四半期報告書-第60期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/14 11:16
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32項目

有報資料


文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年12月31日)におけるわが国経済は、全体として緩やかな回復基調が続いており、消費者マインドにも回復の兆しが見られるものの、節約志向は根強く、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要もあり、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社グループは、超高齢化、世帯人数の減少、共働き世帯の増加、人口減、社会の成熟化に伴うお客様ニーズの多様化という大きな社会変化が進むなか、その変化に適合して持続的な成長を図るべく、2014年度から創立60周年を迎える2018年度までの5ヵ年を対象とした長期的な経営ビジョン「Evolution 60」を推進しております。基本とする戦略方針を「エバラブランドの価値向上」と「ニッチ&トップポジションの確立」と定め、“たれの進化”と“コミュニケーションの進化”を経営の軸とし、国内市場での安定的収益と海外市場での成長基盤の確保を目指しております。「Evolution 60」の第2ステージ(2016~17年度)においては、これからの企業成長には、多様化への抜本的な対応と企業体力を高めて変化を乗り切ることが必要であるとの認識のもと、家庭用既存商品の収益力強化、ポーション調味料のさらなる拡充、業務用事業の収益改善、及び海外事業等の成長分野の確立に注力し、中長期的な収益性向上に向けた取り組みを加速させております。第2ステージの2年目となる2017年度においても、上記戦略に基づく施策を着実に進め、『黄金の味』をはじめとする家庭用既存主力商品の収益力強化策をさらに推進してまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、400億47百万円(前年同期比1.8%減)となりました。当社グループが推進している「Evolution 60」における中長期的な収益性向上に向けた最重要施策として、家庭用既存主力商品である『黄金の味』の大幅リニューアルを2017年7月に実施いたしました。リニューアルに際しては、リニューアル前後の商品供給を最優先事項として取り組み、販売体制の整備を進めてまいりましたが、店頭における商品の切り替えに当初想定以上の期間を要したことでリニューアル品の出荷ペースが当初計画より低い水準で推移し、またリニューアル品の市場浸透にも遅れが生じたため、『黄金の味』が前年同期実績を下回りました。第2四半期後半以降は旧品在庫による影響は減少し、リニューアルによる中長期的な収益基盤の確保に向けた成果は着実に表れつつあります。店頭プロモーションやWeb・SNS等のコミュニケーション施策をさらに推進し、引き続き、お客様のライフスタイルの変化やニーズの多様化に適合した新しい『黄金の味』の持つ価値の浸透に注力してまいります。他方、ラインアップを拡充した『プチッと鍋』等のポーション調味料が前年同期実績を上回り、業務用商品も堅調に推移したほか、物流事業及びその他事業も好調に推移いたしました。利益面につきましては、売上高の減少等により、営業利益は16億60百万円(前年同期比26.1%減)、経常利益は17億46百万円(前年同期比24.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億95百万円(前年同期比26.5%減)となりました。
事業におけるセグメントの概況は、以下のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間から、「その他」に含まれていた「物流事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。
<食品事業>家庭用商品は前年同期売上高を下回りました。肉まわり調味料群につきましては、『焼肉のたれ』が底堅く推移した一方、大幅リニューアルを実施した『黄金の味』が、店頭における商品の切り替えに当初想定以上の期間を要して出荷ペースが鈍化し、またリニューアル品の市場浸透が遅れたことにより、前年同期実績を下回りました。鍋物調味料群につきましては、『すき焼のたれ』が好調な売上となったほか、『プチッと鍋』等のポーション調味料もラインアップを拡充して売上を伸ばしたことにより、前年同期実績を上回りました。野菜まわり調味料群につきましては、『浅漬けの素』が前年同期の水準を維持したものの、前年同期実績を下回りました。その他群につきましては、『回鍋肉のたれ』等のボトル入り中華合わせ調味料や『横濱舶来亭カレーフレーク』が前年同期に届かず、前年同期実績を下回りました。
業務用商品は前年同期売上高を上回りました。業務用事業において収益構造の改善を進めているなか、肉まわり調味料群及びスープ群が好調に推移し、その他群も堅調な売上となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は347億13百万円(前年同期比3.4%減)となりました。
<物流事業>受注増加等により売上を伸ばした結果、物流事業の売上高は40億50百万円(前年同期比4.5%増)となりました。
<その他事業>広告宣伝事業が受注増加等により売上を伸ばし、人材派遣事業も売上が伸長した結果、その他事業の売上高は12億83百万円(前年同期比27.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ52億77百万円減少し、58億7百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、27億39百万円(前年同四半期は15億59百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益において17億15百万円獲得した一方、売上債権の増加額52億3百万円による減少等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、21億46百万円(前年同四半期は12億66百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出16億68百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、3億94百万円(前年同四半期は31百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額4億36百万円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億31百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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