- #1 事業の内容
広栄化学㈱
(4) エッセンシャル&グリーンマテリアルズ
当セグメントにおいては、合成樹脂、合成繊維原料、各種工業薬品、メタアクリル、合成樹脂加工製品、普通アルミニウム・アルミナ、合成ゴム等の製造・販売を行っております。
2025/06/20 15:20- #2 事業等のリスク
アドバンストメディカルソリューションセグメントでは高度化低分子医薬原薬・中間体、医療用オリゴ核酸、並びに再生・細胞医薬に関する生産プロセスの開発や製造を受託するCDMO事業を行っています。顧客となる製薬企業のニーズに対応できず失注した場合、また顧客の経営環境の変化により新薬開発が延期ないし中止された場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)
エッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントの主要原料であるナフサは、中東地域の治安や世界の経済情勢に多大な影響を受け、時に急激な価格変動を起こすことがあります。ナフサの価格が急激に上昇した場合、製品価格への転嫁が遅れること等により、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
2025/06/20 15:20- #3 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
当社グループは、抜本的構造改革において、グローバルに存在感のある企業であり続けるための高成長戦略として、イノベーティブな技術で社会課題の解決に貢献していくことを目指し、2024年10月1日付で組織改正を実施、新たに4事業部門を設定いたしました。これに伴い、当連結会計年度の第3四半期連結会計期間より報告セグメントを見直し、従来の「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」、「医薬品」の5セグメントから、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」、「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」、「住友ファーマ」の5セグメントへと変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントに組み替えたものを開示しております。
2025/06/20 15:20- #4 従業員の状況(連結)
2025年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| アドバンストメディカルソリューション | 2,115 | (248) |
| エッセンシャル&グリーンマテリアルズ | 3,609 | (376) |
| 住友ファーマ | 3,828 | (185) |
(注) 1 従業員には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、連結会社外への出向者は含んでおりません。
2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。
2025/06/20 15:20- #5 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| 17,725 | 17,753 |
| 株式会社日本触媒 | 5,455,600 | 2,450,200 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門における顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。なお、株式分割により株式数が増加しております。 | 有 |
| 9,504 | 14,368 |
| 大倉工業株式会社 | 674,600 | 674,600 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門における顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 2,624 | 2,115 |
| 2,529 | 2,511 |
| 三協立山株式会社 | 1,565,278 | 2,235,278 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。 | 有 |
| 952 | 2,144 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| - | 1,859 |
| 住友電気工業株式会社 | - | 732,500 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 1,720 |
| 住友ゴム工業株式会社 | - | 491,400 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 923 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| 住友金属鉱山株式会社 | - | 157,500 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 722 |
| - | 573 |
| 有機合成薬品工業株式会社 | - | 671,300 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。 | 無 |
| - | 213 |
(注) 1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2 定量的な保有効果については相手先との機密情報に当たるとの判断から記載しませんが、各銘柄について十分な定量的効果があると判断しております。
2025/06/20 15:20- #6 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3) 研究開発費
連結損益計算書で認識した研究開発費は、前連結会計年度184,030百万円、当連結会計年度145,192百万円であります。
2025/06/20 15:20- #7 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは、取り扱う製品・サービス別に事業を区分し、生産・販売・研究を一体的に運営する事業部門制を採用しております。各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されております。
当社グループは、抜本的構造改革において、グローバルに存在感のある企業であり続けるための高成長戦略として、イノベーティブな技術で社会課題の解決に貢献していくことを目指し、2024年10月1日付で組織改正を実施、新たに4事業部門を設定いたしました。これに伴い、当連結会計年度の第3四半期連結会計期間より報告セグメントを見直し、従来の「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」、「医薬品」の5セグメントから、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」、「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」、「住友ファーマ」の5セグメントへと変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントに組み替えたものを開示しております。
2025/06/20 15:20- #8 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
住友化学株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社及び主要な事業所の住所はホームページ(URL https://www.sumitomo-chem.co.jp/)で開示しております。当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)の連結財務諸表は、3月31日を期末日とし、当社グループ並びに当社グループの関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。
当社グループの主な事業内容は、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」、「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」及び「住友ファーマ」の各製品の製造・販売であります。各事業の内容については注記「6.セグメント情報」に記載しております。
2025/06/20 15:20- #9 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 収益の分解
当社グループは、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」、「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」及び「住友ファーマ」の事業を主な事業としており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
2025/06/20 15:20- #10 注記事項-売却目的で保有する資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度における売却目的で保有する資産とそれに直接関連する負債のうち、主要なものは以下のとおりであります。
2024年3月、当社が保有する住化カラー株式会社の株式を、日本ピグメント株式会社に譲渡することとし、株式譲渡契約を締結いたしました。これにより、住化カラー株式会社が当社の子会社ではなくなる可能性が非常に高まったため、前連結会計年度末において同社に関連する資産及びそれに直接関連する負債を売却目的で保有する処分グループに分類しておりました。売却目的で保有する処分グループはエッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントに帰属しておりました。
なお、当該株式譲渡は2024年4月に完了いたしました。
2025/06/20 15:20- #11 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
減損損失を認識した主要な資金生成単位は、以下のとおりであります。
| 場所 | 用途 | 種類 | セグメント | 減損損失(百万円) |
| 米国 | 医薬品に係るのれん | のれん | 住友ファーマ | 35,858 |
| 日本(千葉県) | エッセンシャルケミカルズ製造設備及び工場共用資産 | 機械装置及び運搬具等 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等 | 25,381 |
| 日本(愛媛県) | メチオニン製造設備 | 機械装置及び運搬具等 | アグロ&ライフソリューション | 16,776 |
| シンガポール | メタアクリル製造設備 | 機械装置及び運搬具等 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ | 14,891 |
| 日本(愛媛県) | 正極材焼成実証設備 | 建設仮勘定等 | ICT&モビリティソリューション | 11,566 |
減損損失の内訳
・ 医薬品に係る特許権(マイフェンブリー) 133,457百万円
2025/06/20 15:20- #12 注記事項-販売費及び一般管理費、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | | 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
| 研究開発費 | 179,062 | | 141,734 |
| 従業員給付費用 | 204,004 | | 184,531 |
(注) 前連結会計年度において認識した開発化合物に係る仕掛研究開発の減損損失は10,577百万円、医薬品の特許権及びのれんの減損損失はそれぞれ133,457百万円、35,858百万円、そして正極材焼成実証設備の減損損失は11,566百万円であり、いずれも「その他」に含めて表示しております。当連結会計年度において認識した医薬品の特許権の減損損失は4,177百万円であり、「その他」に含めて表示しております。
2025/06/20 15:20- #13 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
ステップ5:履行義務の充足による収益の認識
当社グループは、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」、「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」及び「住友ファーマ」の事業を主な事業としており、製品の販売については、製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から、返品、値引き及び割戻し等を控除した収益に重大な戻入れが生じない可能性が高い範囲内の金額で算定しております。
化学産業設備の設計・工事監督等の一部の履行義務については、製品または役務に対する支配が一定期間にわたり移転することから、履行義務の進捗に応じて一定期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は、見積原価総額に対する実際原価の割合で算出しております(インプット法)。
2025/06/20 15:20- #14 減損損失に関する注記
前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
・エッセンシャル&グリーンマテリアルズ製造設備及び工場共用資産 21,629百万円
(建物及び構築物6,951百万円、機械装置及び運搬具14,678百万円)
2025/06/20 15:20- #15 研究開発活動
当連結会計年度においては、2022年度から2024年度までの中期経営計画に従い、引き続き、食糧、ICT、ヘルスケア、環境の4分野に研究資源を重点投入するとともに、異分野技術融合による新規事業の芽の発掘とその育成に取り組んでまいりました。
これに基づき、当連結会計年度に計上された研究開発費は、前連結会計年度に比べ388億円減少し、1,452億円となりました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
2025/06/20 15:20- #16 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)

基本方針01 新成長戦略による事業ポートフォリオ高度化
各事業領域の位置付けを明確化し、メリハリのあるリソース配分を行います。アグロ&ライフ、ICT&モビリティを当面の成長ドライバーとし、設備投資等の戦略投資を集中配分するとともに、両領域に戦略投資を上回る研究開発投資を行います。また、アドバンストメディカルは将来の3つ目の柱に育成し、
エッセンシャル&グリーンマテリアルズは環境負荷低減事業等による価値創造に大きく舵を切ってまいります。

基本方針02 構造改革の継続的な遂行による強靭化
2025/06/20 15:20- #17 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)

(コア営業損益/営業損益)
コア営業損益は、住友ファーマセグメントにおいて、基幹3製品の売上が拡大したことに加え、
研究開発費を含む販売費及び一般管理費が大幅に減少しました。
エッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントにおいては、製品市況の上昇に伴い交易条件が改善しました。アグロ&ライフソリューションセグメントにおいては、メチオニン(飼料添加物)の市況が上昇した他、農薬の出荷が増加しました。ICT&モビリティソリューションセグメントにおいては、出荷が増加しました。また、その他セグメントにおいて、事業の売却を行いました。
この結果、コア営業損益は、前連結会計年度の1,490億円の損失に比べ2,896億円改善し、1,405億円の利益となりました。
2025/06/20 15:20- #18 設備の新設、除却等の計画(連結)
当連結会計年度後1年間の設備投資計画(設備の新設、増強、整備等)は1,580億円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 2025年3月末計画金額 | 計画の内容 |
| アドバンストメディカルソリューション | 11,500 | アドバンストメディカルソリューション製造設備等の新設、増強、整備等 |
| エッセンシャル&グリーンマテリアルズ | 32,500 | エッセンシャル&グリーンマテリアルズ製造設備等の新設、増強、整備等 |
| 住友ファーマ | 9,000 | 医薬品製造設備の新設、増強、整備等 |
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当する予定であります。
2 計画金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
2025/06/20 15:20- #19 設備投資等の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)では、当連結会計年度は、製造設備の新設、増強、整備を中心に総額1,317億円の設備投資を行いました。
| セグメントの名称 | 設備投資金額 | 設備投資の内容 |
| アドバンストメディカルソリューション | 12,998 | 主に当社と子会社においてアドバンストメディカルソリューション製造設備等の新設、増強、整備を行いました。 |
| エッセンシャル&グリーンマテリアルズ | 26,300 | 主に当社と子会社においてエッセンシャル&グリーンマテリアルズ製造設備等の新設、増強、整備を行いました。 |
| 住友ファーマ | 11,453 | 主に子会社において医薬品製造設備の新設、増強等を行いました。 |
(注) 1 所要資金については、自己資金等を充当しました。
2 設備投資金額には、有形固定資産のほか、無形資産への投資を含めております。
2025/06/20 15:20- #20 重要な会計方針、財務諸表(連結)
ステップ5:履行義務の充足による収益の認識
当社は、「アグロ&ライフソリューション」、「ICT&モビリティソリューション」、「アドバンストメディカルソリューション」及び「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」の事業を主な事業としており、製品の販売については、製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。ただし、国内の取引については、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間であるため、出荷時点で収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から、返品、値引き及び割戻し等を控除した収益に重大な戻入れが生じない可能性が高い範囲内の金額で算定しております。
(2) 利息収益
2025/06/20 15:20