてまいります。
(2) 中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標
① 環境認識
中長期的な環境変化として、世界においては、人口の増加、異常気象による天然資源、食糧・水の不足が更に深刻化し、国内においては、人口減少や超高齢化社会の進行、それに伴う労働力不足や介護問題の深刻化などが予想されます。また、国内外問わず、新型コロナウイルス感染症拡大による社会経済活動への影響は継続することが予想されます。そのため、企業は今以上に、これらの課題に対応することで、社会に貢献していくことが求められます。当社は社会環境の変化を予測し、その時代の要請を事業戦略に組み込みながら、当社ならではの方法で社会課題の解決に貢献することが、当社の社会的価値を高めることに繋がると考えております。そして、それらを実現するための新たな経済価値やビジネスモデルを創出する力の向上が、当社にとっての事業機会と捉えております。
② 長期ビジョン及び中期経営計画
<2025年のありたい姿と長期ビジョン>当社は、2015年に行った「10年後の環境予測」において「深刻化する国内外の社会課題」を認識し、特に取り組むべき社会課題を「健康寿命の延伸」、「農業振興・地方創生」、「世界の食糧問題」の3つに定めております。当社のありたい姿として「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる」ことを掲げ、2025年までの長期ビジョンとして「トマトの会社」から、「野菜の会社」になることを目指しております。事業領域をトマトから野菜に広げ、価値ある多様な野菜を、多様な加工度・形態で、多様な市場に提供することにより、国内の野菜摂取不足を解消させることで「健康寿命の延伸」に貢献していきます。
<中期経営計画>2025年のありたい姿や長期ビジョンの達成に向けて、2021年度までの3ヵ年を第2次中期経営計画として位置付けております。野菜需要を喚起し、当社の社会的価値、経済的価値を一層高めていくことに取り組んでまいります。定量目標につきましては、2021年度の連結売上収益1,860億円、連結事業利益131億円の達成を目指します。
当社の企業理念、ブランドステートメントから長期ビジョンまでの関係は以下のとおりです。

③ マテリアリティ(重要課題)
当社は、当社が取り組むべき重要課題を抽出し、自社および第三者の評価を得て、2019年度にマテリアリティ(重要課題)を特定し、これを以下の8グループに分類しております。
マテリアリティの前提となる外部環境の認識、それらに対応する領域毎のリスクと機会は、以下の通りです。
(外部環境の認識)
(領域毎のリスクと機会)
(3) 会社の対処すべき課題
当社は、8つのマテリアリティグループと2つの事業共通基盤について社内への浸透を図っています。なお、これらに基づく21年度に取り組む重点課題とその関連する部門の関係は以下のとおりです。
(1) 会社の経営の基本方針
カゴメグループは、「感謝」「自然」「開かれた企業」を企業理念としております。これは、創業100周年にあたる1999年を機に、カゴメグループの更なる発展を目指して、創業者や歴代経営者の信条を受け継ぎ、カゴメの商品と提供価値の源泉、人や社会に対し公正でオープンな企業を目指す決意を込めて、2000年1月に制定したものです。
また、カゴメグループは今後も「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」をお客様と約束するブランドステートメントとして商品をお届けしてまいります。
(2) 中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標
① 環境認識
中長期的な環境変化として、世界においては、人口の増加、異常気象による天然資源、食糧・水の不足が更に深刻化し、国内においては、人口減少や超高齢化社会の進行、それに伴う労働力不足や介護問題の深刻化などが予想されます。また、国内外問わず、新型コロナウイルス感染症拡大による社会経済活動への影響は継続することが予想されます。そのため、企業は今以上に、これらの課題に対応することで、社会に貢献していくことが求められます。当社は社会環境の変化を予測し、その時代の要請を事業戦略に組み込みながら、当社ならではの方法で社会課題の解決に貢献することが、当社の社会的価値を高めることに繋がると考えております。そして、それらを実現するための新たな経済価値やビジネスモデルを創出する力の向上が、当社にとっての事業機会と捉えております。
② 長期ビジョン及び中期経営計画
<2025年のありたい姿と長期ビジョン>当社は、2015年に行った「10年後の環境予測」において「深刻化する国内外の社会課題」を認識し、特に取り組むべき社会課題を「健康寿命の延伸」、「農業振興・地方創生」、「世界の食糧問題」の3つに定めております。当社のありたい姿として「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる」ことを掲げ、2025年までの長期ビジョンとして「トマトの会社」から、「野菜の会社」になることを目指しております。事業領域をトマトから野菜に広げ、価値ある多様な野菜を、多様な加工度・形態で、多様な市場に提供することにより、国内の野菜摂取不足を解消させることで「健康寿命の延伸」に貢献していきます。
<中期経営計画>2025年のありたい姿や長期ビジョンの達成に向けて、2021年度までの3ヵ年を第2次中期経営計画として位置付けております。野菜需要を喚起し、当社の社会的価値、経済的価値を一層高めていくことに取り組んでまいります。定量目標につきましては、2021年度の連結売上収益1,860億円、連結事業利益131億円の達成を目指します。
当社の企業理念、ブランドステートメントから長期ビジョンまでの関係は以下のとおりです。

③ マテリアリティ(重要課題)
当社は、当社が取り組むべき重要課題を抽出し、自社および第三者の評価を得て、2019年度にマテリアリティ(重要課題)を特定し、これを以下の8グループに分類しております。
| マテリアリティグループ | |||||||
| 健康寿命 の延伸 | 農業振興・地方創生 | 世界の 食糧問題 | 品質 | 環境 | サプライ チェーン | 多様な人財 | コーポレート・ ガバナンス |
マテリアリティの前提となる外部環境の認識、それらに対応する領域毎のリスクと機会は、以下の通りです。
(外部環境の認識)
| マーケットの変化 | ・超高齢化・単身高齢世帯の急増 ・巣ごもり消費の増加 ・「健康」や「免疫」に対する意識の高まり ・エシカル消費の拡大 ・ECチャネルの拡大 |
| 労働力の不足 | ・生産年齢人口の減少 ・農業の担い手不足 ・改革・革新を推進するデジタル人財の不足 |
| 地球環境問題 の深刻化 | ・気候変動の加速、異常気象の発生増加 ・干ばつによる水リスク ・途上国での大気汚染 |
| 新型コロナウイルスの感染拡大 | ・生活者の感染予防意識の高まり ・リモート勤務など働き方の多様化 ・対面以外のコミュニケーションの多様化 |
| 技術進歩 イノベーション | ・Society5.0の実現 ・デジタルトランスフォーメーションの拡大 |
| ダイバーシティ の推進 | ・女性、高齢者のさらなる社会進出 ・国籍、性別、障がいなどに関係なく活躍できる労働環境の広がり |
(領域毎のリスクと機会)
| 領域 | リスクと機会 |
| 食と健康 | ・健康志向の多様化 ・家庭内の調理機会や中食機会の増加 ・下ごしらえの手間が省ける野菜加工商品ニーズの高まり ・健康市場への異業種参入による競争激化 |
| 流通 ・ 消費者の変化 | ・デジタルを活用した生活者との新たな接点(チャネル・媒体など)構築 ・食品ロスへの取り組み ・ミレニアルズの台頭 |
| 人口減少と 少子高齢化 | ・野菜や植物素材によるシニアの栄養改善 ・シニアの健康維持・増進 ・高齢化による食支出総額減少 |
| 農業 | ・農業の後継者不足と耕作放棄地の増加 ・新規農業参入企業や大型菜園の増加 ・最新テクノロジーを活用した収穫予測などの事業化 |
| 品質 ・ 環境 | ・異常気象や世界的な気候不順による原材料価格の高騰 ・環境に関連するコストの負荷増加 ・「無添加」、「脱プラスチック」などの品質・環境への生活者の注目の増加 |
| 技術進歩 ・ イノベーション | ・生産現場での省人化、自動化の推進 ・顧客の購買行動分析の高度化 ・DXの推進と専門人財の不足 |
(3) 会社の対処すべき課題
当社は、8つのマテリアリティグループと2つの事業共通基盤について社内への浸透を図っています。なお、これらに基づく21年度に取り組む重点課題とその関連する部門の関係は以下のとおりです。
| 分類 | 主要な21年度中期重点課題 | 関連部門 (◎は主管部門) |
| 健康寿命の延伸 | 野菜摂取と健康増進の関係性解明 | ◎イノベーション本部 健康事業部 マーケティング本部 |
| 野菜摂取習慣化に向けた行動変容に関するエビデンス開発・情報発信の強化 | ◎健康事業部 ◎イノベーション本部 | |
| 農業振興・ 地方創生 | ビッグデータを活用した高効率農業への貢献 | ◎スマートアグリ事業部 野菜事業部 |
| 最先端技術の活用による持続可能な高効率農業への貢献 | ◎イノベーション本部 | |
| 国内農業の環境変化を踏まえた、国際野菜原料の調達改革 | ◎野菜事業部 生産調達本部 イノベーション本部 | |
| 世界の食糧問題 | フードロスの削減 | ◎品質保証部 ◎マーケティング本部 SCM本部 |
| 品質 | カゴメグループ全体の品質事故の抑制と再発防止 | ◎品質保証部 ◎生産調達本部 国際事業本部 商品開発本部 |
| 環境 | カゴメグループ全体の環境目標達成に向けた取り組みの加速 | ◎品質保証部 生産調達本部 国際事業本部 農生産部/ カゴメアグリフレッシュ |
| サプライチェーン | 海外加工品調達戦略による安定供給とコスト競争力の強化 | ◎生産調達本部 |
| 需給管理の高度化による適正在庫水準の維持と収益構造の強化 | ◎SCM本部 生産調達本部 営業本部 マーケティング本部 | |
| 多様な人財 | 働き方の進化 ①ウィズ/アフターコロナ時代の「自律的な」働き方の確立 | ◎カゴメアクシス 人事部 |
| 働き方の進化 ②働きがいのある会社に向けた施策の強化 | ◎人事部 | |
| ダイバーシティの推進 | ◎経営企画室 人事部 | |
| 健康経営の推進 | ◎カゴメアクシス | |
| コーポレート ガバナンス | KPI目標シートとROICマネジメントの融合 | ◎財務経理部 ◎経営企画室 |
| DX/CX推進 | CRM基板の構築による、ビジネスモデルの変革と進化 | ◎カゴメアクシス ◎営業本部 ◎マーケティング本部 |
| 生産・調達基盤 の進化 | 自動化・省力化の推進、持続的成長のための技術開発 | ◎生産調達本部 |