4091 日本酸素 HD

4091
2024/04/26
時価
1兆9692億円
PER 予
20.29倍
2010年以降
赤字-40.65倍
(2010-2023年)
PBR
2.35倍
2010年以降
0.65-2.87倍
(2010-2023年)
配当 予
0.88%
ROE 予
11.56%
ROA 予
4.05%
資料
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セグメント利益(△損失) - サーモス

【期間】

連結

2022年9月30日
33億900万
2023年9月30日 -13.33%
28億6800万

有報情報

#1 注記事項-セグメント情報、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたって事業セグメントの集約は行っておりません。
当社グループは、鉄鋼、化学、エレクトロニクス産業向けなどに国内外でガス事業を行っており、主要製品に関しては、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの各地域において、それぞれ生産・販売体制を構築しております。また、ステンレス製魔法瓶など家庭用品の製造・販売などの事業も行っております。したがって、当社は、「日本」「米国」「欧州」「アジア・オセアニア」「サーモス」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの主要な製品は、以下のとおりであります。
2023/11/10 9:01
#2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
サーモス
日本では、スポーツボトル及びケータイマグの販売が好調で、売上収益は増加しました。また、海外での販売は軟調でした。セグメント利益は、物価上昇による原材料価格の上昇と円安による製造コストの増加で、大きく減益となりました。
以上の結果、サーモスセグメントの売上収益は、153億31百万円(前年同期比 1.1%増加)、セグメント利益は、28億68百万円(同 13.3%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は2兆4,259億94百万円で、前連結会計年度末比で2,670億44百万円の増加となっております。為替の影響については、前連結会計年度末に比べ期末日レートが米ドルで16円5銭の円安、ユーロで12円28銭の円安となるなど、約1,592億円多く表示されております。
[資産]
流動資産は、現金及び現金同等物や営業債権の増加等により、前連結会計年度末比で1,330億24百万円増加し、6,600億98百万円となっております。
非流動資産は、有形固定資産やのれんの増加等により、前連結会計年度末比で1,340億20百万円増加し、1兆7,658億96百万円となっております。
[負債]
流動負債は、その他の流動負債の増加や営業債務の減少等により、前連結会計年度末比で100億90百万円増加し、4,352億47百万円となっております。
非流動負債は、社債及び借入金や繰延税金負債の増加等により、前連結会計年度末比で1,270億56百万円増加し、1兆1,028億52百万円となっております。
[資本]
資本は、在外営業活動体の換算差額や親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による増加等により、前連結会計年度末比で1,298億97百万円増加し、8,878億94百万円となっております。
なお、親会社所有者帰属持分比率は35.2%で前連結会計年度末に比べ1.7ポイント高くなっております。
(3)キャッシュ・フローの分析
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
税引前四半期利益、営業債務の増減額、棚卸資産の増減額等により、営業活動によるキャッシュ・フローは879億76百万円の収入(前年同期比 22.0%増加)となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
有形固定資産の取得による支出等により、投資活動によるキャッシュ・フローは556億68百万円の支出(前年同期比 31.8%増加)となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
社債の発行による収入、長期借入れによる収入、コマーシャル・ペーパーの純増減額等により、財務活動によるキャッシュ・フローは447億45百万円の収入(前年同期は254億48百万円の支出)となりました。
これらの結果に、為替換算差額等を加えた当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の四半期末残高は、2,170億77百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、20億45百万円であります。また、当第2四半期連結累計期間における、当社グループの研究開発活動の状況の変更の内容は、次のとおりであります。
[日本]
カーボンニュートラルに向けた取組み
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」の「大規模外部加熱式アンモニア分解水素製造技術の研究開発」へ採択され、大陽日酸株式会社は、担当する水素精製装置の開発を進めています。
新規事業分野
重水素化アンモニアの製造プロセスを確立し、国内で初めて量産体制を構築しました。また、使用済み重水を再濃縮する装置を開発し、国内企業として初めて商業化しました。重水リサイクル体制の構築により、効率的でサステナブルな重水の利用を可能にすると共に、重水素化アンモニアをはじめとする重水素標識化合物のグローバルからの需要に対し、安定供給に貢献します。2023/11/10 9:01