このような状況のなか、当社グループでは、食品安全の国際規格FSSC22000のバージョン更新を引き続き実施しており、品質の維持・向上に努めております。経営面では、少子化が進み今後も量的な拡大が見込めない一方、製造コストの増加傾向がさらに強まっていくものと思われます。とりわけ、輸入原材料などに多くを依存していることによる為替変動リスクに晒されているほか、人件費や物流コストの上昇など収益圧迫要因は益々増大してきております。当社はこれらのコスト圧縮のため、省エネルギーや合理化のための設備投資を継続的かつ積極的に行ってきております。SDGs推進の観点からも環境面においては、主力商品の紙容器などを森林資源の維持に配慮した、FSC® 認証紙に切り替えたほか、健康面では、従業員の健康増進を推進しており、これが評価され2021年3月4日に健康経営優良法人2021(大規模法人部門)に認定されました。なお、新型コロナウイルス感染症による影響については、農林水産省より食料安定供給の観点から事業継続のガイドラインが発信されており、当社グループでは感染予防に十分な対策を取り、市場への円滑な商品提供に万全を期しております。
当社グループの当連結会計年度の業績につきましては、売上高は好調だった前年度には及ばず、82億2千4百万円(前年同期比6.9%減)となりました。利益面では、営業利益は売上減少により2億6千4百万円(同15.5%減)でした。経常利益は前年度に発生した食品事故を含む受取保険金計上があったため3億8千8百万円(同4.1%増)となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、売上減少などの影響や一部投資有価証券の評価損の計上もあって2億3千6百万円(同10.1%減)となりました。
部門別概況は、次のとおりであります。
2021/06/28 11:07