有価証券報告書-第111期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 13:34
【資料】
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【項目】
146項目

沿革

当社の前身である昭和人絹株式会社は1934年7月設立され、1939年5月呉羽紡績株式会社に吸収合併されましたが、その後、塩素利用を根幹とする化学工業薬品および化学肥料の製造部門を分離し呉羽化学工業株式会社が設立されました。設立以降の主な推移は次のとおりです。
1944年 6月呉羽化学工業株式会社(現・株式会社クレハ)設立
1949年 4月菊多運輸株式会社(現・クレハ運輸株式会社)設立(現・連結子会社)
5月東京証券取引所に株式上場
1953年 9月クレハロンおよび塩化ビニル樹脂の製造販売を目的として呉羽化成株式会社設立
1956年 3月呉羽興業株式会社(現・クレハ建設株式会社)設立(現・連結子会社)
1958年11月第8回デミング実施賞受賞
1960年 7月家庭用ラップ「クレラップ」販売開始
1962年 5月呉羽化成株式会社を合併
錦工場研究所(現・中央研究所)設置
10月ナフサ熱分解・混合ガス法による塩化ビニル樹脂の製造を目的として呉羽油化株式会社設立
1963年 4月栃木プラスチックス株式会社(現・クレハ合繊株式会社)設立(現・連結子会社)
1966年 7月「クレハBTA」(MBS系耐衝撃強化剤)製造開始
1969年 2月呉羽プラスチックス株式会社(現・樹脂加工事業所)設立
4月原油分解技術を企業化するため呉羽石油化学工業株式会社設立
12月炭素繊維製造開始
1970年 4月クレハ・コーポレーション・オブ・アメリカ(アメリカ)(現・クレハ・アメリカInc.)設立(現・連結子会社)
呉羽油化株式会社を合併
5月フッ化ビニリデン樹脂製造開始
1971年12月呉羽梱包株式会社(現・株式会社クレハ環境)設立(現・連結子会社)
1972年10月呉羽化工機株式会社(現・株式会社クレハエンジニアリング)設立(現・連結子会社)
1973年 5月呉羽油化株式会社を設立し、呉羽石油化学工業株式会社から資産一切を引き継ぐ
10月クレハロン・インダストリーB.V.(オランダ)(現・クレハロンB.V.)を合弁で設立(現・連結子会社)
1977年 5月「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)販売開始
1979年 4月呉羽油化株式会社より営業を継承
1983年 6月クレハ・ケミカルズGmbH(ドイツ)(現・クレハGmbH)設立(現・連結子会社)
1986年 7月茨城研究所(現・樹脂加工研究所)設置
1987年 4月「フォートロンKPS」(PPS樹脂)製造開始
1991年12月「クレメジン」(慢性腎不全用剤)販売開始
1992年 3月家庭用品の共通ブランドとして「キチントさん」を導入
5月「フォートロンKPS」の企業化を目的としてフォートロン・インダストリーズ(アメリカ)(現・フォートロン・インダストリーズLLC)を合弁で設立
1993年 7月「メトコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始
12月「イプコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始
2003年 1月塩化ビニル樹脂事業、MBS系耐衝撃強化剤事業の営業権を譲渡
3月塩化ビニリデンレジン・コンパウンドの製造販売を目的として南通匯羽豊新材料有限公司(中国)を合弁で設立
4月炭素繊維製断熱材の製造販売を目的として呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中国)を合弁で設立(現・連結子会社)
2005年10月商号を「株式会社クレハ」に変更、本店(本社)を中央区日本橋浜町に移転
2006年10月クレハ建設株式会社と錦興業株式会社を合併(商号・クレハ建設株式会社)
2008年 1月PGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造販売を目的としてクレハ・ピージーエーLLC(アメリカ)を設立(現・連結子会社)
業務用食品包装フィルムの製造販売を目的としてクレハ・ベトナムCo.,Ltd.(ベトナム)を設立(現・連結子会社)
2010年 7月クレハプラスチックス株式会社を吸収合併(現・樹脂加工事業所)
2011年 4月リチウムイオン電池用材料の販売および関連製造子会社の統括を目的として株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパンを設立
9月持ち株・金融の統括および子会社の管理・支援を目的として呉羽(中国)投資有限公司(中国)を設立(現・連結子会社)
2012年 1月フッ化ビニリデン樹脂の製造を目的として呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中国)を設立(現・連結子会社)
2016年 4月株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパンより、リチウムイオン電池用材料の製造・販売事業を継承
10月PGA(ポリグリコール酸)樹脂製のオイル・ガス掘削機器販売を目的としてクレハ・エナジー・ソリューションズLLC(アメリカ)を合弁で設立(現・連結子会社)
2018年 3月「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)の販売を終了
2022年 4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
2022年 7月南通匯羽豊新材料有限公司(中国)の全持分を譲渡