績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、日本銀行が物価安定の目標としている物価上昇率の2%超えが約3年連続で続き、実質賃金についても改善傾向が続くなど、穏やかな回復傾向にありましたが、米国トランプ政権が公表した関税政策をきっかけに世界景気の先行きに対する懸念が広がるなど、今後の景気動向に予断を許さない状況が続いております。 当社グループが属する出版業界は新刊書籍価格の上昇や返品率の改善など、業界全体での取り組みが徐々に進んでおりますが、新刊点数・発行部数の減少は止まらず、当中間連結会計期間の書籍・雑誌の推定販売金額が前年同期比4.9%減少(出版科学研究所)するなど縮小傾向が続いております。 このような状況の中、当社グループは、読者ニーズを的確に捉えた企画立案、物価高に対応した価格設定やマーケティング、既刊本の販売強化と返品減少対策など、高コスト化する出版流通への対応などを主要なテーマに活動を行い、好評既刊書籍の売上を伸ばしました。また、執筆者によるセミナーを書籍出版にあわせて開催する取り組みを広げるほか、note記事を継続的に投稿するなど顧客基盤の強化を行いました。 その結果、当中間連結会計期間の連結売上高は1,697,793千円(前年同期比8.1%増)、営業利益137,796千円(前年同期比66.3%増)、経常利益146,156千円(前年同期比64.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益130,264千円(前年同期比153.5%増)となりました。 事業別の概況は次のとおりです。
(出版事業)
2025/05/13 10:14