有価証券報告書-第156期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/23 10:50
【資料】
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【項目】
88項目

有報資料

(1) 業績
当事業年度のわが国経済は、前半、景気が足踏み状態で推移しましたが、後半には、中国、アジアの景気回復により輸出高が増加し、加えて民間設備投資も増加するなど、企業部門に好影響を与えました。一方民間消費の回復は依然鈍く、緩やかな景気回復にとどまりました。
このような情勢のもとで、当社は一層のコスト削減に取り組むとともに、新製品・新技術開発、売価是正、拡販に注力し、全社を挙げて収益確保に努めてまいりました。
当期の売上高は前期比5.5%減収の172億78百万円となりましたが、利益面におきましては、原燃料価格が低位に推移したことにより、営業利益は14億2百万円(前期比15.8%増益)、経常利益は13億90百万円(前期比25.9%増益)となりました。当期純利益につきましては、大阪工場に係る譲渡関連損益、事業譲渡関連損失ならびに千葉地区不要設備撤去費用等を計上した結果、11億35百万円(前期比160.9%増益)と大幅な増益となりました。
セグメントの状況は、次のとおりであります。
(ファイン製品部門)
医農薬関連化学品は、アジア向け医薬中間体の販売は伸長しましたが、北米向け農薬中間体の出荷が大幅に減少しました。機能性化学品は、イオン液体の販売が減少し減収となりました。その他ファイン製品は、関連業界の需要増加により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は120億46百万円(前期比5.5%減)、営業利益は10億96百万円(前期比9.5%減)となりました。
(化成品部門)
多価アルコール類は、販売数量の増加はあったものの、原料価格の下落による販売価格の下落があり、減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は52億32百万円(前期比5.3%減)、営業利益は3億5百万円(前期は2百万円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益、減価償却費、売上債権の増加及び仕入債務の減少により13億37百万円の収入(前期は25億35百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産売却収入があったものの多額の有形固定資産の取得などにより17億77百万円の支出(前期は19億58百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の借入により4億91百万円の収入(前期は5億86百万円の支出)となりました。
この結果、現金及び現金同等物残高は前事業年度末に比べ55百万円増加し、8億7百万円となりました。

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