有価証券報告書-第103期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/30 15:21
【資料】
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【項目】
121項目

経営上の重要な契約等

(1) 平成27年12月31日における技術導入契約の状況は次のとおりであります。
契約会社名契約の相手方契約の内容許可年月日契約期間対価の支払
東亞合成㈱
(当社)
アメリカ
S.C.ジョンソンポリマー社 ※
SGO技術導入および共同技術開発平成10年5月20日調印日から10年および自動継続(1) 契約時一定額の一時金
(2) 純販売金額によるロイヤリティ

※ なお、現在の契約の相手方は、BASF社(ドイツ)となっております。
(2) アロン化成との吸収分割契約
当社は、平成27年10月26日開催の取締役会において、平成28年1月1日を効力発生日として、会社分割の方法により、当社の建材・土木事業のうち建築補修材(アロンコート®、アロンウオール®等)および土木補修材(アロンブルコート®)の販売事業を完全子会社であるアロン化成株式会社(以下「アロン化成」といいます)に承継させることを決議し、同日付で吸収分割契約を締結いたしました。
会社分割の概要は以下のとおりであります。
① 会社分割の目的
当社の建材・土木事業は、昭和48年建物の外壁防水を目的とするアクリルゴム系塗膜防水材「アロンコート®」の発売に始まり、化学メーカーとしての優れた技術力を背景に40年以上にわたる歴史を重ね、着実に成長してまいりました。
さらに、環境保護の観点からも建物や橋梁などの建築物を長寿命化することへの社会的要請は強く、建築補修材や土木補修材への需要は今後とも拡大すると見込まれています。
このような中、当社の建材・土木事業と市場や顧客基盤が近いアロン化成に本事業を移管し、同社の持つ営業・販売体制などの経営資源を有効活用することで、本事業の一層の拡大を図るものです。
② 会社分割の方法
当社を吸収分割会社とし、アロン化成を吸収分割承継会社とする吸収分割です。なお、本会社分割は、当社においては会社法784条第3項に定める簡易吸収分割の規定により株主総会の承認の手続きを経ずに行いました。
③ 会社分割の期日
平成28年1月1日
④ 分割に係る割当の内容
アロン化成の全株式を保有しており、本会社分割に際して株式その他の金銭等の交付は行っておりません。
⑤ 承継会社が承継する権利義務
アロン化成は、効力発生日において、吸収分割契約書に基づき、本事業を遂行する上で必要と判断される資産・その他の権利義務および契約上の地位(ただし、雇用契約を除く)を継承しました。
⑥ 承継会社の概要
商 号 アロン化成株式会社
住 所 東京都港区西新橋二丁目8番6号
代 表 者 代表取締役社長 杉浦 伸一
資 本 金 4,220百万円
事業内容 合成樹脂製品およびその関連製品ならびにこれらの原料の製造加工および販売等