当社グループは、創立60周年を迎える平成31年3月期までの期間を見据え、長期的な経営ビジョン「Evolution 60」を策定しております。基本とする戦略方針を「エバラブランドの価値向上」と「ニッチ&トップポジションの確立」と定め、“たれ”の進化とコミュニケーションの進化を経営の軸とし、国内市場での安定的収益と海外市場での成長基盤の確保を目指しております。平成28年3月期におきましては、前年度に市場定着を図った『プチッと鍋』に代表される小容量ポーション調味料のさらなる拡充等、社会変化に対応する「新たな価値」の拡大を図ることで、国内市場における収益基盤を強化してまいります。また、海外市場においても引き続き事業展開を推進してまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、401億1百万円(前年同期比1.2%増)となりました。鍋物調味料群の最盛期である第3四半期は、全国的に気温が高い日が続き、『すき焼のたれ』や『キムチ鍋の素』等の既存商品が苦戦を強いられましたが、1人から家族まで、さまざまなシーンで手軽に楽しめる『プチッと鍋』が、暖冬の影響にもかかわらず第3四半期でも大きく売上を伸ばしました。社会の変化に適合した提供価値を持つ「プチッと」ブランドは、お客様の支持を得て着実に拡大しております。また、『黄金の味』や『おろしのたれ』が、既存主力商品の底上げを図るべく、新価値提案によるプロモーション強化に努めたことで前年同期を上回る売上推移となったことに加え、持分法適用会社から販売機能を移管したチルド商品も増収の要因となりました。利益面につきましては、継続的に取り組んでいるコスト削減活動と前年同期に発生した本社移転費用がなくなったこともあり、販管費率が前年同期を下回る水準となったことで、営業利益は21億58百万円(前年同期比2.4%増)となりました。経常利益は前年同期に計上した保険解約返戻金がなくなった影響で22億19百万円(前年同期比0.7%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上した本社移転に伴う特別損失がなくなったことにより13億58百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
事業におけるセグメントの概況は、以下のとおりであります。
2016/02/12 11:33