このような環境のもと、当社グループは、本年度よりスタートさせた新中期経営計画「BRIGHT-2020」で、「新成長エンジンの創出」「海外収益基盤の確立」および「事業構造改革の完遂」を3つの基本方針として掲げ、利益重視の経営へのシフトをより一層進めた。基礎化学品では、原燃料価格の変動に対応した価格是正に早期に取り組むとともに、自社開発の改良型電解槽導入などのコストダウンを進めた。機能化学品では、「海外収益基盤の確立」に向けて合成ゴムおよび合成樹脂、アリルエーテル類などの主力製品のシェア拡大を図りつつ、新事業領域であるカラム・装置ビジネスの拡大、高薬理活性医薬品分野への参入、昨年度のアクリルゴムに続いて本年度よりノンフタレート型アリル樹脂「ラドパー」を上市するなど、「新成長エンジンの創出」を推進した。また、事業構造改革の一環として、R&D本部と生産技術本部との連携により、当社の強みである基盤技術とIoT・AIを活用した、さらなる生産性の向上を目指し新たな取り組みを開始した。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、818億5千万円と前年同期比9.9%の増加となった。また、利益面においても、営業利益は76億5千万円と前年同期比36.0%の増加、経常利益は82億5千5百万円と前年同期比34.4%の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は56億1千8百万円と前年同期比40.9%の増加となり、売上高、各利益とも過去最高を達成した。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
2019/02/12 13:56