このような状況のもとで当社は、厳しい経営環境下でも継続的に利益を確保できる企業体質へと変革を図ることを課題として、その実現に向け中期経営計画に基づいた施策を積極的に取り組みました。また、お客様のニーズに合った製品の開発を行い、新製品8品、既存品のリニューアル3品を投入し、販路の拡大に努めました。しかしながら、当社の最盛期である第2四半期(6月1日から8月31日まで)の天候不順の影響で主力製品であるアイスクリームの販売数量が減少しました。また、通年販売のできるアイスクリーム「パルティー」を当事業年度より投入し、売上高の確保に努めましたが、一定の成果は上げたものの、売上高の減少に歯止めをかけることができませんでした。加えて、OEM製品(相手先ブランド名製造)の販売数量も前期に比べ減少したことから、売上高は3,414百万円(前期比4.7%減)となりました。
損益面については、製造工場における製造ロスの削減や全社的な経費削減により利益確保に努めましたが、製造工場の稼働率低下による固定費負担の増加や、原材料価格・エネルギーコストの上昇が収益を圧迫しました。また、佐渡工場で製氷設備のトラブルによる操業停止があったこと等により、営業損失は85百万円(前期は60百万円の営業損失)、経常損失は64百万円(前期は31百万円の経常損失)となりました。
特別損失については、平成27年2月23日付「特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」でご案内した通り、製造工場の再編により佐渡工場のアイスクリーム及び笹だんごの製造を中止し他工場への移管を決定したことに伴い、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき佐渡工場の設備等について48百万円の減損損失を計上しました。その結果、税引前当期純損失は114百万円(前期は56百万円の税引前当期純損失)、当期純損失は119百万円(前期は76百万円の当期純損失)となりました。
2015/05/27 14:34