当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、円安、原油安の恩恵を受けた一部輸出型産業においては比較的好調に推移しましたが、その他多くの産業では、中国、新興国などの海外経済の減速に加え、原油をはじめとする資源安の影響を受け苦戦を強いられています。当社の薬品事業の売上、利益に大きく影響する主要原材料である非鉄金属相場も下落が続いており、また中国経済後退に伴う影響が直接・間接的に顕在化しております。
このような状況のもと、当社グループは、薬品・建材事業ともに新製品や新規用途開発品を中心とした販売・生産数量の確保・拡大、新規ユーザーの開拓、価格競争力を増すための低コスト体質強化に取組むとともに、海外(タイ)子会社においては主力ユーザーの事業撤退に直面したネクサス・エレケミック社の早期立て直し、サイアム・エヌケーエス社における新製品の安定生産・販路拡大・更なる追加品目としての新製品の立上げ、実績化に努め、国内においては福島第一工場における二次電池用正極材受託加工の本格稼働、増産への迅速な対応に尽力してまいりました。しかしながら、国内需要低迷に加え、ネクサス・エレケミック社をはじめとして当社グループを取り巻く事業環境は依然として厳しく、結果として、当第3四半期連結累計期間の当社グループ全体の売上高は、前年同四半期比で689百万円 4.7%減の13,914百万円、営業利益が前年同四半期比243百万円 17.2%減の1,172百万円、経常利益が前年同四半期比274百万円 17.3%減の1,310百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も、東京電力からの逸失利益と除染費用の補償金181百万円、投資有価証券売却益67百万円を特別利益に計上したものの、ネクサス・エレケミック社の第2四半期における減損損失61百万円およびリストラにともなう特別退職金18百万円を特別損失に計上したこともあり、前年同四半期比64百万円 6.5%減の940百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりとなります。
2016/02/12 9:03