このような状況の中、当社グループの業績といたしましては、産業ガス関連事業は、国内製造業の幅広い業種で底堅いガス需要が継続したことに加え、高炉向けのオンサイトガス供給において顧客工場の操業度が回復したこと、また、高効率小型液化酸素・窒素製造プラント「VSU」の展開を基軸とした拠点戦略によって地域のガス需要を着実に取り込み、総じて順調に推移しました。また、機能化学品分野を中心とした事業構造への転換を進めているケミカル関連事業は、原油高を背景とした製品市況の回復とともに、主要製品の収益改善策が奏功し、好調に推移しました。さらに、その他の事業セグメントを構成するエアゾール事業およびOリング事業も拡大する需要動向を的確に捉えた営業活動と生産管理によってそれぞれ堅調に推移し、当社グループの業績拡大に寄与しました。
また、北海道胆振東部地震や台風の影響による販売機会の喪失や、人件費をはじめとしたコスト増加の影響を受けたことで、農業・食品関連事業およびエネルギー関連事業は、利益面では前年同期を下回る結果となりましたが、医療関連事業および物流関連事業は、売上高の拡大とともに、事業運営の効率化と価格是正に取り組んだことでその影響を補いました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,755億7百万円(前年同期比104.7%)、営業利益は180億6千6百万円(同102.3%)、経常利益は200億2百万円(同106.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は117億3千2百万円(同107.5%)となりました。
2018/11/09 15:34