② 財政状態に関する説明
当第3四半期連結累計期間は、原燃料価格が急騰してきたものの、新型コロナウイルスの感染拡大により停滞した経済活動の再開が進むにつれ、緩やかに需要が回復しつつあることに加え、パルプ販売価格の上昇やコストダウン等により、当社グループの売上高及び営業利益は前年同四半期に対し大幅な増収増益となりました。また、営業利益の増加に加えて、外貨建債権債務の評価替えによる為替差益の発生等により、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益についても大幅な増益となりました。このような中、同感染拡大による影響の収束を見据え、将来のための成長戦略を進めており、2021年5月にはCelulose Nipo-Brasileira社の親会社である日伯紙パルプ資源開発株式会社が非支配株主の保有する株式を自己株式として取得し、当社グループは同社の全議決権を保有しました。この取得に当たっての必要資金は、外部からの調達と手許現金により充当しました。この結果、当第3四半期末の純有利子負債(有利子負債-現金及び現金同等物等)は前連結会計年度末に対し555億円増加し、5,670億円となり、ネットD/Eレシオ(純有利子負債残高/純資産残高)は0.7倍となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は現金及び預金等が減少しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産、棚卸資産及び有形固定資産等の増加により前連結会計年度末に対して732億円増加し、20,546億円となりました。負債は有利子負債及び支払手形及び買掛金等の増加により前連結会計年度末に対して731億円増加し、11,890億円となりました。純資産は非支配株主持分等が減少しましたが、利益剰余金及び為替換算調整勘定等の増加により前連結会計年度末に対して1億円増加し、8,657億円となりました。
2022/02/10 14:07