このような状況のもとで、当社グループ紡績部門におきましては、主力商品である杢糸がスポーツ衣料へのトレンドの高まりやイージーケア等の機能性素材への流行に押され、当社の売上低迷の大きな要因となりました。杢糸に加え、環境に配慮したオーガニックコットンやボタニカルダイ等の販路拡大に務めておりますが、厳しい状況は続いています。また、タイ販売子会社においては日本向け輸出販売の低迷に加えて、バーツ高の影響を受け、利益面で苦戦となりました。この結果、同部門の売上高は26億98百万円となり、前連結会計年度比5億20百万円(16.2%)の減収となりました。テキスタイル・製品部門におきましては、デザイナーを活用したODM販売やスポーツブランドとの取組みが順調に推移していましたが、暖冬の影響や新型コロナウィルス感染拡大に端を発した店頭での販売不振、オーダーのキャンセル等で足下は厳しい状況が続いており、同部門の売上高は13億78百万円となり、前連結会計年度比3億63百万円(20.9%)の減収となりました。
以上の結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高は40億77百万円(前連結会計年度比17.8%減)、営業損失は85百万円(前年同期は営業利益0百万円)、経常損失は78百万円(前年同期は経常利益10百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は2億13百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益0百万円)となりました。
なお、当社グループは、繊維事業およびこれに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
2020/06/19 13:12