当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、国内需要の低迷に加え、中国、新興国などの海外経済の減速を背景とした輸出の弱含みにより、鉱工業生産の低下、在庫の積上がりが続いています。この結果、実質成長率は平成27年4月~6月期に続いて7月~9月期もマイナス成長或いはゼロ成長の見通しが強くなっております。また、当社の薬品事業の売上、利益と関係の深い主要原材料である非鉄金属相場も中国経済後退に伴う実需の減、投機マネーの引き揚げ等から下落傾向が続いています。
このような状況のもと、当社グループは、薬品・建材事業ともに新製品や新規用途開発品を中心とした販売・生産数量の確保・拡大、新規ユーザーの開拓に取組むとともに、海外においてはネクサス・エレケミック社の早期立て直し、サイアム・エヌケーエス社における新製品の安定生産・販路拡大・更なる追加品目としての新製品の立上げに努めました。また、福島第一工場における二次電池用正極材受託加工の本格稼働への迅速な対応を目指すとともに、価格競争力を増すための全社挙げての低コスト体質強化に努めてまいりました。しかしながら、国内需要低迷に加え、ネクサス・エレケミック社をはじめとして当社を取り巻く事業環境は予想以上に厳しく、結果として、当第2四半期連結累計期間の当社グループ全体の売上高は、前年同四半期比で553百万円 5.8%減の9,066百万円、営業利益が前年同四半期比300百万円 33.8%減の588百万円、経常利益が前年同四半期比301百万円 30.9%減の673百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が、東京電力からの逸失利益および除染費用の補償金181百万円を特別利益に計上したものの前年同四半期比156百万円 25.1%減の464百万円と大幅な低下となりました。この為、業績発表に先立ち平成27年10月19日に東京証券取引所にて業績の下方修正の適時開示を行いました。また、ネクサス・エレケミック社がパソコン関連需要の落ち込みや複数購買化等の影響の長期化に加え、主要取引先のハードディスク関連事業からの撤退により同社の業績が低迷した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損の兆候が再度認められたとし、当第2四半期連結累計期間末において67百万円の減損損失を特別損失として計上し、さらに同社の繰延税金資産の内、15百万円を取り崩し、法人税等調整額に計上しました。
セグメントの業績は、次のとおりとなります。
2015/11/13 10:28