- #1 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
- 告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、従来「デジタル&インダストリー」に区分していた国内のエンジニアリング事業及びインド産業ガス事業などを「その他の事業」に、「エネルギーソリューション」に区分していた炭酸ガス・水素事業を「デジタル&インダストリー」に移しました。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメント区分に基づき作成したものを開示しております。2024/06/26 16:03 - #2 従業員の状況(連結)
2024年3月31日現在
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
デジタル&インダストリー | 5,037 | (545) | |
エネルギーソリューション | 1,084 | (92) | |
(注) 従業員数は就業人員数であり、従業員数欄の(外書)は、当連結会計年度の平均臨時雇用者数であります。
(2) 提出会社の状況
2024/06/26 16:03- #3 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
ダイキン工業㈱ | 344,100 | 344,100 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
7,088 | 8,139 |
日東紡績㈱ | 997,200 | 997,200 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
5,953 | 2,009 |
㈱中山製鋼所 | 4,729,861 | 4,729,861 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
4,493 | 4,602 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
㈱名村造船所 | 1,658,200 | 1,658,200 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
3,303 | 577 |
長野計器㈱ | 1,402,000 | 1,402,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
3,240 | 1,847 |
共英製鋼㈱ | 1,291,500 | 1,291,500 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
3,115 | 2,076 |
1,019 | 945 |
岩谷産業㈱ | 100,000 | 100,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
854 | 579 |
日本電気硝子㈱ | 216,054 | 214,642 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。持株会を通じて株式数が増加しております。 | 有 |
836 | 547 |
㈱ダイヘン | 75,891 | 75,891 | デジタル&インダストリーグループにおける調達先であり、安定的な調達のため。 | 有 |
705 | 336 |
593 | 330 |
㈱日本触媒 | 97,000 | 97,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
568 | 512 |
553 | 641 |
高圧ガス工業㈱ | 616,000 | 616,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
549 | 433 |
三井化学㈱ | 104,600 | 104,600 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
453 | 356 |
㈱日本製鋼所 | 120,000 | 120,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
405 | 297 |
日本製鉄㈱ | 104,489 | 104,489 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
383 | 326 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
265 | 157 |
デンヨー㈱ | 114,103 | 114,103 | デジタル&インダストリーグループにおける調達先であり、安定的な調達のため。 | 有 |
265 | 194 |
222 | 206 |
㈱淀川製鋼所 | 45,004 | 45,004 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
205 | 122 |
関東電化工業㈱ | 200,000 | 200,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
201 | 206 |
141 | 183 |
大同特殊鋼㈱ | 56,100 | 11,220 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。同社の株式分割により株式数が増加しております。 | 無 |
101 | 58 |
98 | 93 |
小池酸素工業㈱ | 13,300 | 13,300 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
87 | 30 |
64 | 40 |
日本カーボン㈱ | 10,000 | 10,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
53 | 41 |
大阪瓦斯㈱ | 6,615 | 6,615 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、相互に事業の発展拡大を図るため。 | 有 |
22 | 14 |
神鋼商事㈱ | 2,100 | 2,100 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
15 | 12 |
㈱ナ・デックス | 12,000 | 12,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 有 |
13 | 12 |
王子ホールディングス㈱ | 20,000 | 20,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
12 | 10 |
大阪製鐵㈱ | 1,000 | 1,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
2 | 1 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
0 | * |
信越化学工業㈱ | - | 31,500 | デジタル&インダストリーグループにおける調達先であり、安定的な調達のため。 | 無 |
- | 673 |
- | 93 |
AGC㈱ | - | 6,800 | デジタル&インダストリーグループにおける調達先であり、安定的な調達のため。 | 無 |
- | 33 |
日立造船㈱ | - | 35,097 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 30 |
三晃金属工業㈱ | - | 5,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 19 |
DIC㈱ | - | 5,565 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 13 |
旭化成㈱ | - | 10,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 9 |
- | 5 |
三菱重工業㈱ | - | 1,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 4 |
シャープ㈱ | - | 4,500 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 4 |
㈱大真空 | - | 4,400 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 3 |
㈱三社電機製作所 | - | 2,000 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。 | 無 |
- | 1 |
みなし保有株式
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
共英製鋼㈱ | 1,308,900 | 1,308,900 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。退職給付信託に拠出しており、この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。 | 無 |
3,157 | 2,104 |
三井化学㈱ | 95,400 | 95,400 | デジタル&インダストリーグループの取引先であり、同社との良好な取引関係の維持強化を図るため。退職給付信託に拠出しており、この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。 | 有 |
413 | 325 |
(注)1 貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下の銘柄も含め、特定投資株式とみなし保有株式を合せて上位60銘柄について記載しております。
2024/06/26 16:03- #4 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループは、製品・サービス別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、報告セグメントを「デジタル&インダストリー」「エネルギーソリューション」「ヘルス&セーフティー」「アグリ&フーズ」「その他の事業」の5区分としております。
「デジタル&インダストリー」は、主に酸素・窒素・アルゴン・炭酸ガス・水素等の産業ガスの製造・販売並びに、電子材料、機能材料等の製造・販売事業を展開しております。
2024/06/26 16:03- #5 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)の連結財務諸表は、3月31日を期末日とし、当社グループ並びに当社グループの関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されております。
当社グループは、デジタル&インダストリー、エネルギーソリューション、ヘルス&セーフティー、アグリ&フーズ並びにその他の製品・サービスの製造・販売を行っております。各事業の内容については、注記「4.事業セグメント」に記載しております。
2024/06/26 16:03- #6 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 収益の分解
当社グループは、製品・サービス別の事業セグメントから構成されており、「デジタル&インダストリー」「エネルギーソリューション」「ヘルス&セーフティー」「アグリ&フーズ」「その他の事業」の5つの報告セグメントより生じた顧客との契約から生じる収益を売上収益として計上しております。
当社グループの売上収益は、「物品の販売」、「機器工事」、「役務の提供」の3つの種類に分解し認識しております。これらの分解された収益と当社グループの報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。
2024/06/26 16:03- #7 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する
当社グループは、「デジタル&インダストリー」「エネルギーソリューション」「ヘルス&セーフティー」
「アグリ&フーズ」の事業、及び「その他の事業」を営んでおります。
2024/06/26 16:03- #8 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1991年4月 | 大同酸素㈱[1993年4月 当社と合併]入社 |
2021年4月 | 当社常務執行役員エア・ウォーター東日本㈱代表取締役社長 |
2023年6月 | 当社取締役 常務執行役員デジタル&インダストリーグループ担当兼インダストリアルガスユニット長 |
2024年4月 | 同取締役 常務執行役員地球環境部門管掌デジタル&インダストリーグループ担当兼インダストリアルガスユニット長 |
2024年6月 | 同取締役 専務執行役員地球環境部門管掌デジタル&インダストリーグループ担当兼インダストリアルガスユニット長(現) |
2024/06/26 16:03- #9 研究開発活動
事業グループごとの研究開発活動につきましては、次のとおりであります。
(デジタル&インダストリー)
デジタル化の急速な進展に伴い、データセンターの処理能力やデータ通信速度の更なる高速化に対応できる材料のニーズが高まっております。また、脱炭素社会の実現に向け、電気自動車の航続距離の伸長や急速充電に対応できる材料が求められております。これに対応するため、半導体や二次電池などのエレクトロニクス分野における幅広い領域を中心として、エア・ウォーターグループ内及び外の技術シナジー発現による差別化商品創出に注力しつつ、新たな材料開発を推進しております。
2024/06/26 16:03- #10 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
なお、対処すべき課題を踏まえた各セグメントの取り組みは、次のとおりであります。
(デジタル&インダストリー)
エレクトロニクス分野は、国内への半導体工場の誘致や既存工場の生産増強が進められる中、こうした顧客に向けたガス供給プラントの投資を加速するとともに、半導体市況の回復に伴い増加する半導体関連部品や機能材料の需要を取り込みます。また、ガス精製装置や化学品の供給システムをはじめとして、半導体製造に欠かすことのできない製品・サービスを提供できることを強みに、デジタル産業の最先端ニーズから周辺分野まで幅広い需要に対応します。
2024/06/26 16:03- #11 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。当連結会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。詳細は「4.事業セグメント」の「(2)報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
<デジタル&インダストリー>当セグメントの売上収益は3,394億1千万円(前期比100.4%)、営業利益は335億6千3百万円(同128.5%)となりました。
事業全体では、機能材料事業が半導体市況の低迷等による影響を受けましたが、産業ガスを中心とした価格改定に加え、業務効率化や生産性向上に取り組んだことで、収益力が大きく向上しました。
2024/06/26 16:03- #12 設備投資等の概要
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度における設備投資の総額(無形資産を含む)は、73,303百万円であり、その主なものは、デジタル&インダストリーにおける高圧ガス製造設備の建設や、その他事業における北海道札幌市に建設中のオープンイノベーション推進施設、福岡県苅田町に建設したバイオマス発電所、インドに建設中のオンサイトガス供給設備などであります。
セグメントごとの設備投資額(無形資産を含む)は、デジタル&インダストリーで34,817百万円、エネルギーソリューションで3,545百万円、ヘルス&セーフティーで7,315百万円、アグリ&フーズで4,535百万円、その他の事業で20,740百万円、全社資産で2,348百万円となりました。
2024/06/26 16:03- #13 重要な会計方針、財務諸表(連結)
6 収益及び費用の計上基準
当社は、主に「デジタル&インダストリー」、「エネルギーソリューション」、「ヘルス&セーフティー」、「その他の事業」を営んでおります。「デジタル&インダストリー」は、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスの製造・販売のほか高圧ガス関連設備工事及びガス発生装置の製作・据付をしております。「エネルギーソリューション」は、LPガス・灯油等の石油製品等の販売をしております。「ヘルス&セーフティー」は、酸素・窒素等の医療用ガスの製造・販売のほか各種医療機器、病院設備工事等の事業を展開しております。「その他の事業」は、上記以外の事業を行っております。
(1)物品の販売
2024/06/26 16:03