厳しい出版業界の事業環境下で、当社グループの当連結会計年度におきましては、雑誌事業及び前期に拡大した読み放題サービスの反動による電子書籍の販売減少があったものの、既刊書籍及びカレンダー等の季節商品の販売の増加により、メディア事業は増収となりました。加えて、楽器マーケットプレイス「デジマート」(http://www. digimart.net/)やデジタルコミック等の販売プラットフォーム事業、企業・自治体等のSP(セールスプロモーション)の受託案件、IT分野のビジネス向けイベント・セミナー等、収益モデル拡大の取り組みを強化していた事業が大きく増収となりました。
これらの結果、売上高は前期(11,280百万円)に比べ5.5%(616百万円)増加し、11,897百万円となりました。営業損益は、人材強化に伴う人件費や地代家賃等の販売管理費の増加はあったものの、増収と収益性の改善により、前期(61百万円損失)に比べ137百万円増加し76百万円の営業利益となりました。経常損益は、持分法による投資利益や貸倒引当金戻入額の計上等により、前期(7百万円)に比べ164百万円増加し、171百万円の経常利益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、関係会社株式評価損及び役員特別退職金の計上があったものの、保有する投資有価証券の売却による投資有価証券売却益の計上により、前期(9百万円)に比べ427百万円増加し、437百万円となりました。
当連結会計年度におきましては、中期経営課題に掲げておりましたプラットフォーム事業の拡大や新たな成長基盤としての収益モデルの構築に引き続き取り組み、出版メディア事業を中心とした既存コンテンツ事業においての競争力・収益力の強化により安定的な収益基盤を確保した結果、人材強化による人件費等の増加を吸収し、厳しい出事業環境下においても増収・増益を達成しております。
2018/06/25 13:56