四半期報告書-第58期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/12 11:33
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有報資料


文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、各種政策等を背景に企業収益や雇用情勢は改善傾向にあり、個人消費も底堅い動きとなりました。食品業界におきましては、超高齢化、世帯人数の減少、有職主婦の増加、社会の成熟化に伴うニーズの多様化という大きな社会変化が進むなか、食に対するニーズも多様化が進展しております。
当社グループは、創立60周年を迎える平成31年3月期までの期間を見据え、長期的な経営ビジョン「Evolution 60」を策定しております。基本とする戦略方針を「エバラブランドの価値向上」と「ニッチ&トップポジションの確立」と定め、“たれ”の進化とコミュニケーションの進化を経営の軸とし、国内市場での安定的収益と海外市場での成長基盤の確保を目指しております。平成28年3月期におきましては、前年度に市場定着を図った『プチッと鍋』に代表される小容量ポーション調味料のさらなる拡充等、社会変化に対応する「新たな価値」の拡大を図ることで、国内市場における収益基盤を強化してまいります。また、海外市場においても引き続き事業展開を推進してまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、401億1百万円(前年同期比1.2%増)となりました。鍋物調味料群の最盛期である第3四半期は、全国的に気温が高い日が続き、『すき焼のたれ』や『キムチ鍋の素』等の既存商品が苦戦を強いられましたが、1人から家族まで、さまざまなシーンで手軽に楽しめる『プチッと鍋』が、暖冬の影響にもかかわらず第3四半期でも大きく売上を伸ばしました。社会の変化に適合した提供価値を持つ「プチッと」ブランドは、お客様の支持を得て着実に拡大しております。また、『黄金の味』や『おろしのたれ』が、既存主力商品の底上げを図るべく、新価値提案によるプロモーション強化に努めたことで前年同期を上回る売上推移となったことに加え、持分法適用会社から販売機能を移管したチルド商品も増収の要因となりました。利益面につきましては、継続的に取り組んでいるコスト削減活動と前年同期に発生した本社移転費用がなくなったこともあり、販管費率が前年同期を下回る水準となったことで、営業利益は21億58百万円(前年同期比2.4%増)となりました。経常利益は前年同期に計上した保険解約返戻金がなくなった影響で22億19百万円(前年同期比0.7%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上した本社移転に伴う特別損失がなくなったことにより13億58百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
事業におけるセグメントの概況は、以下のとおりであります。
<食品事業>家庭用商品は前年同期売上高を上回りました。肉まわり調味料群につきましては、肉消費を喚起するイベント等を展開した『焼肉のたれ』や『黄金の味』が堅調な売上推移となり、『おろしのたれ』も父の日のプロモーションが奏功して好調な売上となりました。肉まわり調味料群としては前年同期実績をやや下回りましたが、主力商品は前年同期を上回る推移を見せております。鍋物調味料群につきましては、暖冬の影響により『すき焼のたれ』や『キムチ鍋の素』等が最盛期の第3四半期で苦戦するなか、ラインナップを強化した『プチッと鍋』が大きく売上を伸ばしたものの、鍋物調味料群全体をカバーするには至らず、前年同期実績を下回りました。野菜まわり調味料群につきましては、『浅漬けの素』は前年同期の水準を上回りましたが、他の商品が伸び悩んだことで前年同期実績を下回りました。その他群につきましては、『横濱舶来亭カレーフレーク』が引き続き好調に売上を伸ばしたことに加え、持分法適用会社から販売機能を移管したチルド商品の売上により、前年同期実績を上回りました。
業務用商品は前年同期売上高を上回りました。外食産業が依然として客足が伸び悩む等の厳しい環境が続くなか、スープ群が前年同期実績を下回ったものの、肉まわり調味料群が前年同期実績を上回り、また特注品の受注によりその他群も前年同期実績を上回りました。
以上の結果、食品事業の売上高は354億97百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
<その他事業>人材派遣事業が事業拡大に伴い売上を伸ばしたものの、物流事業及び広告宣伝事業が前年同期実績を下回った結果、その他事業の売上高は46億3百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ33億26百万円減
少し、69億66百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、26億66百万円(前年同四半期は24億43百万円の使用)となりました。これは主
に、税金等調整前四半期純利益において22億14百万円獲得した一方、売上債権の増加額59億43百万円による減少等に
よるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5億72百万円(前年同四半期は1億42百万円の使用)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出7億90百万円と有価証券の償還による収入5億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、83百万円(前年同四半期は20億84百万円の獲得)となりました。これは短期借入金の純増加額2億50百万円と配当金の支払額3億33百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億46百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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