四半期報告書-第57期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

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2015/02/13 11:51
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(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年4月1日~平成26年12月31日)におけるわが国経済は、各種政策等を背景に全体としては緩やかな回復基調が続いておりますが、個人消費には依然として弱さが見られ、消費者マインドの回復には不透明感が残る状況となっております。食品業界におきましては、消費税増税により消費者の生活防衛意識がさらに高まるなか、世帯人数の減少や超高齢化、有職主婦の増加を背景とした食に対するニーズの多様化が進んでおります。
当社グループは、創立60周年を迎える平成31年3月期までの期間を見据え、長期的な経営ビジョン「Evolution 60」を策定しました。基本とする戦略方針を「エバラブランドの価値向上」と「ニッチ&トップポジションの確立」と定め、“たれ”の進化とコミュニケーションの進化を経営の軸とし、国内市場での安定した利益創出を実現するとともに、海外市場においても成長基盤を確保してまいります。平成27年3月期及び平成28年3月期の2年間におきましては、高齢化や単身世帯増加等の国内市場の環境変化を視野に入れて収益基盤の強化を図り、さらに海外市場に対しても積極的に事業を展開してまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、396億35百万円(前年同期比0.2%減)となりました。消費者の購買機会の減少が依然として続くなか、夏場の天候不順と食肉価格の上昇による影響で『焼肉のたれ』や『黄金の味』が苦戦しましたが、消費トレンドを捉えた『プチッと鍋』が好調に推移したことにより、当第3四半期(10月~12月)では前年同期を上回る売上高となりました。利益面につきましては、本社移転に伴う費用を他の販管費の抑制によりほぼ吸収しましたが、売上高の減少と売上原価率の上昇により、営業利益は21億6百万円(前年同期比12.0%減)となりました。経常利益につきましては、子会社において保険解約返戻金を営業外収益に計上したことにより22億3百万円(前年同期比5.7%減)、四半期純利益は12億50百万円(前年同期比3.5%減)となりました。
事業におけるセグメントの概況は、以下のとおりであります。
<食品事業>家庭用商品は前年同期売上高を下回りました。
肉まわり調味料群につきましては、『焼肉のたれ』や『黄金の味』が、夏場の天候不順に加えて食肉価格の上昇が影響し、前年同期を下回る水準で推移しました。簡便ニーズに対応したメニュー専用調味料「たれプラス」シリーズが新商品の売上貢献により前年同期を上回りましたが、肉まわり調味料群全体としては前年同期実績を下回りました。鍋物調味料群につきましては、消費トレンドを捉えた『プチッと鍋』が大きく売上を伸ばしました。ラインナップの強化や鍋物シーズン本格化の前からプロモーションを打ち出したことが奏功し、小容量タイプの鍋物調味料市場を拡大させ、前年同期の2倍を超える販売推移となりました。主力商品の『すき焼のたれ』は前年同期に届きませんでしたが、鍋物調味料群全体としては前年同期実績を上回りました。野菜まわり調味料群につきましては、第2四半期までの野菜価格高騰により苦戦を強いられたことが影響し、前年同期実績を下回りました。その他群につきましては、『横濱舶来亭カレーフレーク』が引き続き堅調に売上を伸ばしたほか、『ビビンバの素』等の「韓Kitchen」シリーズの売上貢献もあり、前年同期実績を上回りました。
業務用商品につきましては、スープ群は前年同期実績を上回ったものの、客足が伸び悩む等の厳しい状況が続く外食業界において、肉まわり調味料群が競合激化により前年同期実績を下回り、その他群においても特注品減少等の影響で前年同期実績を下回った結果、前年同期売上高を下回りました。
以上の結果、食品事業の売上高は349億7百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
<その他事業>その他事業につきましては、既存顧客の拡販に努め新規受注も伸ばした物流事業が前年同期実績を上回り、また子会社統合による経営の効率化を進めた広告宣伝事業及び人材派遣事業も前年同期実績を上回った結果、その他事業の売上高は47億27百万円(前年同期比6.9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4億90百万円減
少し、57億52百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、24億43百万円(前年同四半期は2億1百万円の使用)となりました。これは主
に、税金等調整前四半期純利益において21億42百万円獲得した一方、売上債権の増加額60億72百万円による減少等に
よるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億42百万円(前年同四半期は7億57百万円の使用)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出3億72百万円と保険積立金の解約による収入2億7百万円等によるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、20億84百万円(前年同四半期は36百万円の使用)となりました。これは主に、自
己株式の処分による収入21億66百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億73百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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