繊維景況は、衣料関係については国内向けが全般的に低調でありましたが、中東向けテキスタイル輸出は好調でありました。ユニフォーム、ワーキング分野は備蓄が増え低調になり、保温肌着関係は厚手が主流になりアクリル素材が増加しました。インテリア業界は住宅着工件数が増加し、カーテン、カーペット関係は増加しました。産業資材用途では、エアバック用が減速し、タイヤコード用も織物の輸出が増加して苦戦しました。また、カーシート用も自動車生産が前年比減となったことや合成皮革へのシフトにより、苦戦しました。
当社の産業資材分野では、主力商品でありますアラミド繊維(高機能難燃繊維)・高強力繊維ともに、受注自体は土木関連資材及び自動車関連資材など比較的堅調に推移しており、アラミド繊維全体の売上高は前年同四半期に比べ4,108千円増加し、175,785千円となりました。また、一般衣料紡績糸は高機能インナー用途向けが生産調整を行った為、14,118千円減少しましたが、民間ユニフォーム向け原着糸の受注が増加したことと、新規販売先も増えたことにより減少分を補うことができ、売上高は前年同四半期に比べ10,325千円増加し、163,193千円となりました。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、売上高は前年同四半期に比べ14,433千円増加し、338,978千円となりました。営業利益は3,605千円(前年同四半期は3,359千円の営業損失)、経常利益は1,177千円(前年同四半期は6,265千円の経常損失)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,518千円(前年同四半期は6,046千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2016/02/12 9:04