有価証券報告書-第67期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)

【提出】
2015/05/28 14:03
【資料】
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【項目】
114項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画等に照らして、必要な資金(主に銀行借入や社債発行)を調達しており、短期的な運転資金を銀行借入等により調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価額の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが5ヶ月以内の支払期日であります。
借入金及び社債は、主に設備投資資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で4年であります。このうち、変動金利のものは、金利の変動リスクに晒されておりますが、一部の長期借入金については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、デリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しております。
デリバティブ取引は、長期借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性評価の方法等につきましては、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されている「重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、営業債権に係る信用リスクついて、販売管理規程に従い、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等を把握したときは、速やかに対応する等して、その軽減に努めております。
② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、長期借入金に係る支払金利の変動リスクを回避するために、金利スワップ取引を利用しております。
投資有価証券については、定期的に時価等の把握を行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、経理部が適時に資金繰計画を作成・管理するとともに、手許流動性を継続して維持することにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2をご参照下さい。)。
前連結会計年度(平成26年2月28日)(単位:千円)

連結貸借対照表計上額時価差額
(1)現金及び預金1,261,7291,261,729-
(2)受取手形及び売掛金1,402,5641,402,564-
(3)投資有価証券571,152571,152-
資産計3,235,4463,235,446-
(1)支払手形及び買掛金835,740835,740-
(2)社債(※1)60,00060,145145
(3)長期借入金(※2)2,265,9742,255,142△10,831
負債計3,161,7143,151,027△10,686
デリバティブ取引---

(※1) 社債には、1年内償還予定の社債を含めて表示しております。
(※2) 長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含めて表示しております。
当連結会計年度(平成27年2月28日)(単位:千円)

連結貸借対照表計上額時価差額
(1)現金及び預金1,361,8311,361,831-
(2)受取手形及び売掛金1,483,6681,483,668-
(3)投資有価証券592,072592,072-
資産計3,437,5723,437,572-
(1)支払手形及び買掛金813,886813,886-
(2)社債---
(3)長期借入金(※1)2,309,8902,302,442△7,447
負債計3,123,7763,116,329△7,447
デリバティブ取引---

(※1) 長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含めて表示しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
投資有価証券の時価については、市場価格のあるものは取引所の価格によっております。
負 債
(1)支払手形及び買掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)社債
社債の時価については、元利金の合計額を同様の社債を発行した場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
(3)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)

区分前連結会計年度
(平成26年2月28日)
当連結会計年度
(平成27年2月28日)
非上場株式681681
差入保証金700,246723,822

非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、また、差入保証金については、主として不動産賃借契約に係るものであり、その撤退の時期を見積ることが困難と認められるため、上表には含めておりません。
3 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成26年2月28日)(単位:千円)

1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金1,261,729---
受取手形及び売掛金1,402,564---
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
(1)債券(社債)--61,164-
(2)その他---25,000
合計2,664,294-61,16425,000

当連結会計年度(平成27年2月28日)(単位:千円)

1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金1,361,831---
受取手形及び売掛金1,483,668---
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
(1)債券(社債)----
(2)その他-29,932--
合計2,845,50029,932--

4 社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成26年2月28日)(単位:千円)

1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
社債60,000-----
長期借入金561,084561,084545,584426,784139,28832,150
合計621,084561,084545,584426,784139,28832,150

当連結会計年度(平成27年2月28日)(単位:千円)

1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
長期借入金701,084685,584566,784279,28877,150-
合計701,084685,584566,784279,28877,150-