4091 日本酸素 HD

4091
2024/09/30
時価
2兆2577億円
PER 予
21.49倍
2010年以降
赤字-40.65倍
(2010-2024年)
PBR
2.26倍
2010年以降
0.65-2.87倍
(2010-2024年)
配当 予
0.92%
ROE 予
10.51%
ROA 予
4.15%
資料
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研究開発費 - サーモス

【期間】
  • 通期

連結

2023年3月31日
3100万
2024年3月31日 +32.26%
4100万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
当社は、グループ理念とグループビジョンの実現に向けて、現在の持株会社体制に移行した後、初めてとなる中期経営計画として、「NS Vision 2026 - Enabling the Future」(期間:2022年4月から2026年3月までの4ヵ年)を2022年5月に、公表いたしました。
グローバル4極+サーモスという事業運営体制のもと、5つの重点戦略(Ⅰ. サステナビリティ経営の推進、Ⅱ. 脱炭素社会に向けた新事業の探求、Ⅲ. エレクトロニクス事業の拡大、Ⅳ. オペレーショナル・エクセレンスの追求、Ⅴ. 新しい価値創出へとつながるDX戦略)で、グループ総合力の強化とさらなる成長をめざし、人・社会・地球にとって、豊かで明るい未来の実現に貢献するとともに、企業価値の向上に取り組んでまいります。
②-2 コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化による企業価値向上への取組み
2024/06/20 9:03
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
[目標](環境貢献製商品(※)によるGHG削減貢献量)>(当社グループのGHG総排出量実績)
(※)SF6回収サービス、燃焼式排ガス処理装置、SCOPE-JETⓇ、エムジーシールド、レーザー加工用窒素ガス供給システム(PSA)、サーモスシャトルシェフ、水素ステーション、新冷媒、高炉/電炉の酸素富化燃焼、Ar溶接
集計範囲:日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの連結子会社。なお、GHG削減貢献量実績には大陽日酸㈱の一部の関連会社を含んでいます。
2024/06/20 9:03
#3 事業の内容
主要な関係会社主な事業内容
サーモス
サーモス家庭用品等の製造・販売
(注)以上の概略図は次のとおりです。
0101010_001.png
2024/06/20 9:03
#4 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在
アジア・オセアニア4,377(180)
サーモス1,320(855)
報告セグメント計19,442(2,345)
(注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
2024/06/20 9:03
#5 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、費用として認識した研究開発費は、それぞれ3,515百万円及び4,466百万円であります。
上記の無形資産のうち耐用年数を確定できない資産の帳簿価額は、前連結会計年度末1,219百万円、当連結会計年度末1,341百万円であります。このうち、主なものは企業結合時に取得した商標権であり、事業が継続する限り基本的に存続するため、耐用年数を確定できないものと判断しております。
2024/06/20 9:03
#6 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたって事業セグメントの集約は行っておりません。
当社グループは、鉄鋼、化学、エレクトロニクス産業向けなどに国内外でガス事業を行っており、主要製品に関しては、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの各地域において、それぞれ生産・販売体制を構築しております。また、ステンレス製魔法瓶など家庭用品の製造・販売などの事業も行っております。したがって、当社は、「日本」「米国」「欧州」「アジア・オセアニア」「サーモス」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの主要な製品は以下のとおりであります。
2024/06/20 9:03
#7 研究開発活動
技術開発において、独自のガステクノロジーを基盤とした、ガスアプリケーション、エレクトロニクス、ガス分離精製、医療・ライフサイエンス、ファインマテリアル、環境、先端技術分野に向けた新商品・新技術の開発に取り組むことで収益拡大に貢献しています。またオープンイノベーションによる海外を含めたベンチャー企業との事業提携を通じ、成長分野における先端技術の取込みと、コア技術を最大限に利用した商材開発を促進しています。
当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は4,466百万円であり、各セグメントの内訳は、日本で3,895百万円、米国で529百万円、サーモスで41百万円となっております。主な技術開発活動の概要は次のとおりです。
[日本]
2024/06/20 9:03
#8 社外取締役(及び社外監査役)(連結)
(注)1.業務執行者とは、法人、組合その他の団体の取締役、執行役、執行役員、業務を執行する社員、理事、その他これらに準じる者及び使用人をいう。
2.当社の重要子会社とは、大陽日酸株式会社、Matheson Tri-Gas, Inc.、Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.、サーモス株式会社をいう。
3.主要な仕入れ先とは、直近事業年度におけるその者の年間連結売上高の2%以上の支払いを当社又は当社重要子会社から受けた者をいう。
2024/06/20 9:03
#9 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
④ オペレーショナル・エクセレンスの追求:各事業会社では業務の生産性向上活動を強く推進し、利益の最大化を図ることに取り組んでおります。また当期においてはグループ内の連携を強化し、生産性向上活動の効果をさらに高めるべくオペレーショナル・エクセレンス推進プロジェクトを始動いたしました。各事業会社のベストプラクティスは、オペレーショナル・エクセレンス・デイというイベントで紹介し、各社の生産性向上の意識を高める事と併せて、プロジェクトの水平展開をより活性化するために個別のワーキンググループを設けてグループ一丸で活動を推進しております。
⑤ 新しい価値創出へとつながるDX戦略:各事業会社では、各生産性向上活動や、製品価格マネジメントを推進するためにデジタルデータを活用した事業モデルの高度化に取り組んでおります。B to Cビジネスであるサーモスでは顧客とのメンバーズサイトの拡充やお客様サポートにおけるAI活用など、顧客満足度、従業員満足度を向上する取組みにおいてもデジタル活用を推進しております。
4極の産業ガス事業では上記5つの重点戦略に共通して取り組む一方、地域固有の経営課題にも取り組んでおります。
2024/06/20 9:03
#10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
以上の結果、アジア・オセアニアセグメントの売上収益は、1,603億27百万円(前連結会計年度比 0.2%増加)、セグメント利益は、159億48百万円(同 3.1%増加)となりました。
[サーモス]
日本では、ケータイマグ及びスポーツボトルの販売が好調で、売上収益は増加しました。また、海外での販売は前期並みでした。セグメント利益は、物価上昇による原材料価格の上昇と円安による製造コストの増加で、減益となりました。
2024/06/20 9:03
#11 設備投資等の概要
当社グループ(当社及び連結子会社)は、主にガス生産設備等の新規設備の取得、既存設備の更新、合理化投資及び研究開発を目的として設備投資を行っております。
当連結会計年度の設備投資額は139,138百万円となりました。各セグメントの内訳は、日本で24,674百万円、米国で64,210百万円、欧州で37,738百万円、アジア・オセアニアで11,810百万円、サーモスで1,022百万円、全社(共通)で35百万円、セグメント間取引消去で△353百万円となっております。
※設備投資額には無形資産を含みます。
2024/06/20 9:03