円安による日本製への需要の高まり、国内生産への回帰がみられ、堅調に推移しているユニフォーム関係の織物生産がタイトになっております。一方、堅調に推移してきたアウトドア・スポーツウエア向け高密度長繊維織物は、伸びを欠き調整局面となっております。資材関係では、自動車関係資材は自工メーカーの新車受注残がなくなり、減少に転じ、カーテン関係は消費増税前の駆け込み需要の反動が顕在化し、一部で公共施設の建築着工件数の増加などが見られるものの、全体として低調となっております。
当社の産業資材分野では、主力商品であるアラミド繊維(高機能難燃繊維)・高強力繊維ともに、自動車関連資材・産業用は秋口に調整に転じたことから、アラミド繊維全体の売上高は前連結会計年度に比べ11,193千円増加し、223,982千円となりました。また、一般衣料紡績糸はユニフォーム用やインテリア用については減少となりましたが、昨年から取り組んでいる高機能インナー用紡績糸は本格生産となり、売上高は前連結会計年度に比べ47,210千円増加し、81,396千円となりました。これにより、一般紡績糸分野の売上高は前連結会計年度に比べ31,303千円増加し、215,864千円となりました。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、高機能インナー用紡績糸の増加により、売上高は前連結会計年度末に比べ42,497千円増加し、439,846千円となりました。営業損失は2,185千円(前連結会計年度は24,523千円の営業損失)、経常損失は9,940千円(前連結会計年度は28,070千円の経常損失)となりました。特別利益に役員退職慰労引当金戻入額10,439千円、特別損失に固定資産に対する減損損失699,046千円等を計上した結果、当期純損失は676,359千円(前連結会計年度は10,322千円の当期純損失)となりました。
2015/06/29 10:49(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、高機能インナー用紡績糸が本格生産となったことにより売上高は42,497千円の増収となりました。営業利益黒字化のため、全社一丸となり、製造経費や販売費及び一般管理費を中心にコスト削減に努め、前連結会計年度に比べ営業利益は22,338千円改善したものの、営業利益の確保には至らず営業損失を2,185千円計上しております。営業外収益は保有株式の受取配当金及び遊休地の不動産賃貸料等の計上により13,110千円、営業外費用は借入金の支払利息等の計上により20,866千円、それぞれ計上し、経常損失は9,940千円となりました。特別利益は役員退職慰労金規定の廃止により、役員退職慰労引当金戻入額10,439千円、特別損失は松任工場固定資産の減損計上等により699,946千円、それぞれ計上した結果、当期純損失は676,359千円となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
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